今日は京都が中止でショックだったよ。
追い切りが上等な2頭を「自信の1鞍」と「太鼓判」に指名したつもりだったからこそ、小倉メインは穴の一発に賭けたんだけど、その小倉の馬場が思ったより悪くならずに稍重止まり。
月曜に代替になった京都で、その2鞍の指定馬をそのまま指定するかどうかは、明日の最終レース後に決めるね。

ということで日曜の予想に行きたいと思うんだけど、京都は明日も危ないかもだよな。
9日の未明ぐらいまで雪が降るみたいな話じゃん。

今日のあさイチの状態から馬場造園課もかなり頑張ってまるで雪なんてなかったかのように整備してくれてたのに、そこにまた雪が降り積もる感じになっちまうのかな。
そうなって明日も代替競馬になったら、火曜に延期するのか？？

馬場状態もどんな感じになるのか全く読めないから、その辺は臨機応変に対応してな！

ということで、まずは東京新聞杯の予想から行こう。

■東京11R 東京新聞杯
今日の馬場は明確に「内前有利」だったね。
東京は雨雪の心配はなさそうなので、明日もこの馬場傾向は変わらないとするとなかなか強烈なメンバーだし、難しいレースだよね。

それと、関西からの輸送も途中まで下道で走ってから高速乗ってるみたいで、夕方17時の時点でまだどの馬も到着してなくって3時間くらい遅れてるって記事が出てたよね。
まぁ3時間くらいであれば馬自体は問題ないのかもしれないけど、到着してからの色々な作業が大変だし、厩務員さん頑張ってくれー！と労いたくなるわ。

という事で本命馬から。

◎6オールナット！

関西からの輸送の影響もあるだろうし、そもそも関東圏のレースは初。
更にはマイルも初なわけで、DATA的に見れば「東京新聞杯は3勝クラス1着からの臨戦の戦績がそこそこいい」という程度の後押ししかない。

しかも、血統的に見ても姉のショウナンパンドラでさえエルフィンSで2着に負けてたし、兄弟のほとんどが中距離以上の実績持ち。
更には、叔父にステイゴールドがいる血統なわけで、体つきを見てもマイルがベストって感じもしないんだよね。

なので、ツッコミどころは満載な本命ではあるんだけど、だからこそここで狙いたいのよ。

覚えている人も居ると思うんだが、俺はこの馬の2歳時、京都2歳Sで本命を打った。
後に「超出世レースだった」といわれたあの京都2歳S。
その時に、この馬の素質についてこう書いている。

-----京都2歳Sの時の見解-----
完成するのはまだまだ先だとは思う。
ただ、道悪の新馬でも前進気勢タップリに走って後続を突き放した新馬の走りはちと惚れた。
馬体を見れば、まだまだ緩いもののボリュームある身体なのに、ボテッとした感じやどんくささを感じない手先は軽い感じの作りで、どう考えても良馬場の方があってそうな馬。走り方もダイナミックで、それでいて硬さもない。
追い切りでも坂路を柔らかく（緩いも入るが）登坂できていたし、新馬で使った京都2000ｍでもう一度レースが出来るなら面白いんじゃないかと。
サトノダイヤモンド産駒ってのも惹かれるというか、今まで出てきたサトノダイヤモンド産駒の中でも「シンリョクカくらいには走ってくれるんじゃないかな？」もしくは「もっと上に行く可能性もあるのかな？」と感じさせてくれる馬だと思っている。
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俺もこの血統だし2000以上がベストなのかと思ってたんだけど、もしもだよ、もしも、この血統や馬体的な特徴から厩舎サイドも「ずっとそうだと思い込んでいただけ」で、実は「1600ー2000」あたりがベストだったとしたら、むしろ、あすなろ賞や大寒桜賞あたりで負けちまってたのも頷けるかなと。

更には近2走ではそれなりに強い相手に対して勝ってきているのに、3走前は「得意なんじゃねーの？」と思われた函館2600ｍで4着に負けている。
道中掛かっていたのもあるけど、洋芝のやや重も堪えたんだと思うし、それにしても「距離適性？」という内容だった。

となると、1勝クラスのレベルなら2600ｍでも勝てるけど、やっぱり長いところ向きではないんじゃないか？と。
更に、緩い馬場の2600ｍではダメだし、大寒桜賞も重馬場だった。
更に、更に、京都の高クッション値の上り勝負の1800ｍで2連勝。

