競馬サロン
田原基成
※2025年2月6日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。
・ウォーターリヒト
昨年秋に東京芝1600mを連勝。2走前に負かしたトロヴァトーレは次走リステッド競走を快勝しており、レースレベルも一定の評価を与えられる。前走京都金杯は馬番ひと桁番が上位を占める展開で大外枠から2着と、着差以上に強い内容。極端な後方待機タイプゆえ勝ち切るまではどうかも、連下候補には。
・オフトレイル
明け4歳馬ではあるものの、すでに古馬混合重賞で2度の馬券内あり。特に前走阪神カップはナムラクレア、マッドクール、セリフォス、ママコチャとGI連対馬が揃ったハイレベルレースだっただけに、3着好走の価値は高い。直線急坂コースの良績にやや欠ける点が気がかりも、何らかの印は必要か。
・オールナット
条件戦を連勝中の上がり馬。近2走は上がり3F33秒台での勝利と、東京向きの瞬発力を兼ね備えている点も好材料だ。過去10年の東京新聞杯において、前走3勝クラスを4角3番手以内で勝利した馬は【2-1-0-1】。マイルは初めてだがスロー濃厚のメンバー構成なら追走の苦労もなさそうだし、ノーマークにはできない。
・コラソンビート
桜花賞以降は精彩を欠く成績。ここも様子見が妥当か。
・ゴートゥファースト
マイルのハンデ戦だった前走勝ち時計1分34秒3は平凡。昇級即通用は難しい注文と言えそうだ。
・サクラトゥジュール
外国人騎手騎乗時は【4-1-0-1】と馬が変わったようにパフォーマンスを上げる馬。前走京都金杯はその展開と言えるレースで、今回も引き続きR.キングが手綱を握る。道中は馬群で脚を溜め、そこから馬群を縫うように差すタイプだけに内めの枠が必須も、昨年勝利の舞台なら当然印は必要だろう。
・ジオグリフ
昨年の中山記念や札幌記念をはじめ、重賞での好走は時計・上がりのかかる馬場に限定。瞬発力が求められる東京マイルかつ良馬場、スロー濃厚のメンバー構成もこの馬にとってマイナス材料だ。
・シャンパンカラー
NHKマイルCを最後に馬券内から遠ざかる現状。変わり身は望み薄か。
・ジュンブロッサム
前走マイルCSは10着と凡走。当時は直線で伸びないインを通ったことで自慢の切れ味が封じ込められた印象だ。東京芝1600mは富士Sでソウルラッシュを問題にしなかった舞台。良馬場の左回り成績【3-4-1-2】も含め、変わり身を警戒したい。
・セオ
枠、展開ともに絶好だった前走京都金杯。それでも馬券内には届いておらず、当時との比較でメンバー強化が明らかな点もマイナス材料だ。
・ゾンニッヒ
近2走は非重賞レースにもかかわらず掲示板外続き。厳しい印象は否めない。
・ブレイディヴェーグ
前走マイルCSで自身初の馬券外。それでも600m通過33秒8のハイペースを道中9番手から4着と、敗戦のなかで得た経験値は計り知れないものがあった。過去10年の東京新聞杯において、前走古馬GIから臨む牝馬は【3-1-1-1】。斤量57キロを背負っての東京芝重賞勝ちがある馬で、巻き返しは必至か。
・ボンドガール
致命的な不利を受けたNHKマイルCを除いて安定した成績を残している馬。終いの切れ味には目を見張るものがあるが、主な勝ち鞍・新馬戦が示すようになかなか勝ち切れていない点は気がかりだ。昨年の秋華賞出走組で次走重賞レースに出走した馬の成績は【0-0-1-6】。ブレイディヴェーグとの比較で考えたとき、1キロ差の斤量も決して恵まれているとは言い難い。
・マテンロウスカイ
昨年の本レースは5着に敗れたものの、極端なイン有利馬場で終始外々を回らされる厳しい展開。それでいて勝ち馬と0秒3差なら悲観する内容ではないだろう。昨年秋の東京2戦は毎日王冠が直線で進路がなく参考外、天皇賞・秋はドウデュースと0秒3差。東京での成績【0-1-1-3】以上に中身は濃く、AJCC前の中山成績【0-0-0-7】だったマテンロウレオと重なる穴馬候補だ。
・メイショウチタン
東京マイルを使われた2走前はリステッド競走で勝ち馬と2秒5差。ここも厳しい戦いが予想される。
・ラーグルフ
復調の兆しがうかがえない現状。厳しい。
▽その他レースの「全頭診断」はこちら!
