9月26日、金沢競馬場で重賞・白山大賞典（JpnIII、ダ2100m）が開催される。1着賞金は2500万円で、発走時刻は17時10分。枠順は以下のとおり。



ウィルソンテソーロ（牡4、美浦・小手川）は、かきつばた記念、マーキュリーCを連勝中。かきつばた記念こそドライスタウト相手にハナ差の勝利だったが、マーキュリーCは後続を大きく突き放す楽勝だった。左右の回りを問わず器用な立ち回りができるため、初の金沢競馬場も全く問題ないだろう。重賞3連勝が濃厚。

セイカメテオポリス（牡5、大井・渡邉和）は、地方重賞3連勝で勢いに乗っている。DG競走では昨年の白山大賞典で記録した4着が最高着順だが、地力強化著しい状況なら食い込みがあってもいい。

ペイシャエス（牡4、美浦・小西）は、昨年名古屋グランプリを勝ってから伸び切れない競馬が続く。昨年のJBCクラシックで3着に駆けているように実力は確かだが、メンバー中唯一となる57キロの斤量も楽ではない。

メイショウフンジン（牡5、栗東・西園正）は、ダート長丁場で先行力を活かし今年は重賞で3着が2回。一線級との差は見られるものの、この舞台なら持ち味を活かせそうで前走以上の着順を狙う。

ケイアイパープル（牡7、栗東・村山）は、昨年の優勝馬。その後はズブい競馬が続き詰め切れないことが多いが、今回は間隔をあけて立て直され中間の稽古も良好だ。放牧明けかつ地方DG競走参戦が最近の好走パターンだけに軽視は禁物。

ライトウォーリア（牡6、川崎・内田勝）は、東京大賞典5着、川崎記念5着、帝王賞6着と昨年12月以降は強い相手に健闘してきた。帝王賞1-5着馬不在のここなら力的に足りていい。

（Text:Ito）

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