スポーツメディア『SPREAD』編集長・山田です。

先週のエリザベス女王杯はブレイディヴェーグが制し、C.ルメール騎手は菊花賞のドゥレッツァ、天皇賞・秋のイクイノックスに続くGI3連勝。

今週のマイルCSを勝てばGI4連勝、そして次週にはイクイノックス騎乗のジャパンCを控え、どこまで連勝記録を伸ばすか、注目が集まります。

同騎手はマイルCSでシュネルマイスターに騎乗。しかし、本馬はGI8連敗中であり、本来は上位拮抗のメンバーにも関わらず、前売りオッズは頭一つ抜けた1番人気。

今回は「ルメールのGI連勝を止める」をテーマに、第40回マイルCSの予想を組み立てたいと思います。

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■シュネルマイスターは取りこぼしも……

ルメールの連勝が止まるとしたらここか。

実際、今回マイルCSで騎乗するシュネルマイスターは年齢を重ね勝負どころでの反応が鈍さくになり、取りこぼしが目立つ。

前走・毎日王冠は1枠発走で前が壁になり追い出しが遅れたものだが、近走は直線でほぼ最後方からの追い上げ。4コーナーで仕掛けて末脚不発が続いたことから、鞍上が直線のギリギリまで溜める競馬に徹しているように思える。

3コーナー下りから加速する京都芝1600m。差し届かずのシーンは十分に考えられ、これに単勝オッズ2倍台への投資はリスキーと言える。

本命◎はセリフォス。

昨年は後方で折り合いに専念し直線で末脚爆発と、この時点ではシュネルマイスターと同じ後方脚質だったが、春の安田記念では好位追走から2着と安定したレース運びを見せた。

近3戦で手綱を握ったD.レーンと同じく、好位でガッシリと抑え込める川田将雅なら、安田記念の再現で馬券内と見る。

ただ、本馬も万が一、再び後方待機となれば取りこぼす可能性もあり、ここは3連複とワイドの軸とし、馬単フォーメーション1列目には3頭を置く。

後方勢がモタつければ浮上するのが、好位から抜け出せる○エルトンバローズ、▲ソウルラッシュの2頭。これにマイル2戦目と右回りコース替わりで前進が見込める☆ソーヴァリアントを2列目に据え、好配当を狙う。

印と買い目は以下の通り。

■マイルチャンピオンシップ2023予想・買い目

◎11セリフォス
○７エルトンバローズ
▲１ソウルラッシュ
☆８ソーヴァリアント
△９シュネルマイスター
△16ナミュール
△５ジャスティンカフェ

【馬単F】11,7,1→11,7,1,8（9点）
【ワイド】11＝7,1,8（3点）
【3連複F】11＝7,1,8＝7,1,8,9,16,5（12点）

以上、マイルCSの予想でした！

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