競馬サロン
馬体アナリスト 伊藤
2024/11/03 19:44
JBCクラシック・JBCスプリント・JBCレディスクラシック・JBC2歳優駿2024 最終結論【馬体】4重賞とも機動性を重視【重賞深掘りPJ】
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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。
JRAの4重賞、アメリカのBCに続いて、明日11月4日(月)に佐賀競馬場で開催されるのがJBC競走です。
本コラムでは門別競馬場で同日に開催されるJBC2歳優駿を含む4重賞を対象に攻略を進めていきます。なお、予想順とレース発走順は必ずしも一致しませんのでご注意ください。
まず、佐賀競馬場のコース紹介ですが、コースレイアウトは以下の通りです。
佐賀競馬場は西日本の競馬場で多く見られる、1周1100mの小回り競馬場ですね。直線の長さは250mありますが、ゴール板までの最後の直線の長さは200mです。
2000m戦は2角のポケットがスタート地点、1860mは2000m戦のスタート地点よりやや手前がスタート地点、1400m戦は4角のポケットがスタート地点です。
砂厚は内ラチからの距離によって異なり、内ラチから4mまでは約15cm、4m以降は約11cmの調整。
砂が9月末に補充されたことで、内の砂がかなり深く調整されています。そのため従来よりもさらに内側を避ける形で競馬が行われています。
元々、小回りで逃げ・先行が絶対に優位な競馬場ですが、最新の砂調整の結果から体重が500キロを超える馬の複勝率が高く、
・前に行ける馬
・500キロを超えるような大きな馬
を狙うのがセオリーです。小柄でも馬力と能力があれば話は別ですが、前走までの馬体重を重視した予想の組み立ても面白いかもしれません。
それではまずJBCクラシック(発走時刻18時30分)の予想から進めていきます。
いつもの重賞コラムでは過去レースのラップ分析を行っていますが、JBCクラシックが佐賀競馬場で行われるのが今回が初となるため過去のラップはあてになりません。
同距離で行われる佐賀記念のラップを分析することも考えましたが、佐賀記念とJBCクラシックでは参戦する馬のレベル差があるため、ラップに頼ることなく
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力
・調教過程
・佐賀適性
以上のファクターから総合的に考えます。
なお、キングズソードが屈腱炎を発症し回避したため、今年のJBCクラシックはJRA勢による実質4頭立ての様相。その対象と分析結果は以下の通り。
------------------
■メイショウハリオ
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→GI級3勝もややピークは過ぎた感がある
・調教過程→前走時から良化
・佐賀適性→○
■ノットゥルノ
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→JDDの勝ち馬だが、以前と比べて好走凡走を繰り返すようになった
・調教過程→23日の3頭併せは動いたが、直前はサンライズジパング相手に手応え劣勢
・佐賀適性→◎
■ウィリアムバローズ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力→日本テレビ盃でGI級を撃破
・調教過程→ほぼ平行線もCWの本数がいつもより1本少ない
・佐賀適性→◎
■ウィルソンテソーロ
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力→GI級競走で2着3回
・調教過程→坂路とコース併用で負荷は前回以上
・佐賀適性→◎
------------------
そして予想される序盤から中盤までの隊列は以下のような感じです。
------------------
(外) (内)
(前)
9ウィリアムバローズ
10ウィルソンテソーロ
7シルトプレ
2キリンジ
5ノットゥルノ
3メイショウハリオ
(外) (内)
(後)
------------------
まずハナを切るのが日本テレビ盃を勝ったウィリアムバローズ。番手にウィルソンテソーロ。シルトプレとキリンジがその後に取り付き、ノットゥルノとメイショウハリオは先行勢を見つつ進めそうですね。
前日段階の佐賀の馬場状態が発表されず、あくまで「予測」となりますが、土曜の降雨を考えると、当日の馬場状態は「稍重から重」でしょう。
砂補充後の佐賀競馬は時計がかかる馬場でしたが、当日は足抜きのいい馬場でスピード決着が見込まれます。
マクる馬が3角から4角にかけてマクり切れれば話は別ですが、ここは前有利で予想を組み立てます。
《JBCクラシックの最終結論》
◎9ウィリアムバローズ
○10ウィルソンテソーロ
▲5ノットゥルノ
