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齋藤翔人

2024/04/26 20:00

【ユニコーンステークス2024予想】馬券内率4割超+回収率200%超の条件ずらり キーワードは「前走頭数と4角の位置取り」など【前編】

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ダート路線改革元年となった2024年。その目玉といえば「3歳ダート三冠競走」の創設ですが、4月24日にその第1弾となる羽田盃がおこなわれました。故障による有力馬の回避があったとはいえ、8頭しか出走しなかったのはやや意外でしたが、結果は1番人気の白毛馬アマンテビアンコが快勝。次走、東京ダービーで二冠制覇を目指します。

ヘニーヒューズ産駒のアマンテビアンコは、母が白毛馬初の重賞ウィナーとなったユキチャン。白毛馬の重賞制覇は史上4頭目で、GI級勝利はソダシに続いて2頭目です。
近年、この一族の活躍は目覚ましく、他にもママコチャやメイケイエール、ハヤヤッコなど、ほぼ毎年のように重賞ウィナーを輩出。特に牝馬の活躍が顕著で日本を代表する名牝系になりつつあり、将来的な話ですが、アマンテビアンコには種牡馬入りの期待も一気に高まりました。

そのアマンテビアンコのライバルはどの馬でしょうか。1着馬に東京ダービーの優先出走権が与えられるユニコーンSの勝ち馬も、そのライバル候補の筆頭でしょう。ご存知のとおりこのレースは昨年まで6月3週目に東京でおこなわれていました。創設当初に遡ると、中山→東京→中山→東京→京都と30年足らずの間に何度も開催場が変更されている本レース。グレード制が導入された1984年以降、競馬場のリニューアル工事による変更等を除けば、異なる3つの競馬場でおこなわれた重賞は他に、チャンピオンズC(前身のジャパンCダートを含む)くらいではないでしょうか。

しかも、施行条件が東京ダート1600mから京都ダート1900mに大きく変更されたため、データが全くない重賞と言えます。過去5年の傾向から予想する私にとっては絶望的な状況ですが、そう言っていても仕方ないので、今回は東京時代の過去5年と、昨年、新装開店して以降の京都ダート1900mのデータを元に予想を組み立てます。

(1)前走頭数と4コーナーの位置取り
(2)前走馬体重と着順(着差)
(3)騎手の東西別
(4)生月
(5)前走馬番と前走クラス
(6)母父の系統
(7)毛色

過去5年の傾向から買い条件となりそうなのは、上記7項目。その中で、(1)は前走頭数と4コーナーの位置取りです。
当レースで好走率が高いのは、前走12頭立て以上のダート戦に出走した馬。その中でも、前走4コーナーで5から10番手に位置していたか、前走が海外のレースだと[3-4-4-12/23]。勝率13.0%、複勝率47.8%。単勝回収率79%、複勝回収率248%。好走率は僅かに5割を下回ったものの、サンプル数は多く信頼できる買い条件といえるでしょう。

次は(2)。前走馬体重と着順(着差)について。ここは2パターンご紹介します。まずは、前走ダート良馬場のレースに520kg以下で出走した馬。
このパターンは、前走2着に1秒1以下の差をつけて勝利。なおかつ、そのレースからの間隔が中4週から16週だと[1-2-4-8/15]。複勝率46.7%、複勝回収率156%。勝率は低いものの、好走率は(1)とほぼ同レベル。

一方、前走470kg以上で出走(馬体重を計測しない海外含む)し、3から9着だった馬も負けておらず、こちらはキャリア6戦以上。かつ、前走からの間隔が中4週以上だと[2-3-1-6/12]。勝率16.7%、複勝率50.0%。単勝回収率279%、複勝回収率362%。該当馬の半数が好走していました。

(3)は、騎手の東西別成績。
近年のユニコーンSで好走率が高いのは、栗東所属騎手か短期免許で来日中の外国人騎手が騎乗した馬。とりわけ、それらの騎手が前走3番人気以下。もしくは、前走海外のレースに出走した馬に騎乗すると[3-3-1-6/13]。勝率23.1%、複勝率53.8%。単勝回収率175%、複勝回収率220%と、文句なしの成績を残していました。

折り返しの(4)は生月です。
近年のユニコーンSは4、5月生まれの複勝回収率が高く、その中でも関西馬。かつ、前走上がり2位以下か、前走が海外か地方のレースだと[1-4-1-7/13]。勝率7.7%、複勝率46.2%。単勝回収率50%、複勝回収率270%と、まずまずの成績でした。

(5)は、前走クラスと前走馬番について。ここも2パターンご紹介します。まずは、前走外枠を引いた馬。
こちらは、前走重賞(海外含む、地方含まない)かリステッド含むオープンに出走し、当時の馬番が11から18番だと[3-3-1-5/12]。勝率25.0%、複勝率58.3%。単勝回収率190%、複勝回収率187%と、文句なし。

一方、前走ダートグレード競走かリステッドか1勝クラスに出走し、当時の馬番が1から3番だった馬も[1-1-3-2/7]。勝率14.3%、複勝率71.4%。単勝回収率28%、複勝回収率315%。サンプルは少ないものの、凄まじい成績でした。

続いては(6)。母父の系統。
過去5年の当レースは、母父にロイヤルチャージャー系かニアークティック系種牡馬を持つ馬の好走率がやや高く、中でも前走馬番が偶数。かつ、今回の馬番が奇数だと[2-1-3-6/12]。勝率16.7%、複勝率50.0%。単勝回収率222%、複勝回収率289%。該当馬の半数が好走していました。

そして、(7)は毛色です。
どういうわけか、栗毛馬が好調なユニコーンS。その中でも、今回ブリンカー非装着。かつ、前走重賞(海外、地方含む)かリステッド含むオープンに出走した牡・せん馬は[2-2-1-4/9]。勝率22.2%、複勝率55.6%。単勝回収率296%、複勝回収率238%。こちらも文句なしの好成績でした。

【後編】では、さらに京都ダート1900mの好走データ3項目を加え、ユニコーンSの結論(印・買い目)を導き出します。

▽齋藤翔人の予想コラム【後編(印・買い目の結論)】はコチラ!
◆【ユニコーンS】新装開店となったユニコーンS。『京都ダート1900m』という新しい条件下でデータが導き出した本命は、ダート2戦2勝のアノ馬!

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