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田原基成

2024/09/20 18:50

【ながつきS】「2.2.0.1」該当の本命◎で軸不動 “単勝50倍超”想定の2列目穴馬も注目/中京7R/中山6R

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【ながつきS】

今週は重賞のない土曜競馬。そこで非重賞レースにあたる土曜メインでも【全頭診断】を行いたい。ながつきSの出走馬全15頭を分析することでレースの全体像を掴みたいところだ。

・1枠1番 チェイスザドリーム
砂を被らない競馬が良い馬にこの枠は最悪かもしれないが、腹を括って逃げ戦法しかないと鞍上に迷いがなくなる枠でもある。牝馬の58キロは楽ではないが、逃げ残りの可能性は警戒したい。

・2枠2番 アーバンイェーガー
10歳を迎えてさすがにピークアウト気味の近2走。厳しい。

・2枠3番 ロードベイリーフ
今回が初ダートだが、オープンクラスのメンバー相手に内枠を引いてしまった。砂を被る可能性が高く、変わり身は望み薄か。

・3枠4番 マイステージ
昇級戦の前走は掲示板外。外枠のほうが良いタイプで、この枠順もマイナスだ。

・3枠5番 サクセスローレル
全4勝中3勝が左回りのサウスポー。叩き3戦目の次走東京替わりなら見直せるかもしれないが……。

・4枠6番 パウオレ
中山ダート1200mは【3-1-1-0】馬券外なし。今回はブリンカー着用と、陣営が何とか勝ちにつなげようとする意図も感じる。得意条件ならノーマークにはできない。

・4枠7番 メズメライザー
クラスが上がっても安定した末脚を繰り出している馬。今回の展開は向きそうだし、再度の好走を警戒したい1頭だ。

・5枠8番 オメガシンフォニー
オープンクラスの2戦はいずれも道中通過順を勝利時より落としてしまっている。外枠に速い馬が揃ったメンバー構成でもあり、ここは半信半疑の評価としたい。

・5枠9番 ナックドロップス
オープンクラスでは先行失速が続く馬。クラス通用には時間がかかりそうだ。

・6枠10番 スズカコテキタイ
中山ダート1200mで4勝を挙げる舞台巧者。ハイペースの2走前に差し脚をいかんなく発揮したように前崩れでこそ要警戒の1頭で、その展開が叶いそうなここは軽視禁物だ。

・6枠11番 ジュンウィンダム
競走中止のレースを除き、ダートでは【4-2-1-1】とほとんど大崩れなし。18キロ増の馬体重でも切れ味が鈍らなかった前走内容もよく、中山の急坂さえこなせれば差はない。

・7枠12番 サンライズアムール
年明け以降は1400mに良績が集中する馬。C.ルメール鞍上で1番人気濃厚も、斤量59キロかつ同型馬多数の展開面から全幅の信頼を置くには躊躇してしまう。

・7枠13番 ハコダテブショウ
勝ち馬と1秒以上離される競馬が続く近走。間隔を詰めて使えない現状から、強調材料は乏しい。

・8枠14番 アドバンスファラオ
地方競馬を含めた全4勝が脚抜きの良いダート。良馬場想定の土曜中山はこの馬にとって鬼門と言えそうだ。

・8枠15番 シゲルホサヤク
全4勝を馬番ふた桁番で挙げる外枠巧者。内→外枠替わりのここは大穴候補としてケアしたい。

レースのポイントは3点。

1.逃げ馬多数
2.ローテーション
3.舞台適性

近3走以内に逃げた馬が5頭を数えるメンバー構成。脚質が定まっていない若駒ならいざ知らず、このクラスの古馬は自分のスタイルを確立しているもの。想定通りのハイペースで流れることだろう。

夏競馬を連続で使われた馬が調子のピークを超えるこの時期。叩き2戦目もしくは休み明けといった比較的フレッシュな臨戦過程での参戦が望ましい。余力をもってレースを迎える馬に食指が動く。

2週間後は東京開催になることから、関東圏の1200m・ダート戦はあとわずか。この舞台に高い適性を持つ馬はメイチ仕上げが予想される。舞台巧者の勝負駆けを見極めたいところだ。

