どうも！覆面馬主１号です！

今年は、空前の新種牡馬ラッシュじゃないかな。
ヨーロッパからは、ウエストエンドにフクム、アダイヤーも来るんだよな。
アメリカからは、オナーコードとか、マスタリー、ヨシダ、それに、今話題のパレスマリス。
日本国内でも、イクイノックス、タイトルホルダー、パンサラッサなど、もう目移りしちゃうよな。

先日、パンサラッサの引退式を見たけど、パンサラッサって、とんでもない馬だよね。
ドバイターフに勝ち、サウジカップに勝った。ともに、G１！
本当にタフな馬だね。

彼の走りを見返していて、「大和魂」という言葉を思い出した。
大和魂って、最近では、死語っぽいけど、その意味は、こう書かれている。

勇猛で、潔いこと。

まさに、パンサラッサの走りだよな。勇猛で、潔い。どんな相手と対戦しても、ハナを奪い自分の走りをする。
昨年のジャパンカップも、良かったね。負けたけど、潔い競馬だった。
勝ったイクイノックス以上に、勇猛な走りだったと思う。

競馬という文化は、寺山修司の言葉ではないが、単なる勝ち負けのゲームではない。
そこには、複雑に絡み合う幾重もの物語があり、自分自身もその物語の中に入り込んでいる。
だから、パンサラッサとイクイノックスを比べたりするのは、愚の骨頂だ。
それぞれに、人の心を揺さぶる物語があるから。

さて、明日から、小倉開催が始まり、いきなり重賞がある。
愛知杯。

ここ１０年、中京競馬場で開催されているから、小倉の実績はほとんどない。
小倉で開催されたのは、一度だけ。
しかも重馬場でデンコウアンジュが勝っている。

が、これは、参考にならないんだろうな。
小倉競馬場の芝コースは、間違いなく良馬場で、状態はとても良いと思うね。

金曜日時点での芝のクッション値は、8.8。標準の値で、走りやすい良馬場である。
京都が、9.5で、中山が10.4だから、中山はちょっと硬いのかな。

おそらく、人気は、上がり馬のミッキーゴージャスだと思うが、オレは、この仔からいきたい。

◎１１セントカメリア

重賞初挑戦というか、ここは、オープンに上がって初めてのレースなんだけど、今回の愛知杯のレースは、こんな感じになると思うんだよね。

高速馬場で、厳しいラップの凌ぎ合い的なレース。

開幕の日だから尚更、内枠の馬たちは、前がかりになると思う。騎手全員が、内で前が有利って思っているから、１番枠を引いたグランスラムアスクや、２番コスタボニータ、４番ウインピクシスが、どーっと先行力を発揮するはず。
否応なくペースは上がり、押し切れない感じになると見ている。

小倉２０００ｍは、スタートして１コーナーで上り坂があるせいか、そこでペースが緩む。その後、向こう正面で、更にペースが落ち着いてしまうと、先行が圧倒的に有利になる。
が、オープンなどのレースになると、まくって行く馬が現れ、乱ペースになるケースも多い。

ここは、そう簡単に隊列が決まるか分からない組み合わせなので、それなりに最初に皆脚を使う気がする。

でまあ、最後は、きついラップになって差しが台頭するんじゃないかというのが、オレの見立て。

で、セントカメリアね。
ドゥラメンテ産駒で、母がアドマイヤテレサ。兄のアドマイヤジャスタも、きついラップ勝負みたいなのが、得意な馬だった。それに、アドマイヤラクティもスタミナ抜群だったよね。
この血は、晩成感が強い。５歳のここに来てようやくオープン入りしたが、まさにここからが、完成期じゃないかな。
なので、重賞初挑戦だが、間違いなく良い勝負すると見ている。あまり後ろに構えると、届かないが、小倉であれば、じわじわと捲れると思うね。

ここまで、まだ１３戦、馬は若いし、好調な今の状態で、５４キロなら好勝負できるはず。
中２週で、調教は軽いが、たぶん問題ない。
それに、鞍上の西村騎手は、小倉２０００ｍのパフォーマンスがとても高い。ここは、勝ちにいく競馬をして欲しい。

