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競馬サロン

齋藤翔人

2024/12/06 19:00

【中日新聞杯2024予想】最多「4」項目合致馬に◎ 対抗○は複勝回収率“700%”データ該当の想定2桁人気爆穴

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今週末はJRAで重賞が3レース。さらに、8日午後は香港国際競走の4レースが馬券発売と、最高のスケジュールになっています。

さて、先日ジャパン・スタッドブック・インターナショナルから、国内で繋養されている種牡馬の交配相手が発表されました。
話題を集めたのはもちろん今年から供用開始となったイクイノックスの交配相手で、アーモンドアイとリスグラシューの年度代表馬2頭を筆頭に、クロノジェネシス、ソダシ、ノームコアなど、ノーザンファーム繋養のGI馬がズラリ。また、同場が生産したGI馬の母、ドウデュースの母ダストアンドタイアモンズやチェルヴィニアの母チェッキーノ、リバティアイランドの母ヤンキーローズに、日高で繋養されているクラシック勝ち馬ユーバーレーベンやレーヌミノルなど、3年後を想像するだけでもワクワクするような顔触れでした。

一方、種付け頭数最多(262頭)のパレスマリスも、2018年のJBCレディスクラシックを制したアンジュデジールに、交流重賞で大活躍したサルサディオーネ。さらに、ビッグリボン、ビリーバー、ラヴカンプー、ランブリングアレーなど重賞勝ち馬が複数いました。しかも、同馬が繋養されているダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスには来年、先日のチャンピオンズCで有終の美を飾ったレモンポップが加わります。これら2頭で種付け頭数1、2位になる可能性も十分あるのではないでしょうか。

それでは予想に。

今回は、中日新聞杯の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

(1)前走馬番
(2)今回の枠順
(3)前走人気
(4)馬齢
(5)乗り替わりの有無
(6)前走場所
(7)前走着順
(8)前走距離
(9)前走時の馬体重の増減

近年の好走傾向から買い条件となったのは上記9項目。その中で、(1)は前走馬番について。
前走、内枠を引いた馬の好走率が高い当レース。とりわけ、前走馬番が1から6で、前走と斤量が同じか重くなる関西馬は[3-2-3-6/14]。勝率21.4%、複勝率57.1%。単勝回収率230%、複勝回収率195%。好走率は6割に迫ります。
◇該当馬=ベリーヴィーナス、デシエルト、ロードデルレイ、マイネルメモリー、フライライクバードなど6頭

(2)は今回の枠順。
一方、今回の枠順に注目すると、中日新聞杯はやや外枠不利の傾向。対して、今回1から5枠を引き、斤量が55.5キロ以下。なおかつ、前走GIかリステッド含むオープン特別(GIIとGIIIは含まない)出走馬は[3-2-2-7/14]。勝率21.4%、複勝率50.0%。単勝回収率271%、複勝回収率462%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=エリカヴァレリア、タマモブラックタイ

次は(3)。前走人気です。
前走、人気上位だった馬が結果を残している当レース。具体的には、前走重賞かリステッド含むオープンに出走し、その時の斤量が55キロ以下かつ5番人気以内。さらに、父がニアークティック系以外の種牡馬だと[2-3-2-7/14]。勝率14.3%、複勝率50.0%。単勝回収率195%、複勝回収率167%。(2)と同じ好走率でした。
◇該当馬=エリカヴァレリア

(4)は馬齢について。
ローカルのハンデ重賞で、ベテラン勢が頑張る姿をイメージしがちな中日新聞杯。ところが、実際はその逆で、過去5年の好走馬15頭中11頭は4歳以下でした。その中でも、前走馬体重が490kg未満、かつ5位以内の上がりをマークした馬は[3-3-1-6/13]。勝率23.1%、複勝率53.8%。単勝回収率199%、複勝回収率166%。文句なしの成績を残していました。
◇該当馬=ロードデルレイ、マイネルメモリー、マコトヴェリーキー

(5)は乗り替わりの有無。
近年の中日新聞杯は継続騎乗組が乗り替わり組を圧倒しており、そのうち前走3コーナーで4から7番手に位置していた馬は[2-1-3-4/10]。勝率20.0%、複勝率60.0%。単勝回収率240%、複勝回収率205%と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=トーセンリョウ、マコトヴェリーキー

(6)は前走場所です。
中日新聞杯は、前走、京都か小倉のレースに出走したキャリア20戦以下の馬が[2-0-3-4/9]。勝率22.2%、複勝率55.6%。単勝回収率203%、複勝回収率138%。文句なしの成績を残していました。
◇該当馬=ベリーヴィーナス、マテンロウレオ、デシエルト、コスモキュランダ、ロードデルレイ

続いては(7)。前走着順で、ここは2パターンご紹介します。
まずは、前走3から10着だったせん馬・牝馬で[1-2-2-4/9]。勝率11.1%、複勝率55.6%。単勝回収率155%、複勝回収率700%と、好成績。
◇該当馬=エリカヴァレリア、フライライクバード

一方、前走2着内馬も良く、母父がネイティヴダンサー系以外の種牡馬であれば[2-1-1-4/8]。勝率25.0%、複勝率50.0%。単勝回収率115%、複勝回収率121%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ロードデルレイ

(8)は前走距離について。
前走1800mと2200mのレースに出走した馬が好調な中日新聞杯ですが、今年は該当馬なし。一方、前走15頭立て以下の2000m戦に出走した黒鹿毛か栗毛の馬は[2-2-1-3/8]。勝率25.0%、複勝率62.5%。単勝回収率307%、複勝回収率247%と、凄まじい成績でした。
◇該当馬=デシエルト

そして最後は(9)。前走時の馬体重の増減。
中日新聞杯は、前走時、馬体重二桁増だった馬が[2-0-2-3/7]。勝率28.6%、複勝率57.1%。単勝回収率170%、複勝回収率212%。該当馬は少ないものの、勝率の高さは魅力です。
◇該当馬=マイネルメモリー

これら9つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとしました。

◎10ロードデルレイ
○6エリカヴァレリア
▲11マイネルメモリー
☆8デシエルト
△13フライライクバード
△17マコトヴェリーキー
△1ベリーヴィーナス
△5トーセンリョウ

【馬単/マルチ】10⇔6,11,8,13,17,1,5(14点)
【ワイド】10=6,11,8,13,17,1,5(7点)
【3連複/フォーメ】10=6,11,8=6,11,8,13,17,1,5(15点)

1番人気になりそうですが、本命は4項目に合致したロードデルレイ。以下、3項目合致のエリカヴァレリアマイネルメモリーデシエルトが続きました。

7戦5勝2着1回4着1回とほぼ崩れていないロードデルレイ。鳴尾記念のスタート直前に競走除外となり、実質10ヶ月半ぶりの前走はデシエルトに上手く乗られてしまいました。
ただ、ここまでのベストパフォーマンスは、なんといっても2走前の白富士Sで、勝ち時計の1分57秒2は非常に優秀。左回りの2000mこそベストな条件で、重賞初制覇を期待します。

馬券は、ロードデルレイからの馬単マルチとワイド。そして、1列目にロードデルレイ、2列目に○▲☆の3頭、3列目にロードデルレイ以外の7頭を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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