以上を踏まえ、本命はメズメライザー。

良馬場の中山ダート1200mは【2-2-0-1】掲示板外なしと安定。前走NST賞3着も稍重→良馬場替わりでの巻き返しだった。逃げ馬が揃ったここはハイペース濃厚。終い確実に伸びてくる堅実な差し脚を評価する。

【中山11R ながつきS予想の印】
◎7 メズメライザー
〇10 スズカコテキタイ
▲6 パウオレ
☆15 シゲルホサヤク
△11 ジュンウィンダム
△1 チェイスザドリーム
△12 サンライズアムール
△8 オメガシンフォニー

【単勝】7(1点)
【馬連】7=10,6,15(3点)
【3連複/軸1頭】7=10,6,15,11,1,12,8(21点)
【3連単/フォーメ】7→10,6,15→10,6,15,11,1,12,8(18点)


【自信の一鞍 中京7R 3歳上1勝クラス】

ヤングスカーレットの前走は初出走とは思えないレース運び。道中は馬群のなかに位置し、直線では馬群を縫うようにして鮮やかな末脚で突き抜けた。まだフラフラしたりと若さを覗かせる場面もあったが、この中間は坂路4F、ウッド6Fでいずれも自己ベスト更新。芝中距離路線の大物がいまだ出ていないサトノアラジン産駒だが、私は本馬がその先駆けになると思っている。

相手の1頭目はキュクヌスを抜擢。未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬だが、マッチレースとなった前走で下した2着スピードリッチはのちに1勝クラスで馬券内と能力を示した。中京芝2000mは新馬戦で2分0秒6とまずまずの走破時計で駆け抜けており、人気の盲点が予想される今回は妙味あり。

2頭目は前走当舞台で2着のローザサンリヴァル。実績を踏まえれば本命の選択肢もあったと思うが、スタートが決して速いタイプではないこと、前走が少頭数だったことから3番手評価とする。ここは点数を絞って勝負。

【中京7R 3歳上1勝クラス予想の印】
◎7 ヤングスカーレット
〇12 キュクヌス
▲6 ローザサンリヴァル

【単勝】7(1点)
【馬連】7=12,6(2点)
【ワイド】7=12,6(2点)


【太鼓判 中山6R 3歳上1勝クラス】

昇級戦の前走は逃げ戦法で6着に敗れたファミリーツリー。とはいえ当時は終始番手を運んだ馬に絡まれる展開だったこと、雨の影響で外差し馬場が進行してたことなど、先手を奪った本馬には厳しいシチュエーションがいくつも重なっていた。参考外で良いだろう。

今回は前残り傾向が顕著な中山芝替わり。逃げ馬にはおあつらえ向きの2枠2番を引いたことに加えて人気馬の脚質が後方寄りかつ外枠に集中と、これでもかと追い風が吹いている。両隣の馬がテンに遅い点も見逃せないところだ。

馬券はクルミナーレとコスモアバンサ、イージーブリージーと比較的前めの位置をとれそうな馬を2列目に据えたフォーメーション。人気薄寄りの馬を中心視したことから採算はとれると判断し、7歳馬でも近走は生き脚がついてきたヒナノコバンなど3列目は広げる。

【中山6R 3歳上1勝クラス予想の印】
◎2 ファミリーツリー
〇7 クルミナーレ
▲6 コスモアバンサ
☆12 イージーブリージー
△1 ローブエリタージュ
△13 コスモレオナルド
△5 シークレットイスラ
△9 ホウオウムサシ
△4 ヒナノコバン

【3連複/フォーメ】2→7,6,12→7,6,12,1,13,5,9,4(18点)

▽その他主宰者の予想コラム
◆【UMAJIN編集部・栗東R氏/中京8R・野路菊ステークス】「クラシックで活躍の見込める器。ここは通過点だろう」&栗東トレセン発追い切り予想、追い切り特注馬!

◆【覆面トラックマン/ながつきステークス2024予想】「スムーズにレースを運べる好枠を引き当てただけに信頼は置ける」

◆【朝活女子・シャト美/中山1R予想】「ここは順番」◎からコース適性重視の○▲本線 馬単ワイド各2点&3連複3連単各9点勝負


田原基成のプロフィールはこちら
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