■中山11R・日経賞

先週の阪神大賞典では「菊花賞馬出るんならそら勝つやろ」としてサンライズアースに本命を打ったけど、今週は実際に菊花賞を勝ったアーバンシックが出走。まずここでは力が抜けてるし、人気もそれを反映したオッズになりそう。

前走の有馬記念では道中勝ち馬の直後ってベスポジにいて4角も最内でパスしながら、レガレイラについて行けずゴールではジャスティンパレスに内から差されたのはどうなんだ感もあるけど、出負けした影響も強そうでアレがこの馬の能力だとは思わない。劇的にレースぶりが良くなった昨秋のセントライト記念みたいなレースされたら、他馬は結構厳しいと思う。

でもなあ！日経賞なんだよなあ！日経賞は有馬記念じゃないからなあ！

そう、このレースは日経賞。1番人気は過去10年でわずか2勝、2着0回に3着1回、古くは菊花賞と有馬記念を連勝してきたマンハッタンカフェが単勝1.2倍で8頭立ての6着に敗れるなど大物のポカも多い。有馬記念だと全然来ないキンカメ系がここでは来まくったり、その先に見据える天皇賞・春にしても、ここ20年に広げても（というか30年遡っても）日経賞と天皇賞・春を連勝したのは、後に連覇を果たすくらい淀3200mで強かったフェノーメノと、阪神での代替開催で勝利したタイトルホルダーのある意味特殊な条件の2頭のみで、後にも先にもリンクの薄い特異なレースと言える。

大物がポカしやすいレースに圧倒的1番人気が出てきたら嫌うに妙味あり。菊花賞馬出るんならそら嫌うやろ！ってことで自分はアーバンシックの負けに賭ける。

さて、長々とアーバンシックについて書いたけど、◎はマイネルウィルトス！9歳だけど、攻め馬では昨年くらいの水準で時計を出してて元気。前走は鞍上も悔いてたように早仕掛けが敗因で、能力は通用する。雨馬場も得意で週末の天気にも恵まれそうだし、“リンクの薄い特異なレース”らしくリピーターが強いここでは、昨年3着の実績が大きなプラスになる。

対抗はマイネル丼希望で○マイネルエンペラー。前走の日経新春杯ではあの異常なハイペースを5番手から追走して3着と見事な粘り。直線では進路が空くのを待つ不利もありながらでのものだから、スムーズなら2着はあった。あのしぶとさを発揮できればここでも上位。

単穴は▲アーバンシック、これはもう散々書いたので割愛。

シュヴァリエローズは道悪適性微妙だと考えてるので欲張って切る。先週それで大きい当たり逃したけど……でも800点分切るのに成功したら800倍取るのとおんなじ！！

◎3マイネルウィルトス
○8マイネルエンペラー
▲7アーバンシック
☆2マテンロウレオ
☆6チャックネイト
△9ハヤヤッコ

【単勝】3（1点）
【馬単】3→8,7,2,6（4点）
【馬単】8→3（1点）
【3連単/フォーメ】3→8,7→8,7,2,6,9（8点）
【3連単/フォーメ】3→2,6→8,7（4点）