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◆【WINDEXマイスター｜アルゼンチン共和国杯2024予想】“馬券内率80.0％”の総合1位に◎　相手は「基礎＋走破タイム＋騎手×調教師」で好配当狙い

10月26日、日本軽種馬協会（JBBA）が、種牡馬ソットサス、サブノジュニア、レッドベルジュールの導入を発表しました。

注目はなんといってもソットサスで、同馬はミルコ・デムーロ騎手の弟クリスチャン・デムーロ騎手とのコンビで2020年の凱旋門賞を勝利しました。また、兄弟制覇こそならなかったものの、全弟シンエンペラーも先月の凱旋門賞に挑戦し、次走ジャパンCを目指すことが発表されています。

平成以降、日本に導入された凱旋門賞馬はソットサスで11頭目。ただ、種牡馬としての成績は両極端で、明確に成功したといえるのはトニービン、ダンシングブレーヴ、バゴの3頭だけではないでしょうか。

ただ、ソットサスに関しては、シンエンペラーがGIのホープフルSで2着した以外にも、決して得意ではないはずの瞬発力勝負となったダービーでも3着に好走。半姉シスターチャーリーも、ブリーダーズCフィリー＆メアターフなどGIを7勝した米国のチャンピオン牝馬で、父シユーニも欧州でトップサイアーとしての地位を築きつつあるなど、成功しそうな要素がいくつかあります。サンデーサイレンスの血を持つ繁殖につけることが成功の必須条件になりそうですが、ノーザンダンサー系の中でも今や貴重になったヌレイエフ系の種牡馬。成功を願っています。

一方、JBBAで繋養されているアルデバラン、スクワートルスクワート、バゴ、デビットジュニアの種牡馬引退のニュースも入ってきました。こちらに関しては、次週以降触れたいと思います。

それでは予想に。

▽齋藤翔人のその他予想コラム
◆【アルゼンチン共和国杯2024予想】「前走3勝クラス×枠」条件の回収率295％に潜む爆穴　6項目合致の堅軸◎から馬単マルチ勝負！

今回はチャンピオンズCの前哨戦、みやこSの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

（1）前走着差
（2）前走上がり
（3）前走斤量
（4）前走コース
（5）父の系統
（6）前走の馬番
（7）前走からの斤量の増減
（8）枠順
（9）キャリア
（10）馬齢

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記10項目。その中で（1）は前走着差について。
みやこSは前走「やや負け」した馬が結果を残しており、中でも勝ち馬との着差が0秒3から0秒5だった馬は［2-3-3-7/15］。勝率13.3％、複勝率53.3％。単勝回収率147％、複勝回収率204％。文句なしの成績です。
◇該当馬＝ミッキーヌチバナ

（2）は前走上がり。
前走上がりに注目にしたとき、無条件で買えるのが前走上がり2、3位をマークした馬。その成績は［2-3-2-8/15］。勝率13.3％、複勝率46.7％。単勝回収率147％、複勝回収率191％。好走率は50％を下回っているものの、回収率は文句なしです。
◇該当馬＝ゲンパチルシファー、デリカダ、ダンテバローズ、リプレーザ

次は（3）。前走斤量です。
前走57.5kgから59kgの斤量を背負った馬が結果を残している当レース。その成績は［2-2-2-7/13］で、勝率15.4％、複勝率46.2％。単勝回収率170％、複勝回収率211％。（2）とほぼ同レベルの好走率でした。
◇該当馬＝プロミストウォリア、ドゥラエレーデ、オメガギネス、ハピ、ミトノオーなど6頭

（4）は前走コースについて。
過去5年の3着内馬15頭中10頭は前走、阪神ダ1800ｍか京都ダ1800ｍか中京ダ1900ｍのレースに出走していました。その中でも、ロイヤルチャージャー系種牡馬を母父に持つ馬は［5-1-1-5/12］。勝率41.7％、複勝率58.3％。単勝回収率1070％、複勝回収率309％。好走率はもちろん、勝率の高さは魅力です。
◇該当馬＝ダンテバローズ、ロードアヴニール

（5）は父の系統で、ここは2パターンご紹介します。まずは、ロイヤルチャージャー系種牡馬の産駒。
こちらは今回ブリンカー非装着で、栗東所属騎手か短期免許で来日中の外国人騎手が騎乗。なおかつ、前走JRAのGIIIか非リステッドのオープンに出走した馬が［1-2-3-6/12］。勝率8.3％、複勝率50.0％。単勝回収率28％、複勝回収率165％で、該当馬の半数が好走。
◇該当馬＝ハピ

