◎６番ウイングレイテスト
スプリンターズＳは中間のアクシデントや、外枠を引き当てて前に壁を作れずハイペースに巻き込まれて惨敗しているが、調教では気持ちのコントロールができていて精神的ダメージはなさそうだ。

それに、直前の動きが素晴らしかった。先週のキレがもうひとつ感からガラリと変わってきた。今回はウッドコースでの追いきりの前に坂路にて１５?１５の強めを消化しから、ハードな内容で全体の雰囲気はかなり良い◎だ。

デビューしてからは芝１６００Ｍ戦を中心に使われてきた馬で、今回の芝１４００Ｍ戦は昨年同じ舞台で行われたスワンＳを勝っていることでもあり、デキの良さと合わせて狙い目は立つところだが･･･

パンパンの良馬場でこそのタイプだけに今の荒れた京都競馬場の馬場状態がマイナス材料ではあるが、絶対視はできなくとも大崩れはしないとみて中心視。
 

〇１２番ウインマーベル
芝１４００Ｍ戦は七戦して四勝二着一回。馬券圏外は二回あるが、昨年スワンステークス五着、唯一の大敗ファルコンＳは直線で他馬に寄せられぶつけられて追わずにゴールしたためで参考外。芝１４００Ｍ戦はベストの競走条件だ。

それでもＧＩ戦スプリンターズＳ・芝１２００Ｍ戦で五着、マイルチャンピオンシップ・芝１６００Ｍ戦で三着の実績はここに入れば一枚も二枚も上。他馬と同斤の定量戦での５８キロの斤量もプラス材料だ。

ただ、先週・今週の稽古の雰囲気がここ二戦に比べると身体と気持ちのバランスがもうひとつのように感じ取れたので２番手評価とした。
 

▲１１番マッドクール
前走のスプリンターズＳは◎同様に速い流れの先行争いに巻き込まれて、高速馬場と言うこともあり大敗しているが、昨年の高松宮記念を勝っているようにタフな馬場状態は他の馬が苦にする分、我慢強いこの馬にとってはプラス材料だ。

一週前の追い切りではウッドコースにて併せ馬でビシッと追われ、直前は坂路にて単走終い重点も、集中した走りで力強さも満点となればデキ自体は上々。

芝１４００Ｍ戦での勝ち星があり守備範囲。人気を落としているだけに妙味はある。
 

△１３番・７番・１４番・１５番
 

[３連単軸一頭マルチ]
軸　６番
相手１２番・１１番・１３番・７番・１４番・１５番