競馬サロン

田原基成
347
2023/01/26 18:00
ウインマーベル・ナムラクレアほか、2023シルクロードS出走予定馬15頭

・ウインマーベル
未勝利脱出までは時間を要したが、その後はトントン拍子で出世。遂にはGI連対をはたす急成長をみせた1頭だ。積み重ねた実績から今回は迎えうつ立場だが、その実績ゆえGIに出走可能な賞金は十分に確保。これまで勝ち切った経験がない寒い時季のレース替わりでもあり、人気とのバランスではやや評価を下げたくなる。
・エイティーンガール
左回りの成績【0-0-0-4】が示すとおり、舞台適性に疑問が残る馬。連覇を目論んで出走した前走京阪杯の内容から、変わり身は期待薄か。
・カイザーメランジェ
リステッド競走中心のローテーションだったが、突如として重賞に参戦。適鞍がないゆえの出走の可能性が高く、勝負気配は薄い。
・キルロード
休み明けで臨んだ前走京阪杯は2着。好スタートでテイエムスパーダを制したのち、ビアンフェから被されてハナを奪われる厳しい展開にあって大崩れなく走ったのは評価できる。当時から間隔があいたものの、叩き2戦目の括りでは【3-2-1-0】と安定。「うちは目先のここを見ているので」そんな陣営コメントが飛び出したこの中間を見るより、中京の鬼・福永祐一の継続騎乗で勝負気配は強いと判断できそうだ。
・グルーヴィット
3歳夏以来の勝利を飾った前走タンザナイトS。馬場や展開もそうだが、道悪でのイン突きに長けた岩田康誠の戦法が鮮やかにハマッた感もあった。そして何より、新馬戦を含めた全4勝が中2カ月以上の休み明けと間隔があいたローテーションにめっぽう強い馬。昨年2度使われた叩き2戦目ローテは休み明けより着順を落としており、再度の好走へのハードルは高そうだ。
・シゲルピンクルビー
この馬の成績はわかりやすい。フィリーズRも鞍馬Sも距離短縮ローテでの変わり身……典型的な「縮めてナンボ」という馬だ。春競馬のような暖かい時季がマッチするタイプでもあり、春競馬かつ距離短縮ローテ時に見直したい。
・シャインガーネット
伝えたいことはシゲルピンクルビーとほぼ同じ。距離短縮ローテでの成績【1-2-0-2】が示すように縮めてこそ真価を発揮するタイプだ。前走は休み明けかつ距離短縮ローテだったが、今回は同距離かつ【0-0-1-3】の叩き2戦目。全幅の信頼を置くには至らない。
・ショウナンバニラ
過去の戦績が示すように、この馬が勝負駆けとなるタイミングは池添謙一or菅原明良騎乗時(これはショウナン冠全般に言えることだが)。狙うタイミングはここではないだろう。
・テイエムスパーダ
押せ押せのローテーションで重賞ウィナーまで上り詰めた馬。近走はオープン馬らしくある程度ゆとりを持たせた臨戦過程だが、個人的には使って使って良くなるタイプのように思える。「2、3番手でもいいよ」との陣営コメントを見るより先手を主張する可能性も低く、変わり身は難しい注文と言えそうだ。
・トウシンマカオ
芝1200m替わりで4→1→1着と大崩れがない馬。経験を積んでスプリントの流れに対応してきており、前走は5番手から上がり3F最速の脚を使い勝利を収めた。今回は左回り替わりとなるが、京王杯2歳S2着やクロッカスS勝利など良績は申し分なし。陣営もそれを見込んでの中京参戦だと思うし、高松宮記念までのレース間隔を逆算した適度なリフレッシュ期間での参戦となれば極端に評価は下げられない。
・ナムラクレア
坂路で4F49秒台の猛時計を計時した前走スプリンターズS前の追い切り。結果的にはやりすぎだったのかもしれないが、急坂でピタリと止まったレースぶりは坂のあるコースへの不安を覗かせるものだった。個人的に極上の追い切りと言えたのはスプリンターズSと桜花賞時の追い切りと思っているが、今回は急坂かつ好走歴に乏しい冬競馬。この馬基準で捉えると坂路で爆走しているわけでもなく、思わぬ凡走も頭に入れておきたいところだ。
・ファストフォース
CBC賞にセントウルS、北九州記念と重賞での馬券内は時計の速い夏-秋競馬に集中。秋競馬も休みなく使われており、上積みはどうか。
・マッドクール
未勝利戦から目下4連勝中の上がり馬。走破時計もさることながら、近2走は2着に道中10番手以下を進んだ追込馬が台頭する展開を先行押し切りだから着差以上に強いレースぶりだ。芝1400mの未勝利戦は良馬場発表でもダートは重馬場と、馬場発表以上にタフな馬場コンディションでの圧勝。デビューから適度なレース間隔をあけて臨むローテーションも含め、妙味ある1頭だ。
・マリアズハート
直線競馬がスイートスポットの馬だが、もうひとつの「隠れスイートスポット」は冬競馬。12-2月の成績【2-1-0-2】が示すとおりで、10→11月下旬の前走4着は馬券内突入の前触れと呼べるものだ。先週日曜は小倉で騎乗していた吉田隼人を確保して臨む一戦。ノーマークにはできない。
・レイハリア
マイルに活路を見出した前走だが、勝ち馬と2秒以上離される惨敗。復調には時間がかかりそうだ。
