■東京5R・2歳新馬「逆襲のルメール◎からヒモ荒れ警報」

先週のC.ルメールは土日16鞍に騎乗し、1番人気に支持されたのは10鞍。しかし、結果は1勝止まりで終わり【1.2.3.10】と精鋭を欠いた。エリザベス女王杯を象徴するように、土日【5.6.1.8】のC.デムーロに遅れを取ったルメールだったが、今週土曜は東西に別れた。結果、土曜東京は引き続き、ルメールに有力馬が多い状況だ。

ここも評判馬◎インプロペリアがスタンバイ。今年のオークスと秋華賞を制したチェルヴィニアと同じ母系出身で、早期から活躍する、いわばクラシック血統。同馬も中間は古馬相手に再三、互角以上の動きを披露し、ゲート再練習で一旦立て直しなど入念な仕上げでデビュー戦に挑む。これなら勝ち負け濃厚と見た。

以下は追い切り内容から見ると、横一線。ここは「ヒモ荒れ」を狙うべきレースであり、馬券は◎軸の馬単と手広く穴馬を押さえる3連複で勝負。

フォーメーションの2列目は新馬向きのスピードがある○サウンドリアン、パワフルな動きが目を引く▲カラメリート、仕上がり早の血統背景が魅力の☆キアラメンテ。

◎10インプロペリア
○４サウンドリアン
▲８カラメリート
☆３キアラメンテ
注６ミラクルダンサー
△５ムーンアイドル
△７シックスレイヴンズ
△１ウィアステーラ

【馬単】10→4,8,3,6（4点）
【3連複/フォーメ】10＝4,8,3＝4,8,3,6,5,7,1（15点）

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■京都6R・2歳新馬「ナダル産駒対決でも注目は……？」

ここはナダル産駒の対決。兄に2022年のチャンピオンズC2着クラウンプライドを持つ○ランフォザプライドは、除外続きでようやく出走。ただ、そのぶん乗り込み量を重ね、デキ落ちどころから上昇した。1週前と最終追いは古馬オープンを相手に食い下がるパフォーマンス。動ける状態にある。

ただ、追い切り内容で言えば、◎ヒルノハンブルクが上。前週土曜には栗東坂路で4F49秒6の好時計を計測。兄にダート重賞ウイナーを持ち社台レースホース所属というランフォザプライドとはバックボーンで劣るが、そのぶんオッズの妙味は出そうだ。

馬券は◎○を1列目に置く馬単フォーメーションと、軸2頭ながしの3連複。相手筆頭にはこれまたナダル産駒の▲ライジングショット。坂路とコース併用で入念に乗り込まれ、2週前にはスプリンターズS出走のオオバンブルマイの胸を借りるなどはみっちりと鍛えてきた。人気の盲点か。

◎11ヒルノハンブルク
○４ランフォザプライド
▲５ライジングショット
☆12サトノセーブル
注１ロードヴォイジャー
注16メイショウズイウン
△14ウインマスカレード

【単勝】11（1点）
【馬単/フォーメ】11,4→11,4,5,12,1,16（10点）
【3連複/軸2頭】11＝4＝5,12,1,16,14（5点）

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■東京9R・南武特別「ライバルを出し抜く展開期待の妙味◎」

ここは下馬評どおり3歳勢が中心と見るが、印はひと工夫。オークス8着の実績が光る○エセルフリーダ、上がり最速を連発中の▲ラスカンブレスは力上位だが、この2頭にもう1頭をピックアップ。

◎アバンデルの前走は着差こそアタマ差だが、インで狭くなり追い出しが遅れたぶん。この舞台は3連戦し、このうち3走前・青葉賞では上がり最速を繰り出し、勝ち馬から0秒6差の9着と実績は申し分なし。

近走はゲートも安定しており、前のエセルフリーダを目標に、後ろのラスカンブレスの末脚を封じる競馬が可能。オッズ妙味を考えればアタマで狙いたい。

馬券は◎○▲を1列目に置く3連単フォーメーションと、堅軸○▲軸の馬連。前走前が壁の☆ブロッケンボウも侮れず2列目に置く。

◎９アバンデル
○１エセルフリーダ
▲３ラスカンブレス
☆10ブロッケンボウ
注７サンライズソレイユ
△４エバーハンティング

【単勝】9（1点）
【馬連】1,3＝1,3,9,10（5点）
【3連単/フォーメ】9,1,3→9,1,3,10→9,1,3,10,7,4（36点）

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