福島→函館→札幌→中山と関東馬にとって右回りが続く夏以降の番組表。ただ、今開催をひと区切りに舞台は左回りの東京に移り、右回り巧者にとって適したレース選択の幅がグッと狭まる。今後の左回りに不安を抱えることから、今回メイチ仕上げが想定される馬に白羽の矢を立てる。

本命はアスクナイスショー。同馬が馬券内に入った5戦はすべて右回りの芝2000mと、右回り巧者であることは明白。2勝を挙げる中山芝2000mは現状のベスト条件と言えるだろうし、夏競馬の延長戦にあたる時季を考えると夏好走歴がある点も見逃せない。逃げ馬を先に行かせつつ、ストレスのかからない2-3番手追走から悠々と抜け出す算段だ。

相手本線にはホウオウムサシを。良馬場の中山芝は【2-1-1-0】と安定。オール野芝の中山開催は本馬の適性に合いそうで休み明けでも侮れない1頭とみる。中山芝は【1-0-1-1】と掲示板外がないココクレーター、3走前勝利時と同じ叩き3戦目ローテが不気味なモズマーヴェリックまでを2列目に設定する。

◎13 アスクナイスショー
〇９ ホウオウムサシ
▲８ ココクレーター
☆５ モズマーヴェリック
△６ ソリダリティ
△７ ダニーデン

【馬連】13＝9,8,5(3点)
【3連複/軸1頭】13＝9,8,5,6,7(10点)