◎７番セントメモリーズ
母の父ネオユニヴァースの血を受け継ぎ、怪しい気性の持ち主だが、この二戦はそんなところは見せていない。それは鞍上がガツガツと前に行く競馬をしないでジックリと脚をタメて終い勝負の競馬を教えつつ、動かなきゃいけないところでは動くという点を学習させているからだ。

そして二戦ともにレース上がりはメンバー中最速をマーク。関西遠征を経験している強味もあり、多頭数で揉まれても自分のリズムを崩さずに走れる競馬の上手さがある。

直前の稽古は終い重点の軽いものだが、ゴール前で軽く気合いを付けられての反応は確かで力強さも満点となれば断然の中心だ。


〇１６番ワイドラトゥール
新馬戦は良馬場発表だったが、小雨が降りしきる中で行われ、好スタートから好位集団の直後をスムーズに追走。直線に入り、徐々に加速し、ラスト2ハロン過ぎに先頭に立ち、抜け出したところでフラついたりはしていたが、余裕を残しての快勝。まだまだ奥のありそうな走りだった。

中二週の競馬になるが、最終追い切りはゴール前で鞍上に促されるとシッカリと反応してキレのある動きを見せているように、使われた上積みは十分にあり、小粒なメンバーのここなら上位争い可能な一頭だ。


▲５番クイックバイオ
デビュー戦は馬なりのままの調教がほとんどで、勝負所でコーサインを出されて反応しきれず六着もこの馬も含めて四頭が勝ち上がっているようにレースレベルは高かった中でのもの。その後の二連勝は納得できる。

ただ、少頭数で揉まれない競馬しかしていないところはひっかかる･･･スピードとパワーはあり、一瞬の瞬発力も兼ね備えているが、ここで大きく狙うことはできない。


△１４番・８番・１８番


[３連単一着固定流し]
一着　７番
相手１６番・５番・１４番・８番・１８番