◎６番ナミュール
春のＧＩ戦はさんざんな結果だったが、ヴィクトリアマイルでは向正面で鞍上が馬を落ち着かせようとしていたところ、両脇から挟まれてバランスを崩す大きな不利があった。主催者発表は良馬場(いつ測定したのか？)だったが、雨が降り続く中で行われ、力を要する馬場だったことも敗因の一つ。

安田記念はおつりのないような仕上げではあったが、直線坂下で追い出したところで内側のシャンパンカラー騎乗の内田騎手が強引に外に持ち出し、ここでも大きな不利を喰らった。ＧＩ二戦は訳ありで度外視できる。

今回は別定戦で５５キロで出走できるし、中間の気配は絶好で直前の動きも抜群。瞬発力比べは願ってもないところで、競走条件ベストのここは鬱憤を晴らす絶好の機会だ。


〇９番レッドモンレーヴ
前々走の京王杯ＳＣは鮮やかな勝ちっぷりだったが、中二週で臨んだ安田記念は体調万全ではなかったものの０．６秒差の六着は立派な走りだった。ただ終い勝負の馬とはいえ、ゲートに難があり、不安定さがつきまとう。５８キロの斤量となれば中心には据えづらい。


▲３番エターナルタイム
前々走の湘南Ｓは終始プレッシャーのかかる位置での競馬。このレースもヴィクトリアマイル同様に良馬場発表だったが、午後から雨が降りしきる中で、脚がたまらず力を要する馬場状態で五着とし、条件が好転した前走の多摩川Ｓは余裕を残し着差以上の強い内容。

何より、先週・今週の追い切りの動きが素晴らしい。弾けている。ベストの競走条件でベストの状態なら初めてのＧレース挑戦になるが大きくヒケを取ることはない。


△７番・５番・１１番・１２番


[３連単軸一頭マルチ]
軸　６番
相手９番・３番・７番・５番・１１番・１２番