☆3メイショウハリオ
本命は日本テレビ盃でウシュバテソーロ、デルマソトガケを負かしたウィリアムバローズ。ダート馬では少ない瞬発力タイプのシルエットですが、終いではなくテンのスピードに馬体的な瞬発性を活かしているのでしょう。近2戦は500キロを割っていますが、元々は500キロに近い馬体重で馬力十分。小回りかつ右回りの中山で好走歴があり、佐賀競馬場も対応できそうです。鞍上は世界を股にかけて活躍する坂井瑠星騎手。川田将雅騎手ほどではないですが、国内のダート重賞でも勝負強さが光ります。
対抗は地元で錦を飾りたい川田将雅騎手が跨るウィルソンテソーロ。韓国遠征明けですが、攻め過程は強化されていて力は出せそうです。ただし、GI級で2着のキャラを即変えるのは難しいかもしれません。
単穴評価はノットゥルノ。キングズソードが出走し良馬場でタフな競馬になるなら本命まで考えていた馬ですね。佐賀記念を圧勝したように佐賀適性は文句なしですが、相手に恵まれていた感は否めません。理想は早めにマクる競馬です。
☆評価はメイショウハリオ。前走の競馬ぶりと中間の攻め気配からだいぶ持ち直してきました。3着争いに加わってくることを想定。
馬券は◎ウィリアムバローズを軸に据えた3連単8点で勝負します。
《JBCクラシックの買い目》
◎9ウィリアムバローズ
○10ウィルソンテソーロ
▲5ノットゥルノ
☆3メイショウハリオ
【3連単/フォーメ】9→10,5→10,5,3(4点)
【3連単/フォーメ】10,5→9→10,5,3(4点)
【3連単/フォーメ】10,5→10,5→9(2点)
続いてJBCスプリント(発走時刻17時20分)の予想。
考え方はJBCクラシックと同様です。
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力
・調教過程
・佐賀適性
以上のファクターから総合的に考えます。
有力馬とその分析は次の通り。
------------------
■シャマル
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→かしわ記念に勝利、さきたま杯3着
・調教過程→前走時より負荷アップ ※歩様に問題がなさそう
・佐賀適性→○
■タガノビューティー
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力→かしわ記念で2年連続2着
・調教過程→いつも通り
・佐賀適性→△
■チカッパ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→古馬相手にJpnII勝ち
・調教過程→テンから飛ばして終いかかるのはいつものこと
・佐賀適性→○
■イグナイター
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→昨年のJBCスプリントに勝利
・調教過程→前走時より攻め過程強化
・佐賀適性→◎
------------------
そして予想される序盤から中盤までの隊列は以下のような感じです。
------------------
(外) (内)
(前)
4シャマル
9バスラットレオン
6ヘリオス
5マックス
12イグナイター
11チカッパ
8タガノビューティー
(外) (内)
(後)
------------------
この組み合わせならハナを切るのがシャマルで、番手がバスラットレオンか。ヘリオス、マックス、イグナイター、チカッパなどが続き、少し離れてタガノビューティーとなりそうです。
当日の馬場次第なところはありますが、おそらく足抜きのいい馬場で高速決着の見込み。ここも前につけられる馬を狙うのが正解と考えます。
《JBCスプリントの最終結論》
◎4シャマル
○12イグナイター
▲11チカッパ
☆8タガノビューティー
本命は歩様が固く、当日の歩様次第な面はありますが、この並びならすんなりハナを奪えそうなシャマル。持続力タイプかつシャープな姿でスピードを全面に活かしてこそですね。東京盃は早めに仕掛けた分甘くなりましたが、渋った馬場で後続を離してハナの形ならそのまま突き抜けるでしょう。
対抗評価はやや不可解な負け方だった東京盃を叩いて良化気配のイグナイター。前回より攻めの過程が強化されていますし、小回り向きの器用さをここでは活かせるはずです。
単穴評価は上昇著しいチカッパ。3歳馬が東京盃で古馬を競り落とすのは異例。この鞍上なら上手にマクってきそうです。
☆評価はタガノビューティー。佐賀1200mの適性はイマイチも人気落ちの今回は押さえておきます。
馬券は◎シャマルが軸の3連複と3連単で勝負。
《JBCスプリントの買い目》
◎4シャマル
○12イグナイター
▲11チカッパ
☆8タガノビューティー
【3連複/軸1頭】4=12,11,8(3点)
【3連単/フォーメ】4→12,11→12,11,8(4点)
【3連単/フォーメ】12,11→4→12,11,8(4点)
