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【日本ダービー】7611頭の頂点!エイシンフラッシュが戴冠

【日本ダービー】7611頭の頂点!エイシンフラッシュが戴冠

 30日、東京競馬場で行われた第10R・日本ダービー(GI、芝2400m)は、内田博幸騎手騎乗の7番人気エイシンフラッシュ(牡3、栗東・藤原英)が直線で上がり3F32秒7の末脚で抜け出すと、5番人気ローズキングダムの追撃をクビ差凌いで快勝。勝ち時計2分26秒9。レースの上がり3Fが33秒4という究極の瞬発力勝負をものにして、第77代ダービー馬に輝いた。  また、3着には1番人気ヴィクトワールピサが入り、2番人気のペルーサは6着に終わった。  勝ったエイシンフラッシュは父King’s Best、母ムーンレディという血統の持ち込み馬。鞍上の内田博幸騎手、管理する藤原英昭調教師ともに初のダービー制覇となった。  配当は馬連16,720円、馬単46,210円、3連複10,630円、3連単152,910円。  現3歳世代7611頭のナンバーワンを決める頂上決戦は、スタート直後から場内がどよめく。2番人気ペルーサがまさかの出遅れ。波乱の予兆する幕明けだった。  ハナを奪ったのはアリゼオ。1000m通過61秒6という緩い流れを作り出すと、次の2Fを13秒5‐13秒1とさらにペースを落とす。その展開のなか、ヴィクトワールピサは先行馬群を見るかたちで内ラチ沿いを追走。その1番人気馬の直後でエイシンフラッシュ、ローズキングダムが追う。その後方にヒルノダムールが続き、出遅れたペルーサも徐々にポジションを押し上げる。3コーナーでは先頭から最後方までが7、8馬身という団子状態だ。  それまで緩かった流れが、一気に締まる。府中の長い直線で、究極の瞬発力勝負が始まった。どの馬が抜け出してきてもおかしくないほどの大混戦。そんななか、上がり3F32秒7の豪脚で馬群を切り裂いたのがエイシンフラッシュだった。残り200m過ぎで敢然と先頭に躍り出る。一度は交わされたローズキングダムが上がり3F32秒9の末脚で懸命に詰め寄るも、クビ差までが精いっぱいだった。  ゴールの瞬間、高らかに右手をつき上げた内田博幸騎手は、「この馬のいいところを出せればと考えていました。急がせると馬が掛かってしまうので、なるべくなだめながら乗りました。能力のある馬(ヴィクトワールピサ)が前にいたので壁になることはないだろうと思い、すぐ後ろでじっくりと脚を温存できたのが結果的に良かったですね。私自身、ダービーをとるために地方から移籍してきて、その夢が叶ってよかった。感無量です」と喜びを爆発させた。  今後は追われる立場となるが、将来性についても「理想的なレースもできて自由に立ち回れるし、まだまだ成長もしそう。今後も楽しみ」と内田博騎手は太鼓判を押す。並み居る強豪を打ち破り、3歳の頂点に立ったエイシンフラッシュ。ダービー馬の称号を胸に、一流馬の道を歩み始める。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★史上最大のPOG「UMAJINPOG」は要チェック!その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】気になるあの馬の能力値は?【指数X】は枠順確定後に無料公開

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