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田原基成

2024/10/11 18:50

【大阪スポーツ杯】「4.2.0.0」の条件替わり+勝負騎手で不動の本命◎ 3連単で相手は4頭に絞る/京都7R/京都10R

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【大阪スポーツ杯】

今週は重賞のない土曜競馬。そこで非重賞レースにあたる土曜メインでも【全頭診断】を行いたい。大阪スポーツ杯の出走馬全16頭を分析することでレースの全体像を掴みたいところだ。

・1枠1番 ウェルカムニュース
昨年秋以降に使われた1800mでの3戦はすべて掲示板外。次走、距離延長時に見直しを考えたい。

・1枠2番 ロードアヴニール
ダートで5戦4勝の実績馬も、1800mで勝利した際の時計は1分54秒台と平凡。これまでは相手に恵まれていた感があり、過大評価は禁物だ。

・2枠3番 ヴィジョンオブラヴ
2勝クラス以上の馬券内は1900m以上の距離に限定。ここは条件不適と言わざるを得ない。

・2枠4番 シダー
4走前に使われた当舞台は11着。稍重-不良馬場【2-2-0-3】の道悪巧者でもあり、良馬場想定の土曜京都ダートもマッチしない。

・3枠5番 リリーミニスター
現級では3戦連続で勝ち馬と1秒以上の差。厳しい。

・3枠6番 テーオーシリウス
フタ桁着順が続く現状。久々のダートだが、強調材料は乏しい印象だ。

・4枠7番 ミラクルティアラ
当舞台で戦ってきた相手にはミッキーヌチバナ、サーマルソアリング、ブライアンセンスといった重賞掲示板内馬がズラリ。左回りの近2走を参考外と捉えれば見限るにはまだ早い。

・4枠8番 アルーブルト
毎年冬競馬に良績を挙げるタイプ。休み明けは問題ないと思うが、まだ本格的な寒さにない時季でもあり次走以降が狙い目か。

・5枠9番 キングストンボーイ
ダート1700mの前走はさすがに忙しかった印象。2走前の当舞台は4角6番手から2着と一定の機動力を示しており、ノーマークにはできない。

・5枠10番 オシゲ
3勝クラスの前走で負かした馬の次走成績は【0-0-0-8】。掲示板内を確保した馬すらおらず、昇級即通用は難しい注文と言える。

・6枠11番 デリカダ
交流重賞2着の前走は久々にこの馬の良さが出た。自身より外に速い馬がいない点から砂を被らず運べるだろうし、スムーズなら侮れない。

・6枠12番 トウセツ
展開待ちの脚質で差し損ねが目立つ現状。馬体重の増減が激しい近2走から、調整過程に対する不安も頭をよぎってしまう。

・7枠13番 ミスティックロア
関東圏の成績【0-1-2-0】に対し、関西圏は【4-2-0-0】。自身最高馬体重の前走は輸送を考慮しすぎた感もあったか。得意の関西圏替わりなら中心視可能だ。

・7枠14番 バハルダール
一変をはたした前走には驚かされたが、当時の勝ち方ほど展開待ちというわけではない。5走前の京都ではマクる競馬で制しており、再度の好走を警戒すべきだ。

・8枠15番 メイショウユズルハ
テンにいけない脚質がネック。掲示板外が続く現状でもあり、変わり身は望み薄か。

・8枠16番 クールミラボー
使われるたびに着順が下がっていく現状。主戦騎手だったC.ルメールもキングストンボーイを選んだ事実から、ここは様子見が妥当か。

レースのポイントは3点。

1.舞台適性
2.ローテーション
3.乗り替わり

中京・中山開催の9月から直線平坦コースの京都が舞台。ある程度好位をとれるスピードと、上がり3Fの切れ味に秀でた馬にとっては願ってもない条件となる。平坦コースの実績は気に留めたい。

夏競馬を使われた馬と秋始動組の調子が入れ替わりはじめるこの時期。夏とはガラリとメンバーが入れ替わっており、明確な意図を持った叩き2戦目組に食指が動く。

3日間開催の今週は1日2場での施行。やや特殊なシチュエーションであることから、騎手の乗り替わりが生み出す勝負駆けの可能性は頭に入れておくべきだ。

以上を踏まえ、本命はミスティックロア。

前述したように関西圏では抜群の安定感を誇る馬。とりわけ坂井瑠星とのコンビは【2-2-0-0】と完全に手の内に入れている印象を受ける。自ら動きたいタイミングで進出できる7枠13番なら申し分なく、軸不動だ。

【京都11R 大阪スポーツ杯予想の印】
◎13 ミスティックロア
〇7 ミラクルティアラ
▲9 キングストンボーイ
☆11 デリカダ
△14 バハルダール

【3連単/マルチ】13⇔7,9,11,14(36点)


【自信の一鞍 京都7R 3歳上1勝クラス】

タガノミストは馬番ひと桁番時の成績【0-0-0-2】に対し、フタ桁番では【1-1-2-1】馬券内率80%。唯一の馬券外は自身の両隣に前走逃げた馬がいたレースで、外めの枠の利をまったく活かし切れず参考外と捉えられる。

今回は内枠に差し馬かつ前走馬券内馬がズラリと並ぶメンバー構成。自然と外枠に入った本馬へのマークは緩むことだろう。掲示板内5頭中3頭が4角10番手以下の追込決着を逃げて2着の2走前は負けて強し。この組み合わせならハナを奪ってそのまま押し切れると見た。

相手には京都ダート1400mで【1-1-0-0】と舞台適性を秘めるディスタントスカイ、不安定な脚質だが現級で大崩れがないハリウッドブルースを。ここは点数を絞って勝負。

【京都7R 3歳上1勝クラス予想の印】
◎12 タガノミスト
〇5 ディスタントスカイ
▲6 ハリウッドブルース

【単勝】12(1点)
【馬連】12=5,6(2点)
【ワイド】12=5,6(2点)


【太鼓判 京都10R 大原S】

前走現級で3番人気内に支持された馬が5頭を数えるメンバー構成。ハイレベルレースが予想されることから、年内から年明けにかけて「前走大原Sを狙え」が合言葉になる気がしてならない。

そんな楽しみな一戦で白羽の矢を立てたのはアイスグリーン。ワンパンチ足りないレースが続いているものの、京都芝外回りは【1-2-1-1】の得意舞台。良績に乏しい左回りのマイル戦を使われた前走は明らかに叩き台と言えるし、枠なりにロスなく立ち回ることができれば上位争いに食い込めるだけの力はある。

相手本線には京都大賞典のシュヴァリエローズがフラッシュバックする内枠のディープインパクト産駒・ケイアイセナ。芝1800mで【3-1-2-1】と抜群の距離適性を誇るドットクルー、関西圏では大崩れのないセブンマジシャンを。

【京都10R 大原S予想の印】
◎2 アイスグリーン
〇4 ケイアイセナ
▲3 ドットクルー
☆1 セブンマジシャン
△10 マラキナイア
△8 プッシュオン
△9 ココクレーター
△13 ココナッツブラウン

【3連複/フォーメ】2=4,3,1=4,3,1,10,8,9,13(15点)

▽その他主宰者の予想コラム
◆【覆面トラックマン/大阪スポーツ杯2024予想】「得意の京都コース、乗り慣れた騎手替わりでパワー全開」

◆【UMAJIN編集部・小笠原/紫菊賞予想】「素質馬相手に健闘、直線でモタれていたので右回りは良さそう」&栗東トレセン発追い切り予想、追い切り特注馬!

田原基成のプロフィールはこちら
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