【3連単/フォーメ】12,11→12,11→4(2点)
さらにJBCレディスクラシック(発走時刻16時40分)の予想。
考え方はJBCクラシック、JBCスプリントと一緒です。佐賀1860mはJBCレディスクラシックのために創設された経緯があり、DG競走がこの距離で行われるのは初。
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力
・調教過程
・佐賀適性
以上のファクターから総合的に考えます。
有力馬とその分析は次の通り。
------------------
■テンカジョウ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→3歳馬同士のJpnIII勝ち
・調教過程→終い重点、CWの本数増
・佐賀適性→△-○
■キャリックアリード
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプと持続力タイプの中間
・馬体→シャープ
・能力→DG競走勝ちはなし
・調教過程→いつも通り
・佐賀適性→○
■グランブリッジ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→DG競走5勝、レディスクラシックは2年連続2着
・調教過程→全体時計控えめでいつも通り
・佐賀適性→○
■アイコンテーラー
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプと持続力タイプの中間
・馬体→中間
・能力→昨年のレディスクラシックの勝ち馬
・調教過程→前走時と同様に動く
・佐賀適性→○
■アンモシエラ
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→羽田盃2着、東京ダービー3着
・調教過程→前走時とほぼ変わらず
・佐賀適性→○
------------------
そして予想される序盤から中盤までの隊列は以下のような感じです。
------------------
(外) (内)
(前)
11アンモシエラ
9アイコンテーラー
3ライオットガール
6キャリックアリード
7グランブリッジ
4テンカジョウ
(外) (内)
(後)
------------------
最初のコーナーまでの距離が短い1860m戦でハナを切るのは大変かもしれませんが、ジワッと進めてハナを奪いそうなのがアンモシエラ。ライオットガールのハナも考えられますが、最終的にはアンモシエラがハナでしょう。
今年のレディスクラシックですが、能力的にはグランブリッジとアイコンテーラーの2強と考えられます。ただし、馬場が渋って前有利のまま進むようならアンモシエラの残り目があるかもしれません。
《JBCレディスクラシックの最終結論》
◎11アンモシエラ
○7グランブリッジ
▲9アイコンテーラー
☆4テンカジョウ
△6キャリックアリード
本命はアンモシエラ。東京ダービーでは離された3着でしたが、羽田盃は白毛のアマンでビアンコ相手に2着と奮闘。羽田盃のレイティングからグランブリッジとアイコンテーラーとの能力差は感じるのですが、その分は53キロの斤量でカバーが可能です。横山武史騎手の積極果敢な騎乗が実れば最後まで粘れていいはず。
対抗評価はグランブリッジ。GI級ではあと一歩が遠いものの、勝つとすれば主戦の地元でというのは考えられます。最近はアイコンテーラー相手にずっと先着しているのもいいですね。
単穴評価はディフェンディングチャンピオンのアイコンテーラー。前のアンモシエラを警戒するか、後ろのグランブリッジを警戒するのか難しい競馬を迫られそう。
☆評価はテンカジョウ。出遅れ癖があって小回りの佐賀が向くかは微妙ですが、ハイペースでのちょい差しならあるかもしれません。
馬券は◎アンモシエラが軸の3連複と3連単で勝負。
《JBCレディスクラシックの買い目》
◎11アンモシエラ
○7グランブリッジ
▲9アイコンテーラー
☆4テンカジョウ
△6キャリックアリード
【3連複/軸1頭】11=7,9,4,6(6点)
【3連単/フォーメ】11,7,9→11,7,9→11,7,9,4,6(18点)
最後にJBC2歳優駿(発走時刻17時55分)の予想です。
JBC2歳優駿が行われる門別1800m(外回り)は1周1600mの大箱コース。スタート地点では内回りの4角でコースを1周強回ります。
創設5年目を迎えるJBC2歳優駿ですが、昨年はフォーエバーヤングとサンライズジパングのワンツー。その2頭の活躍ぶりはご存知のことでしょう。
まずJBC2歳優駿の過去ラップ分析ですが、創設からの4年分を集計対象に設定。各年度のラップ構成は次の通りです。
------------------------------
2020年 前半4F47秒9 後半4F52秒9 1F平均12秒6 前傾
2021年 前半4F47秒3 後半4F53秒2 1F平均12秒5 前傾