一方、ナスルーラ系種牡馬の産駒も負けておらず、こちらも前走JRAのGIIIか非リステッドのオープンに出走した馬が［3-2-0-3/8］。勝率37.5％、複勝率62.5％。単勝回収率1530％、複勝回収率382％。該当馬は少ないものの、素晴らしい成績を残していました。
◇該当馬＝プロミストウォリア、デリカダ、アウトレンジ

（6）は前走馬番。
みやこSは前走、中枠から外枠を引いた馬が健闘しており、前走の馬番が6から18。かつ、3コーナーで7から10番手に位置していた馬が［3-3-1-4/11］。勝率27.3％、複勝率63.6％。単勝回収率311％、複勝回収率286％。好走率は6割を超えています。
◇該当馬＝ゲンパチルシファー、デリカダ

（7）は、前走からの斤量の増減です。
（2）と似た買い条件ですが、前走から斤量が軽くなる馬の好走率が高い当レース。その中でも前走時、馬体重がマイナスかプラス2kgだった馬は［2-2-2-4/10］。勝率20.0％、複勝率60.0％。単勝回収率1094％、複勝回収率400％と、超抜の成績でした。
◇該当馬＝プロミストウォリア、ドゥラエレーデ、ミトノオー

続いては（8）。枠順について。
枠順に注目したとき、無条件に買えるのは7枠で［1-1-3-5/10］。勝率10.0％、複勝率50.0％。単勝回収率907％、複勝回収率288％。他に条件をつけなくても、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝ミトノオー、アウトレンジ

（9）はキャリア。
消耗が少ない馬と、歴戦の猛者が頑張る当レース。具体的には、キャリア5戦以下か21戦から30戦、かつ前走と今回の出走頭数が同じか、前走頭数のほうが多かった馬は［3-1-3-0/7］。勝率42.9％、複勝率100％。単勝回収率352％、複勝回収率434％。該当馬は過去5年で7頭しかいませんが、なんと好走率は100％。果たして、この2頭を買っておけばあっさり的中するのでしょうか。
◇該当馬＝トウセツ、ロコポルティ

そして最後（10）。馬齢です。
（9）とやや重なりますが、みやこSはベテラン勢の頑張りが目立つレースで、中でも前走5番人気以内だった6、7歳馬は［2-1-2-2/7］。勝率28.6％、複勝率71.4％。単勝回収率315％、複勝回収率191％。またまた凄まじい成績でした。
◇該当馬＝プロミストウォリア、ミッキーヌチバナ、ロコポルティ

これら10の買い条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎1プロミストウォリア
○5デリカダ
▲12ミトノオー
☆11ロコポルティ
△4ミッキーヌチバナ
△13アウトレンジ
△2ゲンパチルシファー
△3ドゥラエレーデ

【単勝】1（1点）
【馬単/マルチ】1⇔5,12,11,4,13,2,3（14点）
【馬単/マルチ】5⇔12（2点）
【ワイド】1＝5,12,11,4,13,2,3（7点）
【ワイド】5＝12（1点）
【3連複/フォーメ】1,5,12＝1,5,12＝1,5,12,11,4,13,2,3（16点）

本命は、唯一4項目に合致したプロミストウォリア。3項目合致のデリカダとミトノオーを対抗、単穴としました。

アルゼンチン共和国杯のクロミナンスと同じくケガや脚部不安に度々悩まされ、今回がキャリア11戦目の7歳馬プロミストウォリア。ダートのGII勝ち実績はこのメンバーでも上位です。

ただ、気になるのが枠順で、気難しい面のあるマジェスティックウォリアー産駒は外枠でこそ買い……にもかかわらず、よりによって今回は1番枠。過去、この枠で勝利実績はあるものの、1勝クラスのレースであまり参考にはなりません。とはいえ、今回はあまり人気にもならないはず。スタート直後に砂を被り早々に終わってしまう可能性はありますが、馬券はそのときのことも考えた買い方をします。

ということで、馬券はまずプロミストウォリアの単勝と、同馬からの馬単マルチ、ワイドを購入。さらに、○▲の馬単マルチ、ワイドと、これら3頭を1、2列目に、印全馬を3列目に塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▽齋藤翔人のその他予想コラム
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