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◎１番アーバンシック
ヤンチャな性格で前々の気持ちが強すぎて、ゲート内の駐立が上手にできず後ろからの競馬になってしまい、道中は力みながらの走りになってしまう。それでも皐月賞・ダービーともにレースの流れは向かなかったが、内容のある走りは見せてくれた。

ひと夏越して精神面の成長に期待して見ていた追い切りでは、気持ちの先走りが見え隠れしてスムーズな走りとは言い難いものの、ゴーサインを出されてからの反応や追われてからの力強さは“さすが”と言うもので、酷暑に負けることなく仕上がり状態は◎。

幼さの残る中、今回は外回りコースで行われるだけに、イイ脚を長く使えるこの馬にはピッタリ。鞍上強化でこの馬の良さを十二分に引き出してくれることだろうから“勝てる”とまでは言い切れないが間違いなく上位争いには加われるハズだ。


〇６番エコロヴァルツ
ダービーでは逃げ馬不在の中、果敢に先行して、自分のリズムで競馬はできたが、坂を上がってからは脚色が鈍り八着。折り合い面に課題のあった馬がスムーズに走れたと言うことでは収穫ありのレースだった。

今回も何が何でもハナを主張する馬は見当たらないが、ここは先を見据えて番手からの競馬をするのではと予測できる。それでもＧＩ戦を続けて使われてそれなりの走りを見せた経験値がここで活きてくるハズだ。

先週・今週の追い切りは力強さという点では文句ないが、キレというか軽さが物足りない感じ。これを叩かれて次はもっと良くなりそうな雰囲気ではあるが、他馬との比較から押し出される形の二番手だ。


▲１０番ヤマニンアドホック
前走のラジオＮＩＫＫＥＩ賞出走時のパドックではパシュファイヤーを装着してなおかつ隊列の最後方を離れて周回していたが、それでも力みつつの歩きで性格的なものがあるにせよテンションが高い。

そのレースではいつものようにスタートセンス抜群、好位の内々を追走も力みが見られたため宥めつつ我慢をさせてしまい勝負に賭ける競馬。一着・二着の末脚には屈したが、ジリジリと脚を伸ばして三着は立派な内容。

反応が鋭い方ではないが、イイ脚を長く使える。◎同様にロングスパートのできる今回の舞台は絶好のもの。

追い切りではブレがなく、スムーズにイイ脚を長く使えていて、仕上がり状態は良さそうなので、前の方で巧く流れに乗っていければチャンスはある。


△４番・８番・３番・７番


[３連単軸一頭マルチ]
軸　１番
相手６番・１０番・４番・８番・３番・７番

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