競馬サロン
2024/12/28 00:05
ホープフルSの予想
毎年思うけど1年って早いよな。
よくぞ生きながらえているとは毎年思うわけで、楽しかろうと、苦しかろうと、どっちにしても一日一日が過ぎていくなら、俺はアホ全開で楽しく生きていこうと思うよ。
もちろん楽しさの尺度や、基準は人それぞれだと思うから、人と比べる必要はないし、「まずは自分が楽しむこと!」。
そしてその楽しんでいる姿が人に伝播して、それに触れた人がまた楽しくなってくれるのが一番だ!と思って生きてきている俺だが、もしかしたら今年初めて、
「こんな思いに駆られている」
かもしれない今なのよ。苦笑
俺はさ、基本的にコラム書き終わるまで、人の予想や人の本命を気にしたことはほぼ無いし、そもそもがあまり興味が無いんだけど、今回ばかりは、
「俺の本命候補が本命候補だっただけに、皆どういう評価下してるんだろう?」
と流石に気になって、色々見てみたところ、、、
ほぼ語られていない…
そして、ほぼノーマーク…
って感じなんだよな。。。
直前になればもう少し人気になるのかと思ってたんだけど、「全く人気になっていない」というね。
いやぁ、マジで、多少は穴馬から入ろうかなとは思ってたホープフルなんだけどさ、ここまで人気が無いと、流石の俺も不安になるよ…
なーんてね!
んなことある訳ねーだろ!
俺は俺だ!
競馬なんて人気馬から入ろうが負ける時は負けるわけで、「買いたいと思った馬から買わんで後悔するのだけは嫌」なので、しっかり狙うぜ!
ということで競馬の時間だ!
と言ったものの、皆を巻き込んじまう可能性を考えると、「心の奥から、7号、そこは行っちゃいかんぞ、自重せい!」という声が聞こえては来るのよ。
そして、この馬に◎を打って、大惨敗した時の事ばかりが頭によぎっているのも事実なのよ。
ぐぬぬぬぬぬぬぬ、それが「予想を晒すということ」だとわかっちゃいる。
「はぁ?そんな馬来ないよ…」と言われるのも見えているし、負けたら負けたで「だから言ったじゃん」という結果論を投げかけられるのも見えている。
だからと言って本命を変えるのか?
変えるわけない。
ただ、ここまで2歳GI連勝中だから、変に期待値上がってねーかなという点がね。
なにせ、今回の本命は、阪神JFの「アルマヴェローチェ」や、朝日杯FSの「アドマイヤズーム」ほどには、根拠がきっちりある訳じゃない。
しかしね、なぜか惹かれるんよ。
なぜこんなに惹かれるんだろうか?
むしろ、俺が理由を知りたいよ!
という本命だ。
そして、なぜか今この馬に◎を打ちたくて打ちたくて仕方ない俺が居るのよ。
なので、全くのハシボーかもしれない。
見どころもなく終わっちまうかもしれない。
それくらい、粗削り、大味、不器用で、それこそ中山の2000mなんて向いてんのか?と言われちまうかもしれない馬。
馬券圏内に入る可能性なんて、もしかしたら「5%くらいしかない」のかもしれない。
でも、なんだろか、買いたくなる要素を持っている馬なんだよね。
つまり、いい加減に選んだわけではないんだけど、どうしても言葉にできない部分があるという感じの馬。
更には、データ等も完全に無視してるしね。
ということで、ハシボーだった時の言い訳をたっぷりと先に書かせてもらったから、発表しよう。
2024年ホープフルSの本命はこの馬。
◎13ジュンアサヒソラ!
