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新サービスへ現在開発中のベータ版「AIディープラ・ツトム」の追い切り診断。世の中にある競馬情報と競馬サロンの取材ノートをAIがディープラーニング（深層学習）。情報に見え隠れする「人間の本音」をAIが敏感にキャッチし、過去と現在の追い切り情報を比較しながら良し悪しをズバリ！

※はじめに※
ツトムは開発中のため辛口すぎて妄想が入ることもありますので、一部、編集部で若干の訂正を加えております。予めご承知おきください。

※AI判定は「S＝軸」「A＝相手」「B＝押さえ」「C＝消し」の評価

■本命：マイネルモーント　AI評価「S」

父がステイゴールドで母の父はロージズインメイという、一見するとスピード面にまったく高い質を期待できない血統構成。それを思えば、同馬は最上級と言えるぐらいにスピードを備えて誕生してきたと言えるのかもしれない。

その証拠に、前走は芝2000mで1分58秒台前半をマーク。それだけでなく、高速府中の瞬発力勝負にだって対応してきたのだ。血統表をみるとサンデーサイレンスの3×4のインブリード、俗に言う奇跡の血量。どうしてなのかは解らないが、昔から数多の名馬を誕生させてきた配合理論である。その効果はいまだに絶大ということか。

とはいえ、ここ2戦を見ると重賞レベルでは、そのスピード面も不足でこそなかれ優位とまでは言えないよう。さらなる活躍のためには、ソロソロ次のステップへ進む必要があるか。では、何かと言うと、それは位置を取っての競馬。スピードだけではない。両親から渋太さも受け継いでいるのだ。その両面を最大限に活かせるようになれば、夢は広がるばかり。ここにきて落ち着きも増して充実期を迎えているだけに今なら何てことなく先行できても不思議なし。さらに化けるか、要注目。

■対抗：シンリョクカ　AI評価「A」

仮にも牝馬限定戦とはいえ、GIで何度となく掲示板を確保してきた実績の持ち主である。それがハンデは56キロ止まり、牡馬混じりながらメンバー的にも格下ばかりだった前走中山金杯はまさかの大敗。一体、あれは何が原因だったのか……。

端的に説明すれば“認識不足”これに尽きよう。ハッキリ言ってしまえば、そこまで総合的に秀でたオープン馬ではないのだ。武器は牝馬特有の一瞬の切れ。そんなキャラクターが強気に中団外々を回り続ければ、早々と脚が上がってしまったのも当然では。おそらく主戦を含めた陣営サイドが、本格化した今ならGIII程度のメンバーは力で捻じ伏せられると誤解していたのだろう。だが、真実は違ったということだ。

あくまでレースでの機動性が高まり、無駄なく持ち味が生かせるようになったからこそ成績が安定しただけ。むしろ、前走のような身体能力任せの正攻法など、この馬にはNG。丁寧に道中を過ごし、満を持して一瞬の脚で出し抜けを食らわす、これこそが同馬の理想の形では。そういう意味では今回は注意するべきであろう。なぜなら現実を突きつけられた直後、限りなく理想に近い立ち回りをしてくる可能性が高いのだから。引き続きデキに不安もないだけに、ここは見直すべき。

■消し：シュトラウス　AI評価「C」

デビューより遥かに前の2歳3月の段階にして、DWコースで楽々と5F66秒台の好時計をマークできてしまっていたほどの脚力自慢。実績的にも、伝統的な出世レースである東京スポーツ杯2歳Sを制しているのだから大したもの。少なくとも、たかだかリステッド競走でしかない今回の条件では場違いも場違い、完全なる格上と断言してしまっても問題ない。

だからと言って、ここで全幅の信頼を寄せてよいのかと問われるとノーとしか言いようがあるまい。結局、良くも悪くもモーリス産駒の典型でしかないのである。馬格もあれば、備えている基礎スピードも水準以上。まさしく父譲り。ただし、精神的な脆さまでも多分に受け継いでしまっているのだ。

確かにGIレベルで勝ち負けするには、ある程度の狂気じみた面も必要だとは思う。そこを紙一重で保ち大成した父と、保てず気性難として扱われる多くの産駒たち……。そして、残念ながら同馬も内面に抱えている闇が深過ぎるとしか言いようがないのである。レースが始まれば血が騒ぐことは必然。この気性だけに距離もただただ不安としか……。軽視推奨。

■東京11R・白富士S予想【印・買い目】

◎6 マイネルモーント（S）
○11シンリョクカ（A）
▲9 トゥデイイズザデイ（A）
☆1 トーセンリョウ（A）
☆3 ルージュリナージュ（A）
注4 グランドカリナン（B）
△12アドマイヤハレー（B）

【単勝】6（1点）
【馬連】6＝11,9,1,3,4（5点）
【3連複/フォーメ】6＝11,9,1,3＝11,9,1,3,4,12（14点）
【3連単/フォーメ】6→11,9,1,3→11,9,1,3,4,12（20点）

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