競馬サロン

田原基成
298
2024/07/20 18:55
【中京記念】いまの小倉芝傾向にマッチする本命◎ 3連単15点を中心に“300倍”も/小倉9R/福島11R

◆【7/21(日)的中速報】前日3連単4万馬券含む「17」の的中ラッシュでヒートアップ!大混戦を断つプロの結論は!?【中京記念2024予想】
【中京記念】
7月後半にさしかかり、連日35度を超える猛烈な暑さ。数分歩くだけで汗が吹き出るような気候は尋常ではない。
そして、常識と異なる気候は天気の急変をもたらすこととなる。
金曜夕方発表の小倉は芝:重、ダート:不良。競馬予想をするうえで馬場状態の把握は欠かせない。今開催の小倉は雨に見舞われる日が多く、見た目以上に馬場悪化が顕著。土曜にいったん回復傾向の馬場も、日曜小倉は雨が降る可能性あり。時計のかかる馬場コンディション想定で良さそうだ。
予想の前提が決まったところでメンバーを見渡すと……1800mの中京記念ならではの特徴がうかがえる。
テーオーシリウス。
ワールドリバイバル。
ソレイユヴィータ。
適距離が中距離寄りのこれら逃げ先行馬は、例年の中京記念なら出走しなかったはず。中距離馬と短距離馬のハイブリットは2歳GI・阪神JFや朝日杯FSを思わせるものだ。同タイプの脚質が内にも外にもいるシチュエーションでペースが緩むことは考えにくい。ハイペース適性は見逃せないファクターとなる。
それを踏まえ、ここはニホンピロキーフから入る。
前走鳴尾記念は不可解にも思える敗戦。高速馬場や枠順の影響もあったと思われるが、ひとつ挙げられるのはローテーションによる影響だ。
距離延長は【1-1-0-2】。
距離短縮は【2-1-1-1】。
当時は距離延長ローテに加えて芝2000mで勝ち時計1分57秒2。元町Sもそうだったが、高速馬場では用なしのタイプ。参考外で良い。
2走前のマイラーズCは600m通過34秒1、1000m通過57秒1のハイペース。底力が問われる展開でソウルラッシュ、セリフォスのGI級と好勝負した事実は評価すべきだ。当時は稍重、レース中に雨が降りしきる馬場コンディション。馬場悪化が止まらない小倉芝、本レースの決着時計を1分46秒台と想定すると、昨年の夏競馬でこの馬が制した時計と同じタイムとなる。
鞍上は欧州遠征を控える田口貫太。ここでJRA重賞初Vを決める千両役者ぶりに期待したい。
相手本線に抜擢するのはアルナシーム。
前走エプソムCは5着。好メンバーが揃った一戦で大崩れしなかった点は収穫と言える。小回りコース苦手説が囁かれているものの、小回り重賞での馬券外は道悪もしくは外枠がほとんど。過去のコース実績だけで即消しは禁物だ。
セオも要注意。
3勝クラス→リステッド競走と連勝中の馬。久々の芝1800m戦で迎えた前走は先行抜け出しの王道競馬で勝利と、覚醒を迎えた印象の1頭だ。ラジオNIKKEI賞のパフォーマンスを見るより本質的には広いコース向きだと思うが、夏競馬は近走の勢いを重視したい施行時期。好走の可能性は十分だ。
さらにはエピファニー。
2走前に当舞台の小倉大賞典を勝利。折り合いに難があるタイプゆえ、淀みないペースで流れたこともプラスに働いたのだろう。メンバーを見渡すと前めで運びたい馬が多く、この馬自身、右回りの芝1800mは【3-0-0-0】。斤量と夏競馬適性に死角がないわけではないが、ノーマークにはできない。
【小倉11R 中京記念予想の印】
◎13 ニホンピロキーフ
〇2 アルナシーム
▲12 セオ
☆6 エピファニー
△7 エルトンバローズ
△3 セルバーグ
△14 ロングラン
【単勝】13(1点)
【馬連】13=2,12,6(3点)
【3連複/軸1頭】13=2,12,6,7,3,14(15点)
【3連単/フォーメ】13→2,12,6→2,12,6,7,3,14(15点)
【自信の一鞍 小倉9R 宗像特別】
フルゲートの頭数ゆえ、枠の並びは重要。自身の隣にいる馬の脚質がもたらす影響は決して小さくなく、ストレスフリーで走れそうな馬に白羽の矢が立つ。
本命はファベル。まず馬について触れると、これまでセブンマジシャンやサンライズロナウドといった重賞好走馬と接戦を演じた実績は頭ひとつ抜けている。枠に目を向けると自身より外に逃げ先行馬はおらず、内にも差し馬が多く道中は“快適な空間”を確保できる想定。距離・季節・ローテーションと隙がなく中心は揺るがない。