もうね、聞こえるよ、
「前走未勝利戦の馬なんて来ねーぞ!」と。
更には、
「確かに未勝利戦の時計は悪くはないけど、その日は時計もソコソコ速かった日で、東スポ杯で1分46秒台、次の日の日曜日なんて2歳未勝利でロートホルンが未勝利戦で[1分45秒9]で逃げ勝ったような高速馬場だった週だぞ!」とね。
分かってるって。。。
だから「東京2000mの走破時計が2歳戦で1分59秒台に入るケースが如何に少ないかという点が、この馬の推しポイントの1番手ではない」ということは、しっかりと言いたいんだけど、しかしこの部分も「加点要素」には入っているから、否定も出来ない。
更に更に、俺が思っている「加点ポイント」が、レースに行ってそのまま発揮されるかどうかは、何とも言えないわけで、説明も難しい。
がしかし、この人気ならやっぱり買いたいということ。
なので、いつもの2歳戦の診断とかとはまたちょっと「違う俺」が出ていることは事実。
その上で、この馬に思ったこと。
1週前の追い切りが圧巻過ぎて、ちと「目を奪われちまった」ということが事の始まり。
そもそも、この馬の新馬の追い切りを見た時から好きなタイプの馬であったことは事実。
しかし、ゆるゆるだし、負荷はあまりかかってないし、なぜ夏場にデビューさせるのかもイマイチピンと来てなかった。
そして、新馬のパドック見ても、明らかに仕上がってないし、ゆるゆる。
そして、新潟の2000mで1000通過「1分7秒」なのに、上り最速が34.9で、この馬自身35.1でしか走れていないおかしな時計のレースの3着。
もうこれだけで、「なんだこの変なレース?」と思うし、そんなところで3着に負けてる馬を、「仮にもGIで本命にするなんて、あり得るのか?」という話なわけ。
例えば、クロワデュノールなんて前走重賞で、+24キロの出来7分で勝っちまうわけだから、「GIで上位に来るんだったら、そんな馬が新潟の新馬あたりで負けちゃいかんだろ!」と思うのはうなづけるのよ。
なので、嫌いじゃないけど「まぁ、1勝クラスでもたもたするくらいの馬かな」と思ってたんだけど、次走の未勝利戦で「ルメールが乗ってきたでしょ?」
なので、「期待されてんだな!」と思ったんだけど、前有利の中山で前が止まらず2着。
ただ、この時、一度使ってパドックでは大分良くなってた。
しかも、中間の追い切りでもしっかりと負荷をかけられるようになってたし、大分変ってきたなと。
相変わらず走り方は好きなタイプだし、「さて次はどうかな?」と思ってたら、更に追い切りが強化され、パドックでもまたさらに良くなって、レースに出てきた。
それが、未勝利勝ちの3戦目ね。
つまり、新馬→未勝利→未勝利の3戦ではあるんだけど、その3戦の中で「グングン成長している」のが目に見えてわかる、という点。
そんな状況だけに、さすがに、一足飛びにはせずにどこかの特別戦に使うかと思ってたら、ここに来た。
そして、そこから追い切り時計を確認したら、また驚いたよ。。。
ここまで順を追おう。
■新馬前【強度C】
坂路とウッドの併用で「坂路54.1-13.0」が最速。
南Wでは1週前に5F:66.3-11.6という時計を出しているが、全体的な負荷は軽め。
■未勝利緒戦【強度C】
中2週だったためW2本坂路1本で馬なりの中間。
強化されたわけじゃないが、新潟への輸送帰りからの中2週にしては元気っぽい。
そしてパドック見て、新馬から明らかに締まったことを確認も、2着。
しかし使った上積みが見られた。
■未勝利2戦目【強度B】
ここから6F追いを入れてくるようになった。
