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新サービスへ現在開発中のベータ版「AIディープラ・ツトム」の追い切り診断。世の中にある競馬情報と競馬サロンの取材ノートをAIがディープラーニング（深層学習）。情報に見え隠れする「人間の本音」をAIが敏感にキャッチし、過去と現在の追い切り情報を比較しながら良し悪しをズバリ！

※はじめに※
ツトムは開発中のため辛口すぎて妄想が入ることもありますので、一部、編集部で若干の訂正を加えております。予めご承知おきください。

※AI判定は「S＝軸」「A＝相手」「B＝押さえ」「C＝消し」の評価

■本命：サトノシャイニング　AI評価「S」

残念ながら完全に瞬発力という分野で優れたタイプではない。それはCWコースの動きを見れば一目瞭然。例えば、この中間の1週前。あれだけ手応えに余裕のある状態で抜け出したのである。にも関わらず、追っても追っても差が広がらないのだからそういうこと。少なくとも一気にギアの上がる爆発力系の末脚の型ではないことだけは間違いなかろう。

それでは凡庸なのかと言うとそんなことも絶対にない。それはそうだろう。前走で現状だと世代で抜けた頂点に君臨していると思われるクロワデュノールとコンマ1秒の僅差で駆けた実績の持ち主。当然ながら、そのレベルで戦えるだけの武器も備えているのだ。

では、それが何かというと持久力。しかも同馬のそれの性能はかなり高いと言わざるを得ない。あくまで推定だが、高速状態の芝ならば、ラストで4Fほど11秒前後のラップを連ねるぐらいに……。要は俗に言う切れモノでこそないものの、確かな基礎スピードの質と持久力を兼ね備えた好素材に変わりはないということ。久々となる今回も柔らかい身のこなしでひと追い毎に動きのダイナミックさも増すばかり。今年の始動としては十分過ぎるほどの状態での臨戦に成功。ここも好勝負必至。

■対抗：ショウヘイ　AI評価「S」

脚が長い割に首と胴が短いバランスの体型をしているだけに、距離が延びるにしたがって限界を見せてくる可能性はなくもない。この辺りは父サートゥルナーリアというよりも祖父のロードカナロアの方に近いのかも……。とはいえ、それでも同馬が並々ならぬ素質を秘めていることだけは間違いあるまい。何せ、備えている水準以上のスピードを初戦のように長々と持続的に使うこともできれば、前走のように溜めに溜めてドカンと弾ける爆発力へと変換させることも可能なのだから……。

まだ、僅かキャリア2戦である。にも関わらず、現役でも実行できる馬の方が少ないであろうまったく異なる末脚の型を、いとも簡単にすでに使いこなせてしまっているのだから末恐ろしい。もはや、ここまでくると生まれ持ったセンスが他馬とは異なるとしか言いようがないか。高いスピード能力をレースで求められる理想の形に適合可能。とんだ天才サラブレットが現れたものである。

それでいて、CWコースのタフな馬場に負けてしまったりと成長の余地まで多分に残しているのだから完成した日にはどうなることか……。1週前に調教駆けする古馬を置き去りと久々ながら仕上がりにも不安はなし。どこまで強くなっていくのか、今後も注目して損はなし。

■きさらぎ賞予想【印・買い目】

◎10サトノシャイニング（S）
○6 ショウヘイ（S）
▲9 ウォーターガーベラ（A）
△7 ランスオブカオス（B）
△2リンクスティップ（B）

【単勝】10（1点）
【馬連】10＝6（1点）
【3連複/軸2頭】10＝6＝9,7,2（3点）
【3連単/フォーメ】
10→6,9→6,9,7,2（6点）
6→10→9,7,2（3点）