◎１０番ドゥラエレーデ
GI馬と言っても二歳時のホープフルＳ、その後ＵＡＥダービー(ドバイ)に挑戦してデルマソトガケの２着。ダービーは出走を取り消し、その後の宝塚記念・セントライト記念の走りを見て、芝の瞬発力比べでは足りないと判断してダート路線に舵を切った。今後芝のレースに出走してくれば“イイお客さん”だ。

前々走のフェブラリーＳは忙しい流れに対応しきれず惨敗もその他のレースでは大崩れしていない。

本来もう少し距離が長く、ユッタリと走らせた方が持ち味が活きる馬だとは思うが、二歳未勝利戦を勝ち上がった同じ舞台。ダートGI戦で二度の三着実績はここに入れば一枚上。５７キロの斤量も他馬との比較から有利で武豊騎手騎乗も心強く、中心視できる。


〇４番ナチュラルハイ
昨夏の札幌戦で一勝クラス→二勝クラスを連勝してからは大崩なく走っていて、オープン入りしてから八着→六着。その後、今年の函館競馬の大沼Ｓ・マリーンＳでキッチリと結果を出してＧレース初挑戦も、ダート１７００Ｍ戦は五戦して三勝二着一回着外一回と得意にしている競走条件。

タメていけば終いは確実に脚を伸ばす馬。夏の北海道シリーズが適していることもあり、注目に値する一頭だ。


▲１４番プロミストウォリア
２０２２年の秋に一勝クラスを勝ち上がり、トントン拍子に５連勝して昨年６月の帝王賞でも自分の競馬をして五着。先を嘱望されたが脚元の不安から長期休養に入り一年一ヶ月ぶりの競馬も、５連勝のスタートは一年二ヶ月ぶり競馬からで鉄砲実績はあり、６月初旬にトレセンに戻り、ジックリと乗り込まれ、直前は函館競馬ウッドコースにて単走で追い切り、コーナーの立ち上がりの素早さ、キレのある動きから仕上がり状態も上々。

同型馬がいて競走条件もピッタリとは言えないが、仕上がりの良さと底力から無様な走りはしないハズだ。


△７番・６番・２番・１２番


[３連単軸一頭マルチ]
軸　１０番
相手４番・１４番・７番・６番・２番・１２番