競馬サロン
2021/01/14 18:00
グラティアスほか、2021京成杯出走予定馬12頭分析
新馬戦の勝ちタイムははっきり言って平凡。コーナー4つの中山芝2000mも未知数で、苦戦は免れられないか。
・ヴァイスメテオール
1000m通過65秒台の超スローで流れた前走。その流れにあって好位追走から折り合いに苦労する様子もなく、直線も鞍上のコントロールにしたがったコース取り。この馬のレースセンスは極めて高い。秋の東京新馬戦勝利→京成杯のローテーションは昨年2着馬スカイグルーヴと同じ。ちなみにシルクレーシング×ノーザンファームの組み合わせも同馬と相違なく、このレースと好相性のキングカメハメハ産駒という点も含めて侮れない1頭だ。
・エイカイファントム
1勝クラスですら掲示板内を確保できない現状。厳しい。
・グラティアス
単勝1倍台の圧倒的人気に応えた前走。セレクトセールで2億円以上の値をつけた逸材に疑いなし、と言いたいところだが……当時は逃げ馬と直線インを突いた内枠の馬が上位独占のレース。控える競馬を経験できなかった点も含め、全幅の信頼を置くには躊躇してしまう。
・タイソウ
「使う前にCウッドで追い切った時に、サダムパテックの新馬の時と同じくらいの時計が出ていました」とは西園師のレース後コメント。その新馬戦はラスト3Fにかけて加速ラップでの勝利……GI馬を引き合いに出すほどの前評価に違わぬレース運びだった。2着に負かしたマイプレシャスは先週未勝利戦を快勝。シンザン記念で1.2着といよいよ本領発揮の感があるモーリス産駒、その勢いも加味すれば軽くは扱えない。
・タイムトゥヘヴン
2着馬に1秒4差をつけた前走は圧巻のパフォーマンス。2分3秒0の走破タイムは同日のホープフルS2着相当だからフロックで叩き出したものではないだろう。間隔が詰まったローテーションがどうかも、ノーマークにはできない。
・タケルジャック
5頭立ての前走は1000m通過62秒0のスロー逃げ。その展開での3着はあまり評価できるものではなく、新馬戦で下した馬がいまだ芝レースで馬券圏内なしという点も気がかりだ。
・ディクテイター
良馬場芝2000m替わりで一変の前走。今回と似たような条件で勝ち上がった点は評価すべきだろう。500キロを超える雄大な馬体はいまのタフな中山向き。このレースと好相性の社台ノーザングループ系クラブ馬である点も含め、警戒を強めたい1頭だ。
・テンバガー
新馬戦で先着を許したダノンザキッド、ワンダフルタウンはいずれも重賞勝ち。その新馬戦は直線入り口付近で進路をカットされるようなシーンがありつつの3着だった。戦ってきた相手を考えたとき、いきなりの重賞挑戦でも何らかの印は打っておきたい。
・プラチナトレジャー
過去10年の京成杯において、前走東スポ杯2歳S組の成績は【0-0-0-7】。良馬場では一度も馬券圏内がなく、右回りの新馬戦で勝ち馬から0秒9差をつけられたようにコーナー4つのコース適性にも疑問が残る。
・ブラックロータス
過去10年の京成杯において、ダート→芝替わりで臨んだ馬の成績は【0-0-0-10】。上がり3F40秒台で制した新馬戦の印象からダート向きの感は否めず、芝重賞即通用は厳しい注文と言えそうだ。
・ラカン
芝2000mを勝ち上がった馬だが、当時は淀みない展開に加えて開催3週目で差し優位の馬場コンディション。恩恵があった点は否定できず、メンバー強化の中央場所では厳しいだろう。
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