ここで84秒前後の全体時計。
終いも12秒前半から11秒後半とまずまずの負荷。
更には直前の坂路では「日曜:58.7→13.4」からの「本追い切り:53.3-12.4」という時計を出して来た。
そこでの前日追いは「17-17-16-16」程度だが、中7週開けたここはしっかり中間に負荷強化してきた。
そして、それに呼応するように、未勝利勝ち。
■そして今回【強度A】
帰厩後1発目の時計が坂路で【54.3-12.2】を馬なりで叩き出す。
もうこの時点で、前走以上確定というか、この短期間で馬がグングン強くなっているという感じの追い切り時計。
更に、週末の日曜にも54.9-12.6で登坂し、1週前追い切りで、
82.0-65.5-50.7-36.0-23.2-11.4
という時計。
LAPに直せば【16.5-14.8-14.7-12.8-11.8-11.4】というめちゃくちゃきれいな加速LAP。
動き的には確かにまだ緩いし、体幹がぶれるところもあるんだけど、新馬の時から比べたらそりゃ、全然良くなってるわけ。
最終追い切りは軽めだったけど、今回の金曜の前日追いは「16.5-16.8-16.4-13.7」と、終いに少し伸ばしている。
この微調整を含めた中5週の今回は、明らかによくなってきているように見えたということ。
ちなみに、母のベッラレイアも年明けデビューから、1月2月3月4月5月と毎月使われながらオークスに向かって2着。
使って使ってよくなるタイプだったんだと思うわけだ。
そして、この仔も父イスラボニータより、むしろ、母父ナリタトップロード的な馬に見えるし、トップロードもタフな使われ方をされて、レースを使うごとに強くなっていった感じがするわけで、毛色は全く違うんだけど、そういう「性質みたいなもの」を受け継いでる感じが、どこかするんだよね。
そういう母、母父に想いを馳せるノスタルジック感も含めてこの馬が気になっちまったのかもしれないということ。
走り方はベッラレイアみたいな感じでトビが大きくて、一度スピードに乗っちまえばなかなか止まらない。
もちろんまだ「ギアチェンジ」のようなことは出来ないし、下手。
なので、スローのよーいどん!みたいなレース運びはデキないと思う。
しかも、操作性もそこまで高くなさそうで、小回りの中山2000mでどうなんだ?という意味じゃ、こなせるという根拠は薄い。
しかし、今回は先行馬も多く、それなりに流れてくれると思うし、そして、すぐ隣にマジックサンズが居る。
この馬がまくり気味に上がっていけば、一緒についていくだけでいい。
さすれば、一発あっても良いんじゃないか?と思ったわけだ。
そうだ、他力本願だ。苦笑
でも、この馬2走前の中山でルメールが大事な置き土産をしてくれている。
「大外を回さず、広い間隔ではあったけど馬群を割る競馬をしっかり教えている」
ということ。
瞬発力(ギアチェンジ力)がないし、前が止まらない中山であれだけ前と差が空いちまったら差すのは難しかったけど、しっかり最後まで脚を伸ばした。
この置き土産が俺は大きいんじゃないかと思っている。
恐らくマジックサンズは前回同様、捲り気味に大外ぶん回しを選んでくるんじゃないかと思う。
先週日曜日のサンタクロースSでもガイアメンテを似たような大外ぶん回しで、4着に負けさせてた佐々木君。
あの乗り方はマジックサンズの予行練習か?とすら思ったしね。
何が言いたいか?
マジックサンズのマクリについていき、「その外ではなく、内をすくう乗り方が出来るんじゃないか?」ということ。
さすれば、3着の目が見えてくるべ!
