「京都11R　スワンS」予想

◎４番トウシンマカオ
今年の夏の函館・札幌戦は馬場や展開などに振り回されて結果は出なかったが、そんな中で大崩れなく安定した走りを見せてくれたように、確実に力を付けていることは確かだ。

スプリンターズＳを熱発の影響から回避して仕切り直しの一戦だが、先週・今週ともに横山和騎手が跨がり、かかり気味に後ろから追走して直線で鋭く脚を伸ばすこの馬らしい走りから、体調面のマイナスはないとみた。

昨夏からスプリント路線に舵を切り、久しぶりの芝１４００Ｍ戦だが、レースでの折り合い面には何ら問題なく、追走が楽になる分、むしろこの距離は合っているし、この組み合わせで５７キロの斤量で、鞍上強化の今回は狙わない手はない。


〇１番エクセトラ
未勝利戦を勝ち上がるまでには手間取ったが、破竹の四連勝でオープン入りして前走のＵＨＢ賞へ。札幌芝１２００Ｍ戦では珍しくスローペースの競馬で、好位の後ろで脚をタメて追走したが、流れが遅かったことで前の馬がバテず、直線では全く進路が開かず･･･四着。

このコースのこの距離での勝ち星があり、競走条件は好転しているし、レース間隔を開けての実績は光る。先週はモレイラ騎手を背に三頭併せてビシッと追われ、直前は坂路にて終い重点の稽古だが、ブレがなく力強さ満点で出走態勢は万全となればチャンスは十分にある。


▲３番ウイングレイテスト
前走の京王杯ＡＨはブリンカー効果アリアリでソウルラッシュの決め手に敗れはしたが、開幕週のパンパンの良馬場とは言え１分３１秒６は持ち時計を詰め、全く衰えは見せていない。

とは言うものの、久しぶり芝１４００Ｍ戦。何が何でもハナを主張するような馬は見当たらないが、スローに落としてタメ逃げするタイプではなく、ある程度速い流れで引っ張って後続にも脚を付かせるよな逃げ馬なので、距離短縮がプラス材料とは言い切れない。

中間の気配や直前の動きは申し分なく、デキは良さそうなので、押し出される型での▲だ。


△２番・１６番・１５番・１８番


[３連単フォーメーション]
一着４番・１番・３番
二着４番・１番・３番
三着４番・１番・３番・２番・１６番・１５番・１８番