■京都2R　2歳未勝利　ダート1800m
少頭数ながらいい馬といいジョッキーが揃った未勝利戦。

ここは◎シークから勝負。
今回が初ダートになるキズナ産駒。全姉のヘネラルカレーラとエレヴァートは芝で3勝。全兄のサルヴァトーレは芝1勝、ダート2勝の二刀流、現在ダート3勝クラスで好走を果たしている。このコも本質的には牡馬のキズナだしダートが合いそう。きょうだい9頭はみんな中央で1勝以上を挙げている優秀な血筋で、角田厩舎がサルヴァトーレを除く産駒を管理、土居牧場生産でノースヒルズが紡ぐゆかりの血統。陣営はなんともしても1勝を挙げたいコだと思う。

最近サメカツが京都ダートコースで乗れているのもよき。
実際に成績を見てみると
・デビューからリニューアル前【12.9.9.207】勝率5.1%
・昨年【3.13.7.74】勝率3.1%    
・今年【8.7.10.59】勝率9.5%
2年前くらいから芝レースや重賞でも活躍を見せてきたわけだけど、特殊な京都コースもしっかりモノにしてきた感じが窺えるよね。

ちなみに朝活3Rには甥っ子ベルジュロネットにサメカツが騎乗。2-3Rの流れにも注目したいわね。どっちか勝てばグリチャで小堺さんが紹介するシーンが目に浮かぶ。

大外枠だから積極的に前に行くだろうし、初ブリンカーの一変にも期待したい！

次点はチムニートップス。
デビュー戦は大外枠スタートで、道中のロスが響いて4着。頭数が収まった前走では先行でき、勝ち馬との叩き合いを演じて3着に5馬身差をつける2着。外から勝ちに行く競馬をしたことや、勝ち馬が減量で52キロだったことを考慮すれば、もはや勝ち馬より濃い内容。道中はやや行きたがったりと強気な気性を感じるレースぶりだったし、鞍上が腕っぷしのある外国人ジョッキーに替わるのはプラス。

ゲートは改善されたし、使いながら馬体も締まっている。1枠にやや不安はありつつも、10頭立てに収まったし鞍上強化で好位を確保できるでしょう。1枠さえクリアできれば3戦目のここで未勝利は卒業できるとは思う。

気になるのは、土曜コラムで触れたようにTapit産駒は広いコース向き。京都よりは中京のほうが合いそうなイメージでベストは東京だしね。

実際、京都ダ1800mの成績は【2.6.1.18】。勝った2頭はラニ様とOPまで上り詰めたアメリカンシード。どちらも本質は中京か東京向きもするし…。

下級条件で前走の時計は優秀、鞍上含めてアッサリがあっても驚けないけど、違うところから入って妙味を求めてもいいレースなのかな、と。ダート千八キズナ派の私としては対抗評価に。

3番手にアスクコモンタレヴ。
前走がダート替わりで5着だったキズナ産駒。スタートでヨレて後方からに徹したミルコ。砂を被らないためだったと思うけど、それにしてもロスが大きすぎた。そんな中でも3着とは0秒2差で、よく詰めたなというレースだったわね。道中は息を入れる間がなかったし、それでも追走して位置を上げていって上がり最速なんだから、まともにポジション取って走れれば馬券内。

あとは☆カルテシウス。
前走はスタートで挟まれて後手を踏んだものの、向こう正面で一気に2番手。その中でも上がり上位の脚を使えていた点を評価。

◎10シーク
○1チムニートップス
▲5アスクコモンタレヴ
☆8カルテシウス
△4コンテナライン
△6サンライズアレス

【単勝】10（1点）
【馬連】10＝1,5（2点）
【3連複/軸2頭】10＝1＝5,8,4,6（4点）
【3連単/フォーメ】10→1,5→1,5,8,4,6（8点）

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