2022年 前半4F49秒3 後半4F51秒6 1F平均12秒6 前傾
2023年 前半4F49秒6 後半4F52秒0 1F平均12秒7 前傾
------------------------------
※前半4Fの公式ラップ発表がないため、前半4Fの数値は手動計算値。
正確な数値ではない可能性があることをご理解いただければと思いますが、JBC2歳優駿はまず緩むことなく流れ、前傾ラップになるレースです。
ラップと飛節の連動性も確認でき持続力に優れる「直飛」の馬が優勢です。
さて、今年のJBC2歳優駿ですが、ホッカイドウ競馬の2歳重賞で連勝中のリコースパロー、そのリコースパロー相手に連続2着中のソルジャーフィルドの2頭に、JRA勢5頭が挑む構図ですね。
今回は
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力(時計面)
以上のファクターから総合的に考えます。
有力馬とその分析は次の通り。
------------------
■ダノンフェルゼン(JRA)
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力(時計面)→△-○
■リコースパロー
・競走馬のタイプ→瞬発と持続力の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力(時計面)→重賞の勝ち時計は例年並み
■イサナ(JRA)
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力(時計面)→△
■ローランドバローズ(JRA)
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力(時計面)→○
■ソルジャーフィルド
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力(時計面)→重賞2着時の時計は例年並み
■グランジョルノ(JRA)
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→ボリューミー
・能力(時計面)→△
■タガノマカシヤ(JRA)
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→シャープ
・能力(時計面)→○
------------------
ここまでの時計から重賞では疑問符がつきそうなのがイサナとグランジョルです。ここでパフォーマンスを一気に上げる可能性はありますが、頑張って掲示板でしょう。
リコースパローとソルジャーフィルドは例年のホッカイドウ競馬勢と同等と考えて良さそう。そのため強いJRA馬がいると2、3着までかもしれません。
なお、当日はホッカイドウ競馬の重賞を連勝中の無敗馬リコースパローが抜けた1番人気に推される見込みですが、馬体と能力の両面かそのリコースパローら近づけても不思議ではないのがローランドバローズとタガノマカシヤの2頭です。
タガノマカシヤは新潟の未勝利戦を楽勝後に急遽の参戦でしたが、ローランドバローズはここを目標に入念な乗り込みを消化。併せてきた相手もオープン馬のセオ、ウィリアムズバローズ、京王杯2歳Sで好走するヤンキーバローズですから、厩舎の期待も大きいのでしょう。
デビュー戦はまだまだ絞れそうな緩い仕上がりでしたから、入念な乗り込みと輸送で絞れそうです。
初の長距離輸送、初の白い砂と初物づくしではありますが、少し離れた2,3番人気で単勝が5倍前後つくようなら狙うだけの価値があると判断します。
《JBC2歳優駿の最終結論》
◎6ローランドバローズ
○10タガノマカシヤ
▲3リコースパロー
☆7ソルジャーフィルド
△1ダノンフェルゼン
本命はローランドバローズ。この枠ならリコースパロー徹底マークが可能。門別なら鞍上が得意とするイン突きも可能です。
対抗評価はタガノマカシヤ。後続に3秒3もの差がついたのは相手に恵まれたためですが、時計は2歳戦として優秀でした。スピードに勝った印象で、タフな門別替わりがカギですが、スムーズな競馬ができれば最後までいい粘りを見せそうです。
単穴評価はリコースパロー。ホッカイドウ競馬2歳勢の最強馬が本馬。ハナまたは番手を確保できれば最後まで安定したレース運びが可能です。JRA勢相手に絡まれずに進めるかがカギですね。
☆評価はソルジャーフィルド。ローランドバローズ相手は分が悪かったものの、ローランドバローズがJRA勢に絡まれ苦しくなるようだとこの馬が差し込んできそうです。
馬券はローランドバローズを軸に馬連、3連複、3連単で勝負します。
《JBC2歳優駿の買い目》
◎6ローランドバローズ
○10タガノマカシヤ
▲3リコースパロー
☆7ソルジャーフィルド
△1ダノンフェルゼン
【馬連】6=10,3,7,1(4点)
【3連複/軸1頭】6=10,3,7,1(6点)
【3連単/フォーメ】6→10,3→10,3,7,1(6点)
