◆【随時更新中｜2/9(日)的中速報】石川豊は2強一角を危険な人気馬指名、土曜「2の2」厩スポイラーのネタバレ馬は？【東京新聞杯/きさらぎ賞2025予想】

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まず、はじめに「前提」を。

「1番人気の勝率は3割」

1番人気が負ける確率は7割もあり、逆に言えば2番人気以下は勝率7割もある。「危険な人気馬理論」とは、想定1-4人気ゾーンの人気一角を「消し」とし、妙味を追い続ける馬券術である。

なお、SPREADさん連載スケジュールの都合上、想定と実際の人気がズレることはあるのであしからず。

「当てたいのか、勝ちたいのか」

極論を言えば、当てたいだけなら全18頭の単勝でも買えばいい。仮に1鞍回収率500％の馬券なら、5回に1回以上あれば、的中率20％でも収支はプラス。当てるのではなく、勝ちにいく。負けを恐れず、勝ちにいけ。

そのハズレ馬券は決して紙くずではなく、勝利への招待状である。

■後方一辺倒では届かない

昨夏のクイーンSから脚質転換に成功し、重賞・GI戦線において3戦連続で馬券内の4歳牝馬ボンドガールが、今回の「危険な人気馬」のターゲットだ。

近年の東京新聞杯は、1分31秒台後半-32秒台前半の速い時計で決着するケースが多く、前半800mも45秒後半-46秒前半と、ミドルからハイペースの傾向。そのうえ、開幕2週目で芝の状態も良く、前で運んだ馬も、上がり33秒台後半-34秒台前半の脚を使って粘り、簡単には止まらない。つまり、後方一気型にとっては厳しい戦いを強いられる。

過去10年、前走10番手以下だった馬は【3.6.4.55】の成績だが、複勝圏に入った13頭中10頭は、本番では10番手以内で運んで好結果を残しており、前走時とは戦法を変えて、ある程度前目につけて運ばないと、好結果を残すことができない。ボンドガールは、近3走とも4角10番手以下から運び、上がり最速の末脚で馬券圏内に好走しているが、今回も同様のレース運びを見せると、見せ場なく後方のまま、のシーンが考えられる。

また、ボンドガールの父、ダイワメジャー産駒は、東京のマイル重賞でGI3勝を含む6勝を挙げているが、その内訳は、2-3歳の世代限定重賞に限られており、4歳以上では東京マイル重賞は未勝利。しかも牝馬に限ると【0.0.1.10】と好走できておらず、この点も懸念材料だ。

後方一辺倒が板についたボンドガール。前目につける戦略に切り替えて、これまでと同様の決め手を使えるだろうか。戦法や血統面を考慮すると、人気ほどの信頼度や妙味はないと判断し、ここは思い切って「消し」でいってみたい。

■自在性あり、決め手も魅力的

本命にはウォーターリヒトを抜擢する。東京マイル戦は、昨秋に連勝を飾っており、舞台適性は高い。特に2走前のキャピタルSは、1分32秒3の好時計で勝利を飾っており、道中のラップも、近年の東京新聞杯の傾向に合致する流れの中、上がり最速の末脚で勝ち切った点は評価に値する。

2着に下したトロヴァトーレは、その後ニューイヤーSを制覇。そのほか、ロジリオン、アスクコンナモンダ、マテンロウオリオンなども、続く京都金杯で先着を果たしており、4歳を迎えて本格化を予感。その京都金杯も、サクラトゥジュールの2着に敗れたが、相手の立ち回りの上手さが光っていた印象で、広い府中なら、決め手を繰り出せば逆転も可能だ。

ボンドガールと同様、近2走は4角10番手以下から運んでいるが、3走前は先団グループから上がり最速で勝利しているように、レースに合わせて自在に立ち回れる点は大いなる武器。前走京都金杯組は、連対馬に限ると【1.0.1.4】と、相性は悪くなく、2017年ブラックスピネル（京都金杯2着→東京新聞杯1着）のように、クラシックでは及ばず、明け4歳で待望の重賞初制覇、のパターンとなるのではないか。

相手には、連覇を狙うサクラトゥジュールが筆頭。8歳を迎えても衰えは見られず、昨年と同様、1枠1番に入った点も好材料。相性の良いキング騎乗も魅力的だ。人気の一角ブレイディヴェーグは、走りっぷりから中距離向きの印象で、昨年1番人気で6着に敗れたマスクトディーヴァと重なるイメージ。2列目に落とす。

馬券は単勝と馬単・馬連を厚めに、3連単はお好みで。

それでは皆さま、ボナ・フォルトゥーナ（あなたに幸運を）。

■東京新聞杯予想【印・買い目】

◎12ウォーターリヒト
○1 サクラトゥジュール
▲8 ジュンブロッサム
☆15オフトレイル
☆7 ブレイディヴェーグ
△16セオ
△6 オールナット

【単勝】12（1点）
【馬連】12＝1,8（2点）
【馬単】12→15,7（2点）
【3連単/フォーメ】12→1,8,15,7→1,8,15,7,16,6（20点）

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