◆【きさらぎ賞2025全10頭診断】サトノシャイニングに「0.0.1.4」の危険データ 京都芝1800m経験馬に妙味
2025/02/06 18:00
マテンロウレオが重なる穴馬候補出現 ボンドガールは“連対率0%”データ該当 東京新聞杯2025全16頭診断
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※2025年2月6日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。
・ウォーターリヒト
昨年秋に東京芝1600mを連勝。2走前に負かしたトロヴァトーレは次走リステッド競走を快勝しており、レースレベルも一定の評価を与えられる。前走京都金杯は馬番ひと桁番が上位を占める展開で大外枠から2着と、着差以上に強い内容。極端な後方待機タイプゆえ勝ち切るまではどうかも、連下候補には。
・オフトレイル
明け4歳馬ではあるものの、すでに古馬混合重賞で2度の馬券内あり。特に前走阪神カップはナムラクレア、マッドクール、セリフォス、ママコチャとGI連対馬が揃ったハイレベルレースだっただけに、3着好走の価値は高い。直線急坂コースの良績にやや欠ける点が気がかりも、何らかの印は必要か。
・オールナット
条件戦を連勝中の上がり馬。近2走は上がり3F33秒台での勝利と、東京向きの瞬発力を兼ね備えている点も好材料だ。過去10年の東京新聞杯において、前走3勝クラスを4角3番手以内で勝利した馬は【2-1-0-1】。マイルは初めてだがスロー濃厚のメンバー構成なら追走の苦労もなさそうだし、ノーマークにはできない。
・コラソンビート
桜花賞以降は精彩を欠く成績。ここも様子見が妥当か。
・ゴートゥファースト
マイルのハンデ戦だった前走勝ち時計1分34秒3は平凡。昇級即通用は難しい注文と言えそうだ。
・サクラトゥジュール
外国人騎手騎乗時は【4-1-0-1】と馬が変わったようにパフォーマンスを上げる馬。前走京都金杯はその展開と言えるレースで、今回も引き続きR.キングが手綱を握る。道中は馬群で脚を溜め、そこから馬群を縫うように差すタイプだけに内めの枠が必須も、昨年勝利の舞台なら当然印は必要だろう。
・ジオグリフ
昨年の中山記念や札幌記念をはじめ、重賞での好走は時計・上がりのかかる馬場に限定。瞬発力が求められる東京マイルかつ良馬場、スロー濃厚のメンバー構成もこの馬にとってマイナス材料だ。
・シャンパンカラー
NHKマイルCを最後に馬券内から遠ざかる現状。変わり身は望み薄か。
・ジュンブロッサム
前走マイルCSは10着と凡走。当時は直線で伸びないインを通ったことで自慢の切れ味が封じ込められた印象だ。東京芝1600mは富士Sでソウルラッシュを問題にしなかった舞台。良馬場の左回り成績【3-4-1-2】も含め、変わり身を警戒したい。
・セオ
枠、展開ともに絶好だった前走京都金杯。それでも馬券内には届いておらず、当時との比較でメンバー強化が明らかな点もマイナス材料だ。
・ゾンニッヒ
近2走は非重賞レースにもかかわらず掲示板外続き。厳しい印象は否めない。
・ブレイディヴェーグ
前走マイルCSで自身初の馬券外。それでも600m通過33秒8のハイペースを道中9番手から4着と、敗戦のなかで得た経験値は計り知れないものがあった。過去10年の東京新聞杯において、前走古馬GIから臨む牝馬は【3-1-1-1】。斤量57キロを背負っての東京芝重賞勝ちがある馬で、巻き返しは必至か。
・ボンドガール
致命的な不利を受けたNHKマイルCを除いて安定した成績を残している馬。終いの切れ味には目を見張るものがあるが、主な勝ち鞍・新馬戦が示すようになかなか勝ち切れていない点は気がかりだ。昨年の秋華賞出走組で次走重賞レースに出走した馬の成績は【0-0-1-6】。ブレイディヴェーグとの比較で考えたとき、1キロ差の斤量も決して恵まれているとは言い難い。
・マテンロウスカイ
昨年の本レースは5着に敗れたものの、極端なイン有利馬場で終始外々を回らされる厳しい展開。それでいて勝ち馬と0秒3差なら悲観する内容ではないだろう。昨年秋の東京2戦は毎日王冠が直線で進路がなく参考外、天皇賞・秋はドウデュースと0秒3差。東京での成績【0-1-1-3】以上に中身は濃く、AJCC前の中山成績【0-0-0-7】だったマテンロウレオと重なる穴馬候補だ。
・メイショウチタン
東京マイルを使われた2走前はリステッド競走で勝ち馬と2秒5差。ここも厳しい戦いが予想される。
・ラーグルフ
復調の兆しがうかがえない現状。厳しい。
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