競馬サロン

2024/05/26 00:45
日本ダービー/目黒記念/京都7R 4歳上1勝クラスの予想

どうも!覆面馬主1号です!
今年も、ダービーの日がやって来た。
今年は、皐月賞が、凄い時計の決着となり、上位馬が高評価になっている。
そして、勝ち馬ジャスティンミラノが、無敗の二冠馬になれるか?という期待がかかっている。
そもそも競馬とは、サラブレッドの成長曲線とその時々の能力に応じた戦略とを組み合わせるゲームである。
つまり、この仔は、あと半年先にこれ位強くなる可能性があるから、逆算して、このレースを使い、そこで上昇を促し、走り方なんかを教え込んで、大目標に向かおう!みたいな事である。
これは、超一流馬になればなるほど、重要なポイントだ。
目先の勝ちにこだわってしまうと、馬の成長や上昇が、大目標の日に合致してこない。
今年のダービーは、この競馬というゲームの基本を考えさせられる一戦だと思っている。
まず、言っておこう!
今年のダービーは、混戦のような言い方をする人が多いが、オレは、今年のダービーは、1強だと思っている。
まあ、先に本命を言っておく。
◎15ジャスティンミラノ
皐月賞の競馬を見ると、コスモキュランダとクビ差。後ろから追い込んで上がりの速い時計を計時した馬たちが逆転できるかもしれないという事で、アーバンシックやレガレイラが人気になっているが、この2頭が、ジャスティンミラノに勝てることはないと思っている。
まず、ジャスティンミラノだけど、名伯楽である友道先生の戦略を考えてみるべきだと思う。
共同通信杯を勝った時点で、当然皐月賞に行くことになっていた訳だけど、オレは、皐月賞がメイチではなかったんだと思う。
共同通信杯のスローな流れでもピタッと折り合い、上がり3ハロンを32秒6で楽勝した時点で、大目標であるダービー制覇がかなり濃厚に見えたはず。
そもそも中山競馬場が向くとも思っていなかった気すらする。
とすればだ、皐月賞でお釣りの無い状態に仕上げてしまっては、ダービーでの上昇は期待できない。
だから、調教も皐月賞時は、今回のダービー前よりも軽かったのだと思う。
陣営とすれば、負けてもよし、大本番はダービーなのだから、ダービーをきっちり勝つ!というつもりだった筈。
だが、運命とは面白い。
フタを開けてみたら、タイトな中山2000mで、共同通信杯とは全然違う締まった流れで速いラップ、そんな異種競技のようなレースでも、勝ち切ってしまったのである。
これは、もう能力の賜物と言わざるを得ない。
そして、この皐月賞勝ちで、陣営は、ダービーは更に上昇しまず勝てる!と思ったに違いない。
無敗の皐月賞馬は、過去8頭いて、その8頭のダービーでの戦績は、5ー2ー0ー1である。
着外は、ダービー4着のサートゥルナーリア。
ここ2年、エフフォーリアとソールオリエンスが連続2着している。
ただ、エフフォーリアとソールオリエンスの年は、二年とも皐月賞が重馬場で、時計がかかっている。
今思うと、エフフォーリアとソールオリエンスは、ダービーでの勝ち運がなかったようにも見えるがそれでも2着。
そして、皐月賞自体のレベルが、ここ2年とはだいぶ違っている。
指数なんかをやっている人のものを見ると、今年の皐月賞のレベルは異常に高い。
で、おそらく、大本番へのステップという仕上げ過程で、皐月賞の凄いパフォーマンスが出せた時点で、ジャスティンミラノは化け物確定なのである。他の馬に逆転は無理だと判断した。
血統面だけど、キズナ産駒で、母のマーゴットディドは、5ハロンのG1に勝っているスプリンター。
ディープインパクトに母系がスプリンターってのは、スピード性能を高める配合パターン。
この配合からしても、中山より絶対に東京に向いている。
あとは、戸崎圭太騎手が、過去東京2400mのG1で、過去5回とも2着。
オークスもステレンボッシュで2着。
この呪縛を乗り越えて、勝ち切れるかどうか、これが全てかもしれない。
個人的にも、オーナーの醜聞はさておき、圭太には是非ともダービーを勝たせてあげたいね。
◎15ジャスティンミラノ
〇9 ダノンエアズロック
▲8 アーバンシック
☆10サンライズジパング
☆2 レガレイラ
注18エコロヴァルツ
△6 コスモキュランダ
