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齋藤翔人

2024/12/13 19:00

【ターコイズS2024予想】「10」のデータで浮上する穴馬に◎ 単回収率“169%”など最多合致タイの▲を絡め馬単+ワイド+3連複で勝負!

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今週を含め2024年も残り3週。今年もあっという間の1年でした。

この1週間は2歳GIが相次いでおこなわれており、先日の全日本2歳優駿はミリアッドラヴが快勝。牝馬の優勝は、2016年のリエノテソーロ以来8年ぶりです。

ミリアッドラヴの父はニューイヤーズデイ。社台スタリオンステーションで繋養されていた同馬は来年から優駿スタリオンステーションに移動することが発表されており、実際12月10日に移動しましたが、その翌日、産駒がGI級初制覇を成し遂げました。
一方、阪神ジュベナイルフィリーズを勝利したアルマヴェローチェの母ラクアミも、10月のノーザンファームミックスセールにおいて税抜3,800万円で落札された馬。さらに、2着ビップデイジーの父サトノダイヤモンドも、今年からブリーダーズ・スタリオン・ステーションに移動して種牡馬生活を送っており、繋養先が変わる馬、変わった馬の産駒が複数2歳GIで活躍しています。
なんの根拠もありませんが、繋養先が変わるとなぜか産駒が活躍するというのは「競馬あるある」。少し前では、種牡馬アイルハヴアナザーが2018年の種付けを最後に米国へと戻りましたが、日本における最終世代の一頭ウインマーベルが重賞4勝の大活躍。先月のマイルCSでも3着に激走しました。もちろん、馬自身は産駒の活躍など知る由もありませんが、こういった視点で馬券を予想するのもまた面白いかもしれません。

それでは予想に。

今回はターコイズSの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

(1)母父の系統
(2)前走場所
(3)生月
(4)騎手の東西別
(5)今回の斤量
(6)前走人気
(7)毛色
(8)前走着順
(9)前走上がり
(10)前走3コーナーの位置取り

近年の好走傾向から買い条件となったのは上記10項目。その中で(1)は母父の系統について。
ロイヤルチャージャー系とマンノウォー系種牡馬を母父に持つ馬の好走率が高いターコイズS。そのうち、前走1600mか1800mのレースに出走した馬は[2-4-2-8/16]。勝率12.5%、複勝率50.0%。単勝回収率77%、複勝回収率140%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=イフェイオン、フィールシンパシー、アルジーヌ、ペイシャフラワー、ドゥアイズ

(2)は前走場所。
過去5年の3着内馬15頭中14頭は、前走、東京か中山か京都のレースに出走した馬でした。そのうち、生産牧場がノーザンファームと社台ファーム以外、かつ前走から中8週以上の間隔を開けてきた馬は[3-2-3-7/15]。勝率20.0%、複勝率53.3%。単勝回収率117%、複勝回収率164%。文句なしの成績を収めていました。
◇該当馬=フィールシンパシー、ワイドラトゥール

次は(3)。生月です。
ターコイズSは遅生まれの活躍が目立つレース。中でも4、5月生まれ、かつ前走から斤量が重くなるか1から1.5キロ軽くなる馬は[4-1-2-7/14]。勝率28.6%、複勝率50.0%。単勝回収率169%、複勝回収率166%。(1)と同じく該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=イフェイオン、フィールシンパシー、アルジーヌ、ワイドラトゥール

(4)は、騎手の東西別について。
栗東所属騎手騎乗馬が強さを発揮している当レース。そのうち、前走馬体重が460kg以上480kg以下だった馬は[3-3-2-5/13]。勝率23.1%、複勝率61.5%。単勝回収率142%、複勝回収率134%と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=ミアネーロ、ペイシャフラワー、ビヨンドザヴァレー

(5)は今回の斤量。
ターコイズSは、55キロから56キロの斤量を背負う馬が不振。対して、斤量が54キロか54.5キロか56.5キロ以上で馬番が奇数。なおかつブリンカーを装着しない馬は[1-2-3-6/12]。勝率8.3%、複勝率50.0%。単勝回収率50%、複勝回収率154%。こちらも該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=フィールシンパシー、ミアネーロ