◎１１セントカメリア
〇１２ミッキーゴージャス
▲８ ローゼライト
☆４ ウインピクシス
☆１３フラーズダルム
注３ タガノパッション
△５ アレグロモデラート
△７ ルージュスティリア
△６ ミスフィガロ

という順番にした。

対抗は、ミッキーゴージャス。唯一の４歳馬で、ポテンシャルは、相当高い。
鞍上川田騎手だし、斤量も５４キロ。この相手であれば、突き抜ける可能性もある。が、初めてのお姉さんたちとの闘いで、しかも重賞。そして、この外枠。最後、きついラップになった時に届かない危険性も少しある。

▲が、ローゼライト。キズナ産駒で、きついラップの勝負に強そう。前走エリザベス女王杯は、惨敗を喫したが、コンマ７秒しか負けていない。ここなら好位からジリジリ伸びて上位に食い込める可能性が高い。

☆が、ウインピクシス。札幌のクイーンステークスや、福島記念の走りを見る限り、単騎で淡々と逃げたら、相当粘れると思う。もし、グランスラムアスクが逃げても、番手で折り合って力は出せるはず。
ゴールドシップ産駒で、母父がロージズインメイ。母のコスモアクセスは、スプリンターで４勝している。
その娘は、スピードとスタミナのバランスが取れていて、中距離が得意。

もう一頭の☆が、フラーズダルム。前走、脚を余して負けたが、ここに来てかなり調子が良い気がする。
新潟記念でも、６着と好走しているし、この相手であれば、上位も十分。

注で、タガノパッション。オークス４着の力が、今どこまであるか分からないが、能力は相当高い。
６歳だが、これまで小倉コースでは、３着が４回。上手くハマれば一発ありそう。

馬券は、単複、馬連、馬単。

三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。

1着・・・◎
2着・・・〇▲☆☆注
3着・・・〇▲☆☆注△△△

これで、三連複、三連単を買いたい！


続いて、自信の一鞍！

中山９レース！

◎６ ミラビリスマジック
○８ ミアネーロ
▲５ ロンドンアームズ
☆３ ウインディオーネ
△４ ルージュスタニング
△１１オメガウインク
△２ ルクスノア
△１０カイトグート

本命は、ミラビリスマジック。お母さんがソーマジックだから、マジックキャッスルやソーヴァリアントの妹だね。
父キズナ×母父シンボリクリスエスの配合は、G１馬のソングラインやアカイイトと同じ。
ハズレの少ない、相性の良い配合パターンだよね。
ちなみにこのパターン、圧倒的に牝馬の方が走るので、覚えておいて損はないと思うよ。

デビュー戦は、仕上がり途上ながら、実戦に行って、勝負強さを見せた。
１回使った上積みがかなり大きいみたいで、この中間は、ウッドで好タイムをマーク。
新馬勝ちと同じ中山のマイルで、連勝に期待したいね。

対抗は、ミアネーロ。ルメール騎手に乗り替わるし、牧場サイドの期待も大きそう。
前走で下した相手が、その後勝ち上がっているように、レベルの高いレースを勝ち切ったのを評価した。
お母さんのミスエーニョが、スピードのある配合をしているから、マイルの流れにも対応できる筈だ。

▲は、ロンドンアームズ。母の全姉は、秋華賞馬のブラックエンブレム。
新馬戦で、ハナ差の接戦をものにしたように、勝負根性があるのがいいよね。
時計を詰められるようなら、面白い存在になりそう。
それに中山のマイルでは、グレーターロンドンの仔がずっと爆走を続けているから、その点でも注目だ。

☆は、ウインディオーネ。ロベルトのクロスがあるシルバーステート産駒だから、小回りや内回りの方が良さそうだね。中山コースはピッタリって感じがする。

馬券は、単複、馬連、馬単。

三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。

1着・・・◎
2着・・・〇▲☆
3着・・・〇▲☆△△△△

これで、三連複、三連単を買いたい！