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「中山11R　京成杯」

◎８番ゲルチュタール
まだ力をつけきっていない現状で動きたいところで瞬時に反応しきれなかった前走の葉牡丹賞では、ペースの上がった三角過ぎから押っつけ通しも最後まで脚色は衰えなかった。開幕週とはいえ、１分５８秒８の時計で、最速の上がりを計時したが、勝ち馬のしぶとさに屈したものの悲観する内容ではなかった。

使われつつ心身ともに確実に上向いていて、一週前の併せ馬では相手のペースに合わせながらもしぶとさを見せて、稽古での走りがスムーズになってきた。

同じ舞台を経験している強味がアリ、ある程度の流れの変化には対応できうる態勢は整った今回は力強い走りを見せてくれるだろう。 


〇１番タイセイリコルド
３戦目で勝ち星をあげた馬だが、新馬戦三着の時の勝ち馬サトノシャイニングは東京スポーツ杯２歳Ｓの二着馬。それぞれ違う競馬場でコンスタントに走れる精神力の強さは目を見張るものがある。

好枠を引き当てた今回もスンナリ自分のリズムで先行できそうなので、稽古の良さが目立っているように仕上がり状態が上々となれば勝ち負けできる。
 

▲９番キングノジョー
ジャスティンパレスの弟で競りで高値で取引された素質馬。デビュー戦の走りから資質の高さを窺い知ることできるが、稽古で相手のペースに合わせての走りが上手にできていない現状から冬休み明けのルメール騎手をもってしても、強引な競馬をして自力でねじ伏せられる相手ではなく中心視はできない。
 

△６番・１４番・１１番・５番


[３連単フォーメーション]
一着８番・１番
二着８番・１番・９番・６番・１４番
三着８番・１番・９番・６番・１４番・１１番・５番



「中京11R　日経新春杯」
 
◎１３番ヴェローチェエラ
三歳時はトモが緩く力をつけきっていない状態で、無理せずレース間隔をタップリと開けて使い、レースでの学習と馬体の成長を促す厩舎サイドの思惑通りに確実に力をつけて胸を張ってここに臨んできた。

本格化はもう少し先だろうが、川田騎手が他のお手馬を蹴って騎乗してきたことでも、この馬に寄せる期待の大きさが分かる。

一週前の追い切りは長目から追ってキッチリと負荷をかけて、直前は併せ馬で終い重点にやり軽快な走りを見せているように、体調面は文句ナシ。

道中の位置取りは特に注文がつく馬ではなく、どんな位置でもリラックスして走れて、追われてからイイ脚を長く使えるので手強い相手は揃ったが、ここで無様な走りはできない。
 

〇７番ホールネス
キャリア七戦の馬で全て馬券圏内の走りをしている馬。全勝ち鞍四つを左回りであげていて同じ舞台での勝ち星もあり、牡馬の一線級相手でも成長度と仕上がりの良さからヒケはとらない。


▲１０番キングズパレス
反抗心の強い馬で追われてから内にモタレたり、気難しさを出して勝ちきれないでいるが、右回りでも左回りでもどこの競馬場でも大崩れはしない。

自分のイメージとしては、前半無理させず馬のリズムに合わせて走らせて、終い勝負の競馬がこの馬には合っていそう。そんな癖馬に連続騎乗の鞍上が、意気に感じパワー全開させてくれることに期待を寄せる。


△２番・８番・９番・１１番
 

[３連単軸一頭マルチ]
軸　１３番
相手７番・１０番・２番・８番・９番・１１番