(6)は前走人気です。
牝馬限定のハンデ戦とはいえ、イメージほど荒れていない近年のターコイズS。前走、上位人気に推されていた馬の好走率が高いのも、その一因ではないでしょうか。
とりわけ、前走重賞かリステッド含むオープンで3番人気以内だった馬は[2-2-1-5/10]。勝率20.0%、複勝率50.0%。単勝回収率104%、複勝回収率126%。またまた該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=アルジーヌ、ドゥアイズ

続いては(7)の毛色で、ここは2パターンご紹介します。まずは鹿毛。
こちらは前走時、馬体重がマイナス、かつ前走の出走頭数が今回と同じでなければ[0-3-2-5/10]。複勝率50.0%、複勝回収率213%。勝ち切れていないものの半数が好走。
◇該当馬=ビヨンドザヴァレー、ミアネーロ、セントカメリア

一方、青鹿毛と芦毛は、前走馬番が5から18だと[4-0-1-4/9]。勝率44.4%、複勝率55.6%。単勝回収率248%、複勝回収率194%と、文句なしの好成績でした。
◇該当馬=コナコースト

(8)は前走着順について。
前走、惜敗した馬が強い当レース。中でも、前走頭数が16頭立て以外、かつ2から4着だった馬は[3-1-2-3/9]。勝率33.3%、複勝率66.7%。単勝回収率173%、複勝回収率138%と、こちらも凄まじい成績でした。
◇該当馬=ドゥアイズ

(9)は前走上がり。
直線が短い中山コースでおこなわれるターコイズS。それでも、前走速い上がりをマークしていたかどうかは重要です。
とりわけ、前走上がり2位以内だった馬が今回3から8枠を引くと[2-0-3-4/9]。勝率22.2%、複勝率55.6%。単勝回収率120%、複勝回収率190%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=ビヨンドザヴァレー、ドゥアイズ

そして最後は(10)。前走3コーナーの位置取り。
(9)と相反する条件かもしれませんが、ターコイズSは前走3コーナーで2番手に位置していた馬が[2-2-0-4/8]。勝率25.0%、複勝率50.0%。単勝回収率136%、複勝回収率115%。ここも該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=ビヨンドザヴァレー

これら10の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎12ビヨンドザヴァレー
○14ドゥアイズ
▲5フィールシンパシー
☆6アルジーヌ
△7ミアネーロ
△4イフェイオン
△11ワイドラトゥール
△8ペイシャフラワー

【単勝】12(1点)
【馬単/マルチ】12⇔14,5,6,7,4,11,8(14点)
【馬単/マルチ】14⇔5(2点)
【ワイド】12⇔14,5,6,7,4,11,8(7点)
【ワイド】14=5(1点)
【3連複/フォーメ】12,14,5=12,14,5=12,14,5,6,7,4,11,8(16点)

本命候補となったのは、4項目に合致したフィールシンパシービヨンドザヴァレードゥアイズの3頭。その中で、ビヨンドザヴァレーを本命にしました。

前走3勝クラスを卒業したばかりのビヨンドザヴァレー。重賞初挑戦で実績は劣るものの、ここまでの14戦で掲示板を外したのは僅か一度だけの堅実派です。
父はイスラボニータで、2021年の産駒デビュー以来、当コースでは単複とも94%とまずまず。ただ、2024年に限れば[3-1-3-10/17]で、勝率17.6%、複勝率41.2%、単勝回収率141%、複勝回収率165%と、文句なしの成績。また、3着内に好走したのは計6頭で、少数の馬が頑張ったというわけではありません。

馬券はまず、ビヨンドザヴァレーの単勝と同馬からの馬単マルチ、ワイドを購入。ただ、本命候補となった2頭にも妙味を感じるので、これら2頭の馬単マルチとワイドを押さえで。そして、1列目と2列目にこれら3頭を、3列目に印全馬を塗った3連複フォーメーションも買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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