◎９番ローシャムパーク
今年の二戦は昨暮れの香港遠征の反動が尾を引いていた事は確かだが、スタートダッシュが鈍いのである程度の位置をとりたくても取れず･･･結果は残せなかったが、巧く流れに乗れればＧＩ戦でもやれるような雰囲気はあった。

夏場の休養を挟んで９月下旬にトレセンに戻り、最終追い切りは先行する２頭を追いかけて我慢をさせつつ、終い脚を伸ばす形で行われ、鞍上の指示にシッカリと従い、鋭い反応とキレのある動きから出走態勢はキッチリと整っているとみて良い。

操縦性能が高まればＧＩの冠は手中にできると思わせる走りをした大阪杯・宝塚記念の走りから、進化したこの馬の雄姿を見るのが楽しみだ。


〇１１番シックスペンス
スプリングＳから直行して期待したダービーは平常心で臨めず情けない負け方をしたが、気持ちと身体のバランスが一致せずこの馬らしい走りができなかっただけだ。

一瞬の鋭い脚を繰り出してゴール前で後続を突き離したスプリングＳの勝ち内容は濃く、ＧＩ戦を勝てる素質はアリと踏んだ１頭。

リフレッシュ放牧で英気を養い先週・今週の稽古は素晴らしく、更にパワーアップしていて気持ちのコントロールもできているので、鞍上にエースを迎えて真価発揮できることだろう。


▲１３番オフトレイル
直前は坂路にて終い重点の稽古だったが、一週前にはウッドコースにてゴール前ビシッと追われて力強い走りを見せてくれた。何より４コーナーを回ってからの立ち上がりが実にスムーズで雰囲気も上々。

前走のラジオＮＩＫＫＥＩ賞は開幕週の馬場で前残りの競馬が多かったにもかかわらず、速い流れに恵まれたとは言え、三角では最後方から直線大外に持ち出し突き抜けた脚には驚かされたものだ。

初めての古馬との競馬になるが、別定戦でも斤量の恩恵はあり、稽古の内容が良いだけに注目したい。


△１４番・３番・６番・２番


[３連単フォーメーション]
一着９番・１１番
二着９番・１１番・１３番・１４番
三着９番・１１番・１３番・１４番・３番・６番・２番