１号「今日は、チグハグな馬券が多くて、ダメだったな。ね、オヤジさん。」

オヤジ「ん、そうね。というか馬券は、そう簡単に当たらないって思ってるから。」

１号「あ、そう。結構当ててると思うけど。」

オヤジ「いや、そんな事ないよ。お金を張ることで、ドキドキが得られるんだから、それでいいんだよ。負けても仕方ない。」

１号「凄いね。仙人みたいな境地だ。」

オヤジ「だって、他にお金使うところなんて無いだろ。相場は、今年は勝たせてもらってるしね。だから下手でも馬券を買うのよ。明日はね、東京５レース。１０番のチェルノボーグの単勝１０万、これ単勝一本でいくよ。兄弟みんな走ってるからね。栗東の坂路もＣＷの動きも素晴らしいし、福永騎手も今日で色々分かったと思う。勝てると思うよ。」

１号「なるほど。じゃあオレは、阪神５レース、２番タガノエスコートの単勝１０万、馬連で、６，８，９、１０、１１の５点に２万ずつ。これで買う。この仔、タガノビューティーの弟で、動きがとても良い。この母系、走る仔をばんばん出してるからね。いきなりから期待できるとみた。」

ということで、懲りない二人は、新馬で単勝ガツンと勝負だ。