■東京11R・青葉賞

上がり3ハロン6位以下の馬でも3勝しているとはとはいえ、基本的には府中らしく決め手を持つ馬が好走するレース。前々から粘る馬は2着までとし、中団以降から速い脚を繰り出すような馬を狙いたい。

と、いうわけで◎エネルジコ。新馬、セントポーリア賞と2戦2勝だが、どうもまだまだ非力さを感じさせる馬体。それでもその2戦が強いと思わせる競馬。特に前走はスタートで大きくアオッて出遅れ、リカバーして押し上げるも直線は前が壁になり大外までカニ歩きしてから一気の差し切り勝ち。道中もなんだかヨタヨタした走りで完成はまだまだ遠そうだが、同時にスケールの大きさも感じさせるところがある。

もう10年以上ダービーで連対馬の出ていないレースな上、正直今年も本番で勝負になりそうな馬のいない面子なので、それならまだ未完成だとしてもこの馬の決め手で十分届く。鞍上のルメールもヴィンセンシオ春全休でダービーの乗鞍ピンチだし、ここ勝って堂々と名乗り上げればよし。

相手は○スワローシチー。実は前走スプリングSで結構狙ってた馬。その前走では、あんまり良くないスタートから後方追走、終始外を回って4角から直線でもブン回とロスの大きい競馬だったが、最後はジワジワ伸びて5着まで来たあたり、スタミナあるし結構強いなと。陣営は「道悪も良くなかった」とも振り返ってたし、良馬場想定で距離伸びる今回ならチャンスあり。これまでのレース見る限り府中はかなり走りそうだし、この馬だけは逆転候補として押さえておきたい。

3番手は▲アマキヒ。国枝厩舎最後のダービーに向け、思い入れのあるアパパネの仔を在厩でじっくり調整とここに賭ける思いは強い。決め手はあまりないのでアタマは厳しい感じがあるものの、2走前に経験している舞台というアドバンテージもあるし、前々から運んで粘って席確保があっても。

◎10エネルジコ
○12スワローシチー
▲7アマキヒ
☆9ファイアンクランツ
注11レッドバンデ
△8ガルダイア

【馬単】10→12,7,9,11（4点）
【馬単】12→10,7,9（3点）
【3連単/フォーメ】10,12→10,12→7,9,11,8（8点）
【3連単/フォーメ】10,12→7,9→10,12（4点）