という、予想というよりも「かなり願望色が強い見解」ではある。
ただ、そんな狙い方をたまにはしても良いんじゃないかと、思わせてくれた馬が、このジュンアサヒソラということ。
全く見どころすら作れないかもしれない。
全然お話にならないかもしれない。
でも、俺はここから入る。
「そのままー!」とか「差せー!」とか、仮に負けたとしても「勝負に加わって欲しい」という馬を探している人は、買わない方が良いかもしれない。
スタートから、ゴールまで、アナウンサーに名前すら呼ばれない可能性もゼロではない。
それでも俺は良い。
同厩のスター、スターズオンアースの引退が決まったあとだからこそ、この馬に頑張って欲しいというのもあるかもしれない。
調教は一つのファクターでしかないけど、この短期間でここまで負荷を上げてきて、それに応えている感じの動きに賭けてみたくなったということ。
つまり、裏付けはとても少ない。
データは全て凡走を示唆している。
だからこそ、前日売りで50倍以上の単勝になってると思うわけだが、自分に嘘をついてまで馬券を買いたくないし、ソツのない予想を繰り広げることが目的でもない。
それが、今回のホープフルSだったということ。
結論
◎13ジュンアサヒソラ
〇6クロワデュノール
▲12マジックサンズ
☆15ピコチャンブラック
☆1ジョバンニ
注18マスカレードボール
△7ヤマニンブークリエ
△16ジュタ
△3ジェットマグナム
△17アマキヒ
対抗〇はクロワデュノールで仕方ないかな。
前走の東スポ杯であの出来で勝ち切られた日には、能力が一枚上と考えるしかないもんね。
今回はきっちり絞れてきているし、手前の替え方だけしっかりクリアできれば、恥ずかしい競馬にならないどころか楽勝しても驚けないかなと。
つまり、この馬が楽勝する世界線では、前目の馬が早めにつぶされるという可能性もあるということ。
▲にマジックサンズ。
2週前までは普通にこの馬に◎を打つ予定だった。
札幌2歳Sでも本命◎にしたし、この馬を物差しにさせてもらったおかげでアルマヴェローチェの阪神JFの本命があるとも思ってるしね。
ただ、出てきたとはいえ、2週前に時計を出せなかったというのが引っ掛かる。
一応、水曜以外は15-15程度は乗っていたから、軽い症状だったとは思うんだけど、GIでそういう不安を残して勝てるか?というと、追い切り派の俺としては強く推せなくなっちまったのも事実。
ここ2週の動きは全く問題なく見えるし、素晴らしい動きなんだけど、さて、2週前の「アクシデント」がどこまで影響するか?
なので、▲までとした。ただ、その辺は気にしない!使ってくる以上大丈夫!という論者は、マジックサンズ◎で行くのもアリだと思う。
☆にピコチャンブラック。
行かせたい馬には行かせて4‐5番手からスムーズな競馬が出来るんじゃないかなと。
追い切りもいいし、なだれ込み注意だよね。
もう一頭の☆にジョバンニ。
ミスター安定感。
この馬に本命を打ってワイドで狙ってみるか?ということも考えたんだけど、すこしだけ馬体写真が細く見えたんだよね。
追い切り後の馬体重も前走と同じで「484キロ」で、そこから栗東からの輸送となると、もっと減らしてくる可能性があるのか?と思ったのでこの印。
注にマスカレードボール。
ポテンシャルは1.2を争うのかなと。
ただ、コーナリングが上手い感じではないし、この枠はどうなんだろうか?
あっさり勝っても驚かないけど、ポカで大負けしても驚けないタイプなのでこの印。
△勢は抑え候補。
一か八かの本命なので、相手は広めに受けておくという意味。
買い方
【単勝】13(1点)
【ワイド】13=6.12.15.1.18(5点)
【馬連】13=6.12.15.1.18.7.16.3.17(9点)
【3複】13=6.12.15.1.18=6.12.15.1.18.7.16.3.17(30点)
【3単】13.6→13.6→12.15.1.18.7.16.3.17(16点)
【3単】13.6→12.15.1.18.7.16.3.17→13.6(16点)
本線はワイドだけど、パドック見てクロワデュノールが抜けてたら3単本線にするか、クロワデュノールがいまいちだったら広めの3複で狙うかな、という買い目。
ちなみに最後に推し理由の2つ目の「東京2000mのDATA」は書いておく。
2歳戦の東京2000mで2分を切った馬は過去20年で「10頭」のみ。
そこに、サトノフラッグ、アーバンシックが居て、2年前に3着のキングズレインや富士S勝ちのジュンブロッサムがいる。
ただし、今年「リトルジャイアンツ」という馬が、10月の東京で1分58秒7という時計で走っているんだけど、その馬は、新馬でジェットマグナムに負けてる馬。
更にそのリトルジャイアンツは葉牡丹賞で3着までだったんだけど、その時の5着馬エスペラーズソードに、ジュンアサヒソラは中山の未勝利で負けているというね。。。
この辺のモノサシでの比較が、結局「時計は参考まで」と言っている気がするわけで、しかもそれを打ち破れる話も敢えてなかったのでそこを強調はしなかったということ。
この記事が参考になった方は
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