【3連単/フォーメ】10,3→6→10,3,7,1(6点)
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。
JRAの4重賞、アメリカのBCに続いて、明日11月4日(月)に佐賀競馬場で開催されるのがJBC競走です。
本コラムでは門別競馬場で同日に開催されるJBC2歳優駿を含む4重賞を対象に攻略を進めていきます。なお、予想順とレース発走順は必ずしも一致しませんのでご注意ください。
まず、佐賀競馬場のコース紹介ですが、コースレイアウトは以下の通りです。
佐賀競馬場は西日本の競馬場で多く見られる、1周1100mの小回り競馬場ですね。直線の長さは250mありますが、ゴール板までの最後の直線の長さは200mです。
2000m戦は2角のポケットがスタート地点、1860mは2000m戦のスタート地点よりやや手前がスタート地点、1400m戦は4角のポケットがスタート地点です。
砂厚は内ラチからの距離によって異なり、内ラチから4mまでは約15cm、4m以降は約11cmの調整。
砂が9月末に補充されたことで、内の砂がかなり深く調整されています。そのため従来よりもさらに内側を避ける形で競馬が行われています。
元々、小回りで逃げ・先行が絶対に優位な競馬場ですが、最新の砂調整の結果から体重が500キロを超える馬の複勝率が高く、
・前に行ける馬
・500キロを超えるような大きな馬
を狙うのがセオリーです。小柄でも馬力と能力があれば話は別ですが、前走までの馬体重を重視した予想の組み立ても面白いかもしれません。
それではまずJBCクラシック(発走時刻18時30分)の予想から進めていきます。
いつもの重賞コラムでは過去レースのラップ分析を行っていますが、JBCクラシックが佐賀競馬場で行われるのが今回が初となるため過去のラップはあてになりません。
同距離で行われる佐賀記念のラップを分析することも考えましたが、佐賀記念とJBCクラシックでは参戦する馬のレベル差があるため、ラップに頼ることなく
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力
・調教過程
・佐賀適性
以上のファクターから総合的に考えます。
なお、キングズソードが屈腱炎を発症し回避したため、今年のJBCクラシックはJRA勢による実質4頭立ての様相。その対象と分析結果は以下の通り。
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■メイショウハリオ
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→GI級3勝もややピークは過ぎた感がある
・調教過程→前走時から良化
・佐賀適性→○
■ノットゥルノ
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→JDDの勝ち馬だが、以前と比べて好走凡走を繰り返すようになった
・調教過程→23日の3頭併せは動いたが、直前はサンライズジパング相手に手応え劣勢
・佐賀適性→◎
■ウィリアムバローズ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力→日本テレビ盃でGI級を撃破
・調教過程→ほぼ平行線もCWの本数がいつもより1本少ない
・佐賀適性→◎
■ウィルソンテソーロ
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力→GI級競走で2着3回
・調教過程→坂路とコース併用で負荷は前回以上
・佐賀適性→◎
------------------
そして予想される序盤から中盤までの隊列は以下のような感じです。
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(外) (内)
(前)
9ウィリアムバローズ
10ウィルソンテソーロ
7シルトプレ
2キリンジ
5ノットゥルノ
3メイショウハリオ
(外) (内)
(後)
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まずハナを切るのが日本テレビ盃を勝ったウィリアムバローズ。番手にウィルソンテソーロ。シルトプレとキリンジがその後に取り付き、ノットゥルノとメイショウハリオは先行勢を見つつ進めそうですね。
前日段階の佐賀の馬場状態が発表されず、あくまで「予測」となりますが、土曜の降雨を考えると、当日の馬場状態は「稍重から重」でしょう。
砂補充後の佐賀競馬は時計がかかる馬場でしたが、当日は足抜きのいい馬場でスピード決着が見込まれます。
マクる馬が3角から4角にかけてマクり切れれば話は別ですが、ここは前有利で予想を組み立てます。
《JBCクラシックの最終結論》
◎9ウィリアムバローズ
○10ウィルソンテソーロ
▲5ノットゥルノ
☆3メイショウハリオ