これらを総合すると、「差し馬ばかりのメンバーで楽な先行が打てそうな今回なら」、むしろ合う可能性あるし、元々この馬の売りでもある「立ち回りの上手さ」を存分に発揮できるんじゃないかなと。

そして、データや馬体や血統の裏付けが少ないからこそ、それほど人気にもならず狙っていけるんじゃないか？ということ。

後は、遅れちまってる輸送で変な事にはなっててくれるなよ！と祈るのみ。

加えて、調教に関しても言及しておく。

「今回終い11秒台が出てないからあまり良くない」

という意見も散見されるんだけど、まぁ、俺はあまり気にしてない。

確かに11秒台は出てないけど「12.0×3回」出せているし、そもそも全体時計は遅い（大体55-56程度でしょいつも）高野厩舎なのに、今回は【53秒台×2回】出してるんだよね。

その2回ともゴリゴリに一杯に追われてるわけで、いつもの高野厩舎の「終いのみ伸ばしとけ」というような内容ではなく、結構中身に効くようなタフな追い切りをしてると思うわけよ。
つまり厩舎サイドとしても、「ここでこの馬の適性を完全に把握したい」と思っているからこそのこの追い切りなんじゃないかと。
中途半端な仕上げじゃ、どこに適性があるのかわからないからね。

最終追い切りこそいつも通りの終いのみ伸ばす形だったのに11秒台が出なかったのは寂しく映るかもしれないけど、まぁ「12.0なら誤差の範囲じゃないか？」ということ。
そもそもが坂路で「11秒台前半とかが出るわけじゃない馬」だし、出ていたとしても、11.9とか11.8程度だから、今回の12.0ならまぁ許容範囲なんじゃないかなと。

そして、京都2歳の見解の所でも「良くなるのはまだまだ先」と書いたように、ようやく「本格化してきたのが今」だとすれば、今までは「本格化前＆適正外のレースばかりだった」という可能性がある中で、それなりの馬達と好走を演じてきたということになる。

俺的には毎日王冠を勝った時のエルトンバローズに少しイメージが被るんよね。

相手は今回相当強いけど、それでも前走は1800ｍだったとはいえ「朝日杯3着：タガノエルピーダ」「桜花賞/オークス3着：ライトバック」には先着しているわけで、そんな馬がここに向けて一旦メイチで仕上げてきたと考えると、先を見据えた馬達が相手なら十分に狙えるんじゃないかなということ。

まぁ、ここで好走しちまえば今後はこのオッズでは買えなくなる可能性があるし、どこかで「もう一回本命を！」と思ってたから、一か八かの先物買いだけど、重賞だからこそ敢えてここで狙うよ！

結論
◎6オールナット
〇4ボンドガール
▲7ブレイディヴェーグ
☆8ジュンブロッサム
注15オフトレイル
△1サクラトゥジュール
△11ジオグリフ
△12ウォーターリヒト
△14マテンロウスカイ

〇はボンドガール。
秋華賞の時は「3着まで」と決めつけて△しか打てなかったけど、でもあの追い切り見せられたら△までしか打てなかったよな。
ただ今回は、少々かかり気味ではあってもコントロールは利いてるし、マイルならこれくらいの方が良いだろうなと。

▲にブレイディヴェーグ。
本番はドバイでしょ。ただ、この馬の末脚はバケモノ級だから突き抜けてもおかしくないよね。

☆にジュンブロッサム。
ポカがあるタイプで何とも言えないけど、力はあるからこの印。

注にオフトレイル。
田辺は悩んだろうね。
その末にこの馬を選んだわけで、1400ｍからの距離延長ならいつもより出足はつくかもしれないし、力をつけた今ならポジションをとっても伸びてくる可能性はあるのかなと。
ラジニケ賞の前は結構中段からレース進めてたし、田辺はそれを試しに来たんじゃないかなと。
何か目的があってオフトレイルを選んだとすると怖いなと。

買い方
【単勝】6（1点）
【ワイド】6＝4.7.8.15（4点）
【馬連】6＝4.7.8.15.1.11.12.14（8点）
【3複】6＝4.7＝4.7.8.15.1.11.12.14（13点）
【3単】6→4.7.8.15→4.7.8.15.1.11.12.14（28点）