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競馬サロン

田原基成

2024/06/27 18:00

開幕週で注目すべき“走破時計” 想定8人気以下には「2.1.0.0」が味方 ラジオNIKKEI賞2024全12頭診断

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※2024年6月27日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。

・アレグロブリランテ
前走皐月賞はスプリングS好走時と同じような先行策。ただ当時は1000m通過57秒5と、高速馬場を差し引いても速い流れに巻き込まれた感があった。福島芝1800mは昨年7月に新馬戦を勝ち上がった舞台。持ち時計に乏しい点は気がかりも、何らかの印は必要か。

・ウインマクシマム
ダービー出走権獲得を狙った青葉賞は勝ち馬と0秒2差の5着。差し馬が上位独占のレース展開を思えば及第点を与えられる内容だろう。姉ウインピクシスは福島芝1800mで【2-0-1-1】。この馬が馬券外に敗れた2戦がいずれも馬番フタ桁番だった点から馬番ひと桁番は勝利へのマスト条件と言えるが、血統面+この馬自身に芝1800m好走歴があるのは強調材料と言える。

・オフトレイル
前走白百合Sは2番手からそのまま粘り込み。今年の出走メンバーにあって、1600-1800mの距離で持ち時計上位と開幕週向きの適性を有している1頭だ。勝ち切るイメージは湧かないものの、内枠を引き当てることができればヒモ穴のゾーンでケアしたい。

・サトノシュトラーセ
この馬のハイライトは京都2歳S。当時は3着だったが、勝ち馬シンエンペラー、4着ダノンデサイルはともにダービーで馬券内とハイレベルレースだった。そのなかで3着は立派と言えるし、ここでは断然格上。1800mの距離は短い印象も、能力で馬券内まで持ってくるシーンは想定しておきたいところだ。

・ジュンゴールド
重賞を使われた近2走はいずれもフタ桁着順。敗因が特定しにくいところだが、寒い時季が合わなかったという可能性は浮上してもよさそうだ。昨年の夏と秋に使われた芝1800mの2戦はいずれも2着に0秒6差の完勝。ポテンシャルを疑う余地はなく、気温上昇で一変のパターンは想定すべきだろう。

・ショーマンフリート
2000→1800mへの距離短縮で勝利を収めた前走。当時は1000m通過59秒1と比較的淀みない流れになったこともプラスに働いたのだろう。東京芝1800mにおける前走勝ち時計1分45秒5は今年の東京芝における勝ち時計6位相当だが、上位馬の顔ぶれはコンクシェル、プレサージュリフト、レーベンスティールなど重賞ウイナーがズラリ。冬競馬で凡走後、気温上昇とともにパフォーマンスを上げている点も見逃せない。

・シリウスコルト
夏の福島で勝ち上がった1頭だが、稍重の当時は芝1200mで1分11秒台。その後も時計のかかる馬場に好走は集中しており、1800m経験がない点も気がかりだ。

・セットアップ
果敢に挑んだ前走サウジダービーは11着。砂適性云々より環境の違いに戸惑った印象を受けた。芝1800mは札幌2歳Sの圧勝を含む【2-1-0-0】連対率100%の得意条件。開幕週向きの脚質でもあり、斤量58キロでもノーマークにはできない。

・ミナデオロ
未勝利→リステッド競走と連勝中の馬。特筆すべきは走破時計で、3走前から芝1800mで記録し続けている1分46秒台は本レースの勝ち時計とほぼ同じだ。コーナー2つの京都芝1800mに好走が限定している点から小回り適性はどうかも、控える競馬も問題ないタイプ。軽視は禁物だ。

・メイショウヨゾラ
牝馬限定の1勝クラスですら馬券内に届かない現状。厳しい。

・ヤマニンアドホック
逃げ差し自在の脚質で馬券外がない安定株。とはいえ1800-2000mの走破時計は平凡と言わざるを得ないし、本レースにおける良馬場の施行年は1分46秒台の決着がデフォルト。時計面での不安は否めず、強調材料は乏しい。

・ログラール
先行策から勝ち切った前走だが、ゴール前は2着馬とほとんど同じような脚色。当時下した馬にのちの勝ち馬は1頭もおらず、レースレベルに疑問を抱いてしまう。

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