△5 ダノンデサイル
△13シンエンペラー
という順番にした。
対抗が、ダノンエアズロック。まず、モレイラが選んでいる時点で、かなり不気味なのは間違いない。
それに、今回、スローになる可能性が高く、モレイラ騎手の得意技なラップになりそうな点も高評価のポイントだ。
モーリス産駒で、母がモシーンなので、2000m位がベストのような気もするが、前走が怖ろしく強い勝ち方で、まだまだ伸びしろが十分ありそう。
もともと、アイビーステークスでは、レガレイラを完封している訳で、スローの2400mでモレイラなら怖いだろうし、凄い脚を使えるのは見えている。
▲が、アーバンシック。この仔、調教が凄かったよね。明らかに上昇している感がある。東京競馬場でも百日草特別では、速い上がりで直線一気を決めているので、スローで徐々にラップを上げて行くのがハマれば、上位も十分狙える能力だと思うね。
父スワーヴリチャードの無念(ダービー2着)を晴らせるだろうか?ジャスティンミラノには勝てない気がするがどうだろか。
☆が、サンライズジパング。キズナ産駒で、母父がゾファニー。エクシードアンドエクセル同様、マイルまでで活躍したディンヒルの仔。やはりディープインパクト→キズナには、こうしたスピード注入が合うんだろうな。
皐月賞は、9着だったが、この仔も伸びしろがありそうで、全然人気ないんだけど、菅原くんの一発を期待している。
もう一頭の☆が、どうしようか迷ったが、レガレイラ。レガレイラは、何となくだけど、皐月賞がメイチっぽい気がしてた。
それに、ルメールもさほど自信ある感じでもないので、勝つのは難しいかな、と。
ただ、ルメールなので、2着まで持ってくる可能性はちょっとある。
注で、全然人気のないエコロヴァルツ。正直大外枠はしんどいと思うけど、皐月賞は相当強い競馬だったと思う。
上がり最速だったんだよね。
武豊騎手が、シュガークンを選んでいる事もあり、今回岩田パパで人気ないけど、無欲で乗って圏内突入があったら面白い。
コスモキュランダとシンエンペラーは、東京では間違いなく切れ負けると思うので、あって3着までとした。
馬券は、単複、馬連、馬単。
三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。
1着・・・◎
2着・・・〇▲☆☆注
3着・・・〇▲☆☆注△△△
これで、三連複、三連単を買いたい!
続いて、目黒記念!
ダービーの後に行われる名物レースで、この2500mという距離が何とも面白いというか不可思議である。
競馬を長い事やっていると、東京2400mと2500mの違いが、じんわり分かってくる。
2400m強い仔って、2500mが苦手だし、2500m得意な仔って2400mダメだと思うんだよね。
この100mの差が、かなり大きな差と言える。
よく、2500mのような距離のレースを非根幹距離などと言うけど、確かに400mで割り切れないレースばかり得意な仔は多数存在する。
ここ最近の目黒記念の勝ち馬を見てみよう。
昨年の勝ち馬ヒートオンビートは、明らかに2500mが得意で、目黒記念のほかに日経賞、アルゼンチン共和国杯も3着に入ってる。2022年の勝ち馬ボッケリーニも、そう。日経賞、AJCCも2着に入っている。AJCCは、2200mね。
2021年の勝ち馬ウインキートスは、中山2200mが得意で、この目黒記念も2022年も3着。
この仔たちのパフォーマンスを見ると、ジャパンカップのような2400m戦は、微妙に苦手で、2500mが得意なのである。
そして、ここの所3年は、前走が日経賞という仔が3連勝中だ。2カ月間があくローテーションも良いんだろうな。
で、今年は、なんとその日経賞の1着から3着が全て出走。そして、7着のヒートオンビートも出てきている。
ということで、オレの本命だが・・・
◎4 クロミナンス
ここ2走が、あまり得意ではない条件と馬場だったと思うんだよね。前々走はAJCCで、不良馬場の3着。前走は日経賞で2着だが、一番強いレースをしたと思う。
外枠だったこともあり、終始外を回され、直線も一番外。それでもぐいぐい追い込み2着。
この2戦、2200m戦、2500m戦と、明らかに非根幹路線に進んできているんだよな。
