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石川豊

2025/03/22 17:25

【愛知杯】「0.0.0.35」の血統背景など懸念材料満載の上がり馬を“消し” ◎距離短縮、中京経験、血統と相性抜群 馬連5点+3連単20点

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まず、はじめに「前提」を。

「1番人気の勝率は3割」

1番人気が負ける確率は7割もあり、逆に言えば2番人気以下は勝率7割もある。「危険な人気馬理論」とは、想定1-4人気ゾーンの人気一角を「消し」とし、妙味を追い続ける馬券術である。

なお、SPREADさん連載スケジュールの都合上、想定と実際の人気がズレることはあるのであしからず。

「当てたいのか、勝ちたいのか」

極論を言えば、当てたいだけなら全18頭の単勝でも買えばいい。仮に1鞍回収率500%の馬券なら、5回に1回以上あれば、的中率20%でも収支はプラス。当てるのではなく、勝ちにいく。負けを恐れず、勝ちにいけ。

そのハズレ馬券は決して紙くずではなく、勝利への招待状である。

血統面で【0.0.0.35】、初モノづくしで懸念材料満載

初重賞挑戦となった前走のシルクロードSでは、勝ち馬から0秒4差の4着に好走したカピリナ。重賞でもやれる手応えを持って、愛知杯で初重賞奪取に臨む同馬が今回の「危険な人気馬」のターゲットだ。

今年から施行時期や条件など、新たに生まれ変わった愛知杯。ゆえに、参考となるデータは少ないが、中京芝1400mの特徴などを踏まえて考察していきたい。まずは距離について。過去10年、中京芝1400mのレースで、前走が同距離だった場合、勝率7.5%、連対率14.9%、複勝率22.4%だったのに対し、1600mからの転戦は、勝率8.0%、連対率15.3%、複勝率23.3%と、1ハロンの距離短縮で臨んだほうが好走率は高い。一方、芝1200mからの臨戦は、勝率4.8%、連対率10.2%、複勝率14.7%と、同距離やマイル戦からの臨戦よりも分は悪く、距離延長で臨むのはやや割引き。スタート後、しばらく緩やかな上り坂で、最後の直線は中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられているタフなコースであることは関連していそうだ。

カピリナは、ダート戦では1400mで勝ち鞍はあるものの、芝では一貫して1200mを使われており、芝で初距離となる1400mという点は、決して明るい材料ではない。

また、前走が中京だった馬の成績も、勝率10.6%、連対率17.1%、複勝率23.5%は、他場との比較でいずれもトップ。中京での実走経験の有無は、結果に大きな影響を及ぼしている。カピリナは、左回りでは芝・ダートを含めて【2.2.0.0】と完璧だが、今回中京が初体験となる点は、減点材料といえる。

加えて、過去10年の中京芝1400mで、オープン以上のレースにおいて、東西所属別の成績を見てみると、関東馬が【6.2.5.71】で勝率7.1%、連対率9.5%、複勝率14.0%であるのに対し、関西馬は【16.20.17.157】で勝率7.6% 連対率17.1% 複勝率25.2%と、いずれも関西馬が関東馬を大きく上回っている。中京は栗東からの輸送時間も短く、競走能力への影響は、やはり関東馬よりも少ない。この点も、関東馬のカピリナにとっては不利といえるだろう。

カピリナの父ダンカークは、産駒のデビュー以来、いまだ重賞で勝ち星はなく、平地重賞では【0.0.0.35】と全滅。産駒は芝よりもダートの活躍馬が多く、芝の重賞となるとワンパンチ足りない可能性は十二分に考えられる。さらに、芝の1200m戦では3勝クラス勝ちが3勝あるのに対して、同1400m戦では2勝クラス止まり。ダンカーク産駒ということで強調材料に欠く点が多い。

1ハロンの距離延長や、初の中京コース、不利な関東馬、ワンパンチ足りないダンカークの産駒など、信頼できる材料は少なく、人気に推されるようなら、妙味はないと考え、今回のカピリナは、思い切って「消し」でいってみたい。

得意距離で隠れた実力馬が花開く

本命にはシングザットソングを抜擢する。3歳時にフィリーズレビューを制しており、実績面はこのメンバーでは上位の部類。それ以降、勝ち星には見放されているが、着順はともかく、常に勝ち馬からは1秒以内に収まる範囲で好走しており、大崩れすることはない。ゆえに、いつ突き抜けてもおかしくない実力は持ち合わせている。

2走前のスワンSでは、今回人気を集めそうなクランフォードに先着を果たしており、前走のターコイズSでは、外めの8枠15番からの発走で、難しいレースを迫られたが、勝ち馬からコンマ4秒差に健闘。重賞勝ちのある芝1400mはベストディスタンスで、ここは目イチで勝負をかけたい舞台設定だ。

前走が芝1600mで、中京芝1400mでは、距離短縮組が好走率が高いという点もプラス材料。中京コースは2度経験があり、3着、4着と崩れていないところも好感が持てる。ドゥラメンテ産駒は、芝1400mで比較すると、距離設定されているコース別では、中京が最も勝率の高い14.0%をマークしており、血統的な相性もバッチリ。今週は土日4重賞中3鞍に管理馬を送り込む高野師だが、どの馬にもチャンスがあり、席巻する可能性が高いとみる。

相手には、非根幹距離の1400m専科の馬や、中京巧者を中心に馬券を組み立てていきたい。筆頭はオードリーバローズ。重賞初挑戦となるが、勝ち鞍はすべて芝1400mで、中京勝ちの実績もあり、いかにも新生・愛知杯向きの戦績。父キタサンブラックの勢いも見逃せない。クランフォードは、前走スワンSで1番人気に支持されたほどの期待馬。こちらも全4勝が芝1400mで、中京も勝ち鞍を挙げており適性は十分。穴っぽいところでは、コラソンビートを忘れてはいけない。近走は2ケタ着順が続いているが、重賞勝ちのある芝1400mに戻れば、一変があっても何ら驚けない。

馬券は単勝と馬連を手広く。3連単をお好みで。

それでは皆さま、ボナ・フォルトゥーナ(あなたに幸運を)。

愛知杯予想【印・買い目】

◎6 シングザットソング
○15 オードリーバローズ
▲11 クランフォード
☆4 セントメモリーズ
☆14 エトヴプレ
注17 スウィープフィート
△5 コラソンビート

【単勝】6(1点)
【馬連】6=15,11,4,14,17(5点)
【3連単/フォーメ】6→15,11,4,14→15,11,4,14,17,5(20点)

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