本命は日本テレビ盃でウシュバテソーロ、デルマソトガケを負かしたウィリアムバローズ。ダート馬では少ない瞬発力タイプのシルエットですが、終いではなくテンのスピードに馬体的な瞬発性を活かしているのでしょう。近2戦は500キロを割っていますが、元々は500キロに近い馬体重で馬力十分。小回りかつ右回りの中山で好走歴があり、佐賀競馬場も対応できそうです。鞍上は世界を股にかけて活躍する坂井瑠星騎手。川田将雅騎手ほどではないですが、国内のダート重賞でも勝負強さが光ります。
対抗は地元で錦を飾りたい川田将雅騎手が跨るウィルソンテソーロ。韓国遠征明けですが、攻め過程は強化されていて力は出せそうです。ただし、GI級で2着のキャラを即変えるのは難しいかもしれません。
単穴評価はノットゥルノ。キングズソードが出走し良馬場でタフな競馬になるなら本命まで考えていた馬ですね。佐賀記念を圧勝したように佐賀適性は文句なしですが、相手に恵まれていた感は否めません。理想は早めにマクる競馬です。
☆評価はメイショウハリオ。前走の競馬ぶりと中間の攻め気配からだいぶ持ち直してきました。3着争いに加わってくることを想定。
馬券は◎ウィリアムバローズを軸に据えた3連単8点で勝負します。
《JBCクラシックの買い目》
◎9ウィリアムバローズ
○10ウィルソンテソーロ
▲5ノットゥルノ
☆3メイショウハリオ
【3連単/フォーメ】9→10,5→10,5,3(4点)
【3連単/フォーメ】10,5→9→10,5,3(4点)
【3連単/フォーメ】10,5→10,5→9(2点)
続いてJBCスプリント(発走時刻17時20分)の予想。
考え方はJBCクラシックと同様です。
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力
・調教過程
・佐賀適性
以上のファクターから総合的に考えます。
有力馬とその分析は次の通り。
------------------
■シャマル
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→かしわ記念に勝利、さきたま杯3着
・調教過程→前走時より負荷アップ ※歩様に問題がなさそう
・佐賀適性→○
■タガノビューティー
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力→かしわ記念で2年連続2着
・調教過程→いつも通り
・佐賀適性→△
■チカッパ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→古馬相手にJpnII勝ち
・調教過程→テンから飛ばして終いかかるのはいつものこと
・佐賀適性→○
■イグナイター
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力→昨年のJBCスプリントに勝利
・調教過程→前走時より攻め過程強化
・佐賀適性→◎
------------------
そして予想される序盤から中盤までの隊列は以下のような感じです。
------------------
(外) (内)
(前)
4シャマル
9バスラットレオン
6ヘリオス
5マックス
12イグナイター
11チカッパ
8タガノビューティー
(外) (内)
(後)
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この組み合わせならハナを切るのがシャマルで、番手がバスラットレオンか。ヘリオス、マックス、イグナイター、チカッパなどが続き、少し離れてタガノビューティーとなりそうです。
当日の馬場次第なところはありますが、おそらく足抜きのいい馬場で高速決着の見込み。ここも前につけられる馬を狙うのが正解と考えます。
《JBCスプリントの最終結論》
◎4シャマル
○12イグナイター
▲11チカッパ
☆8タガノビューティー
本命は歩様が固く、当日の歩様次第な面はありますが、この並びならすんなりハナを奪えそうなシャマル。持続力タイプかつシャープな姿でスピードを全面に活かしてこそですね。東京盃は早めに仕掛けた分甘くなりましたが、渋った馬場で後続を離してハナの形ならそのまま突き抜けるでしょう。
対抗評価はやや不可解な負け方だった東京盃を叩いて良化気配のイグナイター。前回より攻めの過程が強化されていますし、小回り向きの器用さをここでは活かせるはずです。
単穴評価は上昇著しいチカッパ。3歳馬が東京盃で古馬を競り落とすのは異例。この鞍上なら上手にマクってきそうです。
☆評価はタガノビューティー。佐賀1200mの適性はイマイチも人気落ちの今回は押さえておきます。
馬券は◎シャマルが軸の3連複と3連単で勝負。
《JBCスプリントの買い目》
◎4シャマル
○12イグナイター
▲11チカッパ
☆8タガノビューティー
【3連複/軸1頭】4=12,11,8(3点)
【3連単/フォーメ】4→12,11→12,11,8(4点)