未勝利脱出までは時間を要したが、その後はトントン拍子で出世。遂にはGI連対をはたす急成長をみせた1頭だ。積み重ねた実績から今回は迎えうつ立場だが、その実績ゆえGIに出走可能な賞金は十分に確保。これまで勝ち切った経験がない寒い時季のレース替わりでもあり、人気とのバランスではやや評価を下げたくなる。
・エイティーンガール
左回りの成績【0-0-0-4】が示すとおり、舞台適性に疑問が残る馬。連覇を目論んで出走した前走京阪杯の内容から、変わり身は期待薄か。
・カイザーメランジェ
リステッド競走中心のローテーションだったが、突如として重賞に参戦。適鞍がないゆえの出走の可能性が高く、勝負気配は薄い。
・キルロード
休み明けで臨んだ前走京阪杯は2着。好スタートでテイエムスパーダを制したのち、ビアンフェから被されてハナを奪われる厳しい展開にあって大崩れなく走ったのは評価できる。当時から間隔があいたものの、叩き2戦目の括りでは【3-2-1-0】と安定。「うちは目先のここを見ているので」そんな陣営コメントが飛び出したこの中間を見るより、中京の鬼・福永祐一の継続騎乗で勝負気配は強いと判断できそうだ。
・グルーヴィット
3歳夏以来の勝利を飾った前走タンザナイトS。馬場や展開もそうだが、道悪でのイン突きに長けた岩田康誠の戦法が鮮やかにハマッた感もあった。そして何より、新馬戦を含めた全4勝が中2カ月以上の休み明けと間隔があいたローテーションにめっぽう強い馬。昨年2度使われた叩き2戦目ローテは休み明けより着順を落としており、再度の好走へのハードルは高そうだ。
・シゲルピンクルビー
この馬の成績はわかりやすい。フィリーズRも鞍馬Sも距離短縮ローテでの変わり身……典型的な「縮めてナンボ」という馬だ。春競馬のような暖かい時季がマッチするタイプでもあり、春競馬かつ距離短縮ローテ時に見直したい。
・シャインガーネット
伝えたいことはシゲルピンクルビーとほぼ同じ。距離短縮ローテでの成績【1-2-0-2】が示すように縮めてこそ真価を発揮するタイプだ。前走は休み明けかつ距離短縮ローテだったが、今回は同距離かつ【0-0-1-3】の叩き2戦目。全幅の信頼を置くには至らない。
・ショウナンバニラ
過去の戦績が示すように、この馬が勝負駆けとなるタイミングは池添謙一or菅原明良騎乗時(これはショウナン冠全般に言えることだが)。狙うタイミングはここではないだろう。
・テイエムスパーダ
押せ押せのローテーションで重賞ウィナーまで上り詰めた馬。近走はオープン馬らしくある程度ゆとりを持たせた臨戦過程だが、個人的には使って使って良くなるタイプのように思える。「2、3番手でもいいよ」との陣営コメントを見るより先手を主張する可能性も低く、変わり身は難しい注文と言えそうだ。
・トウシンマカオ
芝1200m替わりで4→1→1着と大崩れがない馬。経験を積んでスプリントの流れに対応してきており、前走は5番手から上がり3F最速の脚を使い勝利を収めた。今回は左回り替わりとなるが、京王杯2歳S2着やクロッカスS勝利など良績は申し分なし。陣営もそれを見込んでの中京参戦だと思うし、高松宮記念までのレース間隔を逆算した適度なリフレッシュ期間での参戦となれば極端に評価は下げられない。
・ナムラクレア
坂路で4F49秒台の猛時計を計時した前走スプリンターズS前の追い切り。結果的にはやりすぎだったのかもしれないが、急坂でピタリと止まったレースぶりは坂のあるコースへの不安を覗かせるものだった。個人的に極上の追い切りと言えたのはスプリンターズSと桜花賞時の追い切りと思っているが、今回は急坂かつ好走歴に乏しい冬競馬。この馬基準で捉えると坂路で爆走しているわけでもなく、思わぬ凡走も頭に入れておきたいところだ。
・ファストフォース
CBC賞にセントウルS、北九州記念と重賞での馬券内は時計の速い夏-秋競馬に集中。秋競馬も休みなく使われており、上積みはどうか。
・マッドクール
未勝利戦から目下4連勝中の上がり馬。走破時計もさることながら、近2走は2着に道中10番手以下を進んだ追込馬が台頭する展開を先行押し切りだから着差以上に強いレースぶりだ。芝1400mの未勝利戦は良馬場発表でもダートは重馬場と、馬場発表以上にタフな馬場コンディションでの圧勝。デビューから適度なレース間隔をあけて臨むローテーションも含め、妙味ある1頭だ。
・マリアズハート
直線競馬がスイートスポットの馬だが、もうひとつの「隠れスイートスポット」は冬競馬。12-2月の成績【2-1-0-2】が示すとおりで、10→11月下旬の前走4着は馬券内突入の前触れと呼べるものだ。先週日曜は小倉で騎乗していた吉田隼人を確保して臨む一戦。ノーマークにはできない。
・レイハリア
マイルに活路を見出した前走だが、勝ち馬と2秒以上離される惨敗。復調には時間がかかりそうだ。
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