その前も2戦続けて1800m戦だし。
3走前の東京競馬場でのノベンバーステークスでは、上がり3ハロン32秒6という鬼脚で勝ち切っている。
この時斤量58キロなので、東京コースに替わるのは、最高なんだと思う。
東京2500m戦は、強烈な逃げ馬がいない限りスローになる。
なので、最後の脚比べになりやすく、中山競馬場よりも東京競馬場向きという仔が輝く舞台となる訳だ。
最後の脚比べであれば、ロードカナロア産駒のこの仔に、軍配が上がると思うね。
調教の動きも更に良くなっていて、ここに来て充実度が凄いよね。
鞍上ルメールだし、斤量も他より1キロもらってるし、まず勝ち負け。
◎4 クロミナンス
〇8 マイネルウィルトス
▲5 ヒートオンビート
☆9 シュトルーヴェ
注2 サトノグランツ
△1 ジューンアヲニヨシ
△10ナイトインロンドン
△12ケイアイサンデラ
という順番にした。
対抗が、人気の盲点になっているマイネルウィルトス。この仔は、2500mが大得意で、4戦して2着が3回、3着が1回。馬券圏内を外した事がない。
ちなみに、東京競馬場の2500m戦は、全て重賞で3回とも2着。これ凄いよな。
アルゼンチン共和国杯が二度2着で、昨年の目黒記念が2着。
8歳だが、衰えはまったくなく、速い上がりも使えるので、ここも圏内確実と思う。
▲が、ヒートオンビート。昨年の勝ち馬。この仔も、東京競馬場では、4回走って全て馬券圏内。
2500mも大得意で、一度叩いての上積みもある。7歳だが、年齢による衰え無し。
キングカメハメハ産駒は、歳取っても走る仔がけっこう多いよな。凄いな、キングマンボ。
☆が、シュトルーヴェ。日経賞の勝ち馬で、目下2連勝中。鞍上モレイラだし、人気を集めそう。
でも、東京での切れ味比べになった時に、58.5キロの斤量がどうかと思うんだよね。
この仔も、キングカメハメハ産駒で、母父ディープインパクト。配合は、ヒートオンビートに近い。
注で、サトノグランツ。京都新聞杯、神戸新聞杯と重賞二つ勝っている。今回初めての2500m戦でどうかと思うが、最後の決め手は凄いので、一応注。
馬券は、単複、馬連、馬単。
三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。
1着・・・◎
2着・・・〇▲☆注
3着・・・〇▲☆注△△△
これで、三連複、三連単を買いたい!
自信の一鞍!
京都7レース!
◎2 アレンテージョ
○4 アウフヘーベン
▲3 ダイヤモンドハンズ
☆10セルケト
△1 トラストエムシー
△6 メイショウサンガ
本命は、アレンテージョ。この仔、京都と阪神では全く走りが違うよね。直線に急坂がないせいか、京都だと最後までしっかり伸びてくる。
前走も、好位からレースを進めて、惜しい2着。
勝った仔とは、道中の位置取りの差だけだったように思う。
その前走で、時計勝負に対応できるところも見せてくれたし、京都コースなら、今回もしっかりと走ってくれそうだ。
対抗は、アウフヘーベン。ハナ差の2着だった前走は、スローペースに泣かされた。
レースの上がり600mが、33秒5だからね。さすがに、後ろからだと展開が厳しかった。
勝ち切れない仔ではあるけれど、自在性があるし、ここも好走に期待できそう。
▲が、ダイヤモンドハンズ。ドゥーラが勝った、札幌2歳ステークスの3着馬だね。
ケガが多くて、ようやくの4戦目にこぎ着けた。
前走を見るかぎり、距離は中距離が良さそうだね。
長期の休み明けで、楽なレースではないと思うけれど、素質に期待したい。
☆が、セルケト。母父モンズーンだから、揉まれにくい、少頭数と外枠は良さそうだ。
良馬場でスンナリ先行できるようなら、京都の馬場を考えると、粘り込みがあっても驚けないね。
馬券は、単複、馬連、馬単。
三連系の馬券は、以下のフォーメーションで。
1着・・・◎
2着・・・〇▲☆
3着・・・〇▲☆△△
これで、三連複、三連単を買いたい!
◆【5/26(日)的中速報】昨年3連単2万9810円的中!覆面馬主7号はじめ主宰者たちの最終結論は?【日本ダービー2024予想】
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