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齋藤翔人

2024/08/03 19:15

【レパードステークス2024予想】単勝回収率“603%”のデータにも、人気馬と合致数トップタイの大穴馬に◎

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◆【随時更新中|8/4(日)的中速報】土曜は“的中率80%”山田&2週連続万馬券の1号・新潟最終全券種的中の7号が躍動!【エルムS/レパードS2024予想】

今年からスタートしたダート三冠競走。これから予想するレパードSの1着馬には、名称が変更され10月に移設となったジャパンダートクラシックの優先出走権が付与されます。

創設から昨年まで、レパードS出走馬の前走レース別成績を見ると、平場の条件戦を除けば頭数が最多だったのは、かつてのジャパンダートダービー組(以下JDD)。次いでユニコーンS組です。これら2レースは今年から条件が変わり、時期が異なるとはいえ、前者は大井の2000mでおこなわれるという意味で東京ダービーと同じですが、後者は東京1600mから京都1900mと条件が大きく変更され、時期も2ヶ月近く前倒しとなりました。

ちなみに、好走率、回収率ともに高いのは旧JDD組。一方、ユニコーンS組は勝率こそ高いものの、勝った4頭以外はすべて4着以下と極端な結果で、今年のレパードSにも前走ユニコーンS組が4頭、東京ダービー組も1頭出走します。
三冠競走やそれらの前哨戦は新たに整備されたばかりで、施行条件の変更は当面の間おこなわれないでしょう。今後のレパードSでも、かつてのJDD組と同じく東京ダービー組がGI出走馬の意地と強さを見せつけるのか。それともユニコーンS組が逆転するのか。はたまた別路線組の台頭はあるのか。近年は、ダートを主戦場とする日本調教馬も海外の強豪と対等に渡り合っているだけに、大変注目すべきレースです。

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ということで、今回はレパードSの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、本命馬を見つけます。

(1)毛色
(2)前走着差(着順)
(3)母父の系統
(4)前走の枠順
(5)前走クラス
(6)キャリア
(7)前走時の馬体重の増減
(8)前走距離

近年の好走傾向から買い条件となったのは上記8項目。その中で(1)は毛色について。
レパードSは、どういうわけか鹿毛と栗毛の成績が今ひとつ。一方、それ以外の毛色で、前走斤量が54キロと55キロ以外だった馬は[2-3-3-6/14]。勝率14.3%、複勝率57.1%。単勝回収率256%、複勝回収率221%。好走率は6割に迫ります。
◇該当馬=ノットイナフ、ソニックスター、サンライズソレイユ

(2)は前走着差(着順)。
前走、10着以下に敗れた馬は苦戦を強いられている当レース。一方、前走2着に0秒6以上の差をつけて勝利するか、2から9着だった馬。なおかつ3月生まれは[3-2-2-6/13]。勝率23.1%、複勝率53.8%。単勝回収率284%、複勝回収率175%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=ハーバーライト、ノットイナフ

(3)は母父の系統です。
近年のレパードSは、ニアークティック系とネイティヴダンサー系種牡馬を母父に持つ馬が強さを発揮しており、その中でも前走と同じ斤量を背負う馬は[2-3-2-6/13]。勝率15.4%、複勝率53.8%。単勝回収率356%、複勝回収率233%。(2)と同じ好走率でした。
◇該当馬=ハーバーライト、ソニックスター、サンライズソレイユ

次は(4)。前走の枠順について。
またまたどういうわけかで恐縮ですが、過去5年の3着内馬15頭中8頭は、どういうわけか前走3枠か4枠を引いた馬。そのうち、今回ブリンカーを装着しない牡・せん馬は[3-2-2-4/11]。勝率27.3%、複勝率63.6%。単勝回収率617%、複勝回収率251%。好走率はなんと6割を超えていました。
◇該当馬=ロジアデレード

折り返しの(5)は前走クラスで、ここは2パターン紹介します。 まずは、前走3勝クラスか、非リステッドのオープンか、ダートグレード競走に出走した馬で[2-2-2-5/11]。勝率18.2%、複勝率54.5%。単勝回収率326%、複勝回収率196%と、文句なし。
◇該当馬=ハビレ、ソニックスター

一方、国内市場で取引され、前走JRAの重賞か2勝クラスに出走した馬も[3-1-1-5/10]。勝率30.0%、複勝率50.0%。単勝回収率467%、複勝回収率160%と、負けていません。
◇該当馬=ハーバーライト、アラレタバシル

(6)はキャリアです。
近年のレパードSで出走馬が多く、回収率も伴っているのはキャリア7戦から9戦の馬。さらにそこへ、美浦所属騎手か短期免許で来日中の外国人騎手が騎乗すると[3-2-1-5/11]。勝率27.3%、複勝率54.5%。単勝回収率440%、複勝回収率245%。こちらも文句なしの成績でした。
◇該当馬=ピュアキアン、ハビレ、バロンドール、ロジアデレード、アラレタバシル

続いては(7)。前走時の馬体重の増減について。
前走時、馬体重減だった馬が結果を残している当レース。中でも前走時、馬体重がマイナス4kgから9kgで、上がり2位から9位だった馬は[4-1-1-4/10]。勝率40.0%、複勝率60.0%。単勝回収率603%、複勝回収率263%と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=ミッキーファイト、ハーバーライト、ソニックスター、ミッキークレスト、アラレタバシル

そして最後は(8)。前走距離。
冒頭で触れたように、レパードSは前走2000mのレースに出走した馬が強く[1-2-2-4/9]。勝率11.1%、複勝率55.6%。単勝回収率240%、複勝回収率187%。該当馬は少ないものの、文句なしの成績を残していました。
◇該当馬=ハビレ

これら8つの買い条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎2ハーバーライト
○8ソニックスター
▲6ハビレ
☆15アラレタバシル
△13ロジアデレード
△3ノットイナフ
△12サンライズソレイユ
△1ミッキーファイト

【単勝】2(1点)
【馬単/マルチ】2⇔8,6,15,13,3,12,1(14点)
【ワイド】2=8,6,15,13,3,12,1(7点)
【3連複/軸2頭】2,8=6,15,13,3,12,1(6点)

本命候補は、4項目に合致したソニックスターハーバーライト。実績では前走オープンを勝利したソニックスターが断然ですが、当時2着のソレルビュレットが、今回と同じコースでおこなわれた先週の1勝クラスで3着に敗れました。
同馬の馬体重は522kg。跳びが大きく新潟の小さいコーナーは走りにくそうで、前走550kgで出走したソニックスターにも当てはまるかもしれない。とはいえ、前走516kgだったハーバーライトも大して変わりませんが……、妙味を考えハーバーライトを本命とします。

ドレフォン産駒のハーバーライトは、3代母がダイナカール。エアグルーヴやドゥラメンテらと同じ名牝系の出身で、母父はキングカメハメハです。この「父ドレフォン×母父キングカメハメハ」の組み合わせは、皐月賞馬ジオグリフを筆頭に、ダートでもクールミラボーやデシエルトが上級条件で勝利。JRAでデビューした22頭中15頭が勝ち上がっており、1走あたりの賞金額291万円は、産駒全体の成績162万円を大きく上回っています。

機動力タイプではないハーバーライトですが、レパードSはペースが流れやすいレース。小回りでさすがに追込みは厳しいものの、差しはまずまず決まり、追わせる馬を持ってくる印象が強い小沢大仁騎手とのコンビで一発を狙います。

馬券は、ハーバーライトの単勝と同馬からの馬単マルチ、ワイド。さらに、対抗ソニックスターとの3連複軸2頭ながしを買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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