【3連単/フォーメ】12,11→4→12,11,8(4点)
【3連単/フォーメ】12,11→12,11→4(2点)
さらにJBCレディスクラシック(発走時刻16時40分)の予想。
考え方はJBCクラシック、JBCスプリントと一緒です。佐賀1860mはJBCレディスクラシックのために創設された経緯があり、DG競走がこの距離で行われるのは初。
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力
・調教過程
・佐賀適性
以上のファクターから総合的に考えます。
有力馬とその分析は次の通り。
------------------
■テンカジョウ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→3歳馬同士のJpnIII勝ち
・調教過程→終い重点、CWの本数増
・佐賀適性→△-○
■キャリックアリード
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプと持続力タイプの中間
・馬体→シャープ
・能力→DG競走勝ちはなし
・調教過程→いつも通り
・佐賀適性→○
■グランブリッジ
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→DG競走5勝、レディスクラシックは2年連続2着
・調教過程→全体時計控えめでいつも通り
・佐賀適性→○
■アイコンテーラー
・競走馬のタイプ→瞬発力タイプと持続力タイプの中間
・馬体→中間
・能力→昨年のレディスクラシックの勝ち馬
・調教過程→前走時と同様に動く
・佐賀適性→○
■アンモシエラ
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→シャープ
・能力→羽田盃2着、東京ダービー3着
・調教過程→前走時とほぼ変わらず
・佐賀適性→○
------------------
そして予想される序盤から中盤までの隊列は以下のような感じです。
------------------
(外) (内)
(前)
11アンモシエラ
9アイコンテーラー
3ライオットガール
6キャリックアリード
7グランブリッジ
4テンカジョウ
(外) (内)
(後)
------------------
最初のコーナーまでの距離が短い1860m戦でハナを切るのは大変かもしれませんが、ジワッと進めてハナを奪いそうなのがアンモシエラ。ライオットガールのハナも考えられますが、最終的にはアンモシエラがハナでしょう。
今年のレディスクラシックですが、能力的にはグランブリッジとアイコンテーラーの2強と考えられます。ただし、馬場が渋って前有利のまま進むようならアンモシエラの残り目があるかもしれません。
《JBCレディスクラシックの最終結論》
◎11アンモシエラ
○7グランブリッジ
▲9アイコンテーラー
☆4テンカジョウ
△6キャリックアリード
本命はアンモシエラ。東京ダービーでは離された3着でしたが、羽田盃は白毛のアマンでビアンコ相手に2着と奮闘。羽田盃のレイティングからグランブリッジとアイコンテーラーとの能力差は感じるのですが、その分は53キロの斤量でカバーが可能です。横山武史騎手の積極果敢な騎乗が実れば最後まで粘れていいはず。
対抗評価はグランブリッジ。GI級ではあと一歩が遠いものの、勝つとすれば主戦の地元でというのは考えられます。最近はアイコンテーラー相手にずっと先着しているのもいいですね。
単穴評価はディフェンディングチャンピオンのアイコンテーラー。前のアンモシエラを警戒するか、後ろのグランブリッジを警戒するのか難しい競馬を迫られそう。
☆評価はテンカジョウ。出遅れ癖があって小回りの佐賀が向くかは微妙ですが、ハイペースでのちょい差しならあるかもしれません。
馬券は◎アンモシエラが軸の3連複と3連単で勝負。
《JBCレディスクラシックの買い目》
◎11アンモシエラ
○7グランブリッジ
▲9アイコンテーラー
☆4テンカジョウ
△6キャリックアリード
【3連複/軸1頭】11=7,9,4,6(6点)
【3連単/フォーメ】11,7,9→11,7,9→11,7,9,4,6(18点)
最後にJBC2歳優駿(発走時刻17時55分)の予想です。
JBC2歳優駿が行われる門別1800m(外回り)は1周1600mの大箱コース。スタート地点では内回りの4角でコースを1周強回ります。
創設5年目を迎えるJBC2歳優駿ですが、昨年はフォーエバーヤングとサンライズジパングのワンツー。その2頭の活躍ぶりはご存知のことでしょう。
まずJBC2歳優駿の過去ラップ分析ですが、創設からの4年分を集計対象に設定。各年度のラップ構成は次の通りです。
------------------------------
2020年 前半4F47秒9 後半4F52秒9 1F平均12秒6 前傾
2021年 前半4F47秒3 後半4F53秒2 1F平均12秒5 前傾
2022年 前半4F49秒3 後半4F51秒6 1F平均12秒6 前傾
2023年 前半4F49秒6 後半4F52秒0 1F平均12秒7 前傾
------------------------------
※前半4Fの公式ラップ発表がないため、前半4Fの数値は手動計算値。
正確な数値ではない可能性があることをご理解いただければと思いますが、JBC2歳優駿はまず緩むことなく流れ、前傾ラップになるレースです。
ラップと飛節の連動性も確認でき持続力に優れる「直飛」の馬が優勢です。
さて、今年のJBC2歳優駿ですが、ホッカイドウ競馬の2歳重賞で連勝中のリコースパロー、そのリコースパロー相手に連続2着中のソルジャーフィルドの2頭に、JRA勢5頭が挑む構図ですね。
今回は
・競走馬のタイプ
・馬体
・能力(時計面)
以上のファクターから総合的に考えます。
有力馬とその分析は次の通り。
------------------
■ダノンフェルゼン(JRA)
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力(時計面)→△-○
■リコースパロー
・競走馬のタイプ→瞬発と持続力の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力(時計面)→重賞の勝ち時計は例年並み
■イサナ(JRA)
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力(時計面)→△
■ローランドバローズ(JRA)
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→ボリューミー
・能力(時計面)→○
■ソルジャーフィルド
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→シャープとボリューミーの中間
・能力(時計面)→重賞2着時の時計は例年並み
■グランジョルノ(JRA)
・競走馬のタイプ→瞬発と持続の中間
・馬体→ボリューミー
・能力(時計面)→△
■タガノマカシヤ(JRA)
・競走馬のタイプ→持続力タイプ
・馬体→シャープ
・能力(時計面)→○
------------------
ここまでの時計から重賞では疑問符がつきそうなのがイサナとグランジョルです。ここでパフォーマンスを一気に上げる可能性はありますが、頑張って掲示板でしょう。
リコースパローとソルジャーフィルドは例年のホッカイドウ競馬勢と同等と考えて良さそう。そのため強いJRA馬がいると2、3着までかもしれません。
なお、当日はホッカイドウ競馬の重賞を連勝中の無敗馬リコースパローが抜けた1番人気に推される見込みですが、馬体と能力の両面かそのリコースパローら近づけても不思議ではないのがローランドバローズとタガノマカシヤの2頭です。
タガノマカシヤは新潟の未勝利戦を楽勝後に急遽の参戦でしたが、ローランドバローズはここを目標に入念な乗り込みを消化。併せてきた相手もオープン馬のセオ、ウィリアムズバローズ、京王杯2歳Sで好走するヤンキーバローズですから、厩舎の期待も大きいのでしょう。
デビュー戦はまだまだ絞れそうな緩い仕上がりでしたから、入念な乗り込みと輸送で絞れそうです。
初の長距離輸送、初の白い砂と初物づくしではありますが、少し離れた2,3番人気で単勝が5倍前後つくようなら狙うだけの価値があると判断します。
《JBC2歳優駿の最終結論》
◎6ローランドバローズ
○10タガノマカシヤ
▲3リコースパロー
☆7ソルジャーフィルド
△1ダノンフェルゼン
本命はローランドバローズ。この枠ならリコースパロー徹底マークが可能。門別なら鞍上が得意とするイン突きも可能です。
対抗評価はタガノマカシヤ。後続に3秒3もの差がついたのは相手に恵まれたためですが、時計は2歳戦として優秀でした。スピードに勝った印象で、タフな門別替わりがカギですが、スムーズな競馬ができれば最後までいい粘りを見せそうです。
単穴評価はリコースパロー。ホッカイドウ競馬2歳勢の最強馬が本馬。ハナまたは番手を確保できれば最後まで安定したレース運びが可能です。JRA勢相手に絡まれずに進めるかがカギですね。
☆評価はソルジャーフィルド。ローランドバローズ相手は分が悪かったものの、ローランドバローズがJRA勢に絡まれ苦しくなるようだとこの馬が差し込んできそうです。
馬券はローランドバローズを軸に馬連、3連複、3連単で勝負します。
《JBC2歳優駿の買い目》
◎6ローランドバローズ
○10タガノマカシヤ
▲3リコースパロー
☆7ソルジャーフィルド
△1ダノンフェルゼン
【馬連】6=10,3,7,1(4点)
【3連複/軸1頭】6=10,3,7,1(6点)
【3連単/フォーメ】6→10,3→10,3,7,1(6点)
【3連単/フォーメ】10,3→6→10,3,7,1(6点)
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