相手にはきれいな馬場がベストも芝2000mで【2-1-1-1】のイングランドアイズ、叩き2戦目は【1-0-1-0】と大崩れがないレミージュを。ここは相手を絞って勝負。
【小倉9R 宗像特別予想の印】
◎14 ファベル
〇4 イングランドアイズ
▲2 レミージュ
【単勝】14(1点)
【馬連】14=4,2(2点)
【ワイド】14=4,2(2点)
【太鼓判 福島11R ジュライS】
ダートでは【3-5-2-0】といまだ馬券内率100%を誇るエーティーマクフィ。今回は自身初の1700mだが、1400の淀みない流れを経験している点は忙しい小回りコースにおいてアドバンテージとなる。夏競馬の成績【1-3-1-1】が示すように気候適性も問題なく、距離適性で疑われる今回はオッズ妙味もありそうだ。
同馬を除く前走好走馬のほとんどは人気薄激走後の一戦。信頼度に疑問がある点から、当距離と夏競馬実績に秀でた馬を中心にピックアップ。
【福島11R ジュライS予想の印】
◎13 エーティーマクフィ
〇6 ライラボンド
▲14 ケンシンコウ
☆4 メイショウユズルハ
△7 ショウナンライシン
△12 メイショウテンスイ
△3 マリオロード
△15 ディパッセ
【3連複/フォーメ】13=6,14,4=6,14,4,7,12,3,15(15点)
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▽その他主宰者の予想コラム
◆【SPREAD編集長・山田/中京記念2024予想】小倉芝1800mで求められる「マイル適性」で浮上◎ 馬連フォーメ9点+穴狙いのワイド2点勝負
◆【WINDEXマイスター/中京記念2024予想】小倉開催時の指数上位1頭に“鉄板”データ 高評価の伏兵絡めた馬連+3連複勝負
◆【齋藤翔人/中京記念2024予想|前編】単回収率1526%の破壊力を持つ「前走○○コースで10着以下」の巻き返し 好走条件「13」に穴馬がずらり
田原基成のプロフィールはこちら
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【中京記念】
7月後半にさしかかり、連日35度を超える猛烈な暑さ。数分歩くだけで汗が吹き出るような気候は尋常ではない。
そして、常識と異なる気候は天気の急変をもたらすこととなる。
金曜夕方発表の小倉は芝:重、ダート:不良。競馬予想をするうえで馬場状態の把握は欠かせない。今開催の小倉は雨に見舞われる日が多く、見た目以上に馬場悪化が顕著。土曜にいったん回復傾向の馬場も、日曜小倉は雨が降る可能性あり。時計のかかる馬場コンディション想定で良さそうだ。
予想の前提が決まったところでメンバーを見渡すと……1800mの中京記念ならではの特徴がうかがえる。
テーオーシリウス。
ワールドリバイバル。
ソレイユヴィータ。
適距離が中距離寄りのこれら逃げ先行馬は、例年の中京記念なら出走しなかったはず。中距離馬と短距離馬のハイブリットは2歳GI・阪神JFや朝日杯FSを思わせるものだ。同タイプの脚質が内にも外にもいるシチュエーションでペースが緩むことは考えにくい。ハイペース適性は見逃せないファクターとなる。
それを踏まえ、ここはニホンピロキーフから入る。
前走鳴尾記念は不可解にも思える敗戦。高速馬場や枠順の影響もあったと思われるが、ひとつ挙げられるのはローテーションによる影響だ。
距離延長は【1-1-0-2】。
距離短縮は【2-1-1-1】。
当時は距離延長ローテに加えて芝2000mで勝ち時計1分57秒2。元町Sもそうだったが、高速馬場では用なしのタイプ。参考外で良い。
2走前のマイラーズCは600m通過34秒1、1000m通過57秒1のハイペース。底力が問われる展開でソウルラッシュ、セリフォスのGI級と好勝負した事実は評価すべきだ。当時は稍重、レース中に雨が降りしきる馬場コンディション。馬場悪化が止まらない小倉芝、本レースの決着時計を1分46秒台と想定すると、昨年の夏競馬でこの馬が制した時計と同じタイムとなる。
鞍上は欧州遠征を控える田口貫太。ここでJRA重賞初Vを決める千両役者ぶりに期待したい。
相手本線に抜擢するのはアルナシーム。
前走エプソムCは5着。好メンバーが揃った一戦で大崩れしなかった点は収穫と言える。小回りコース苦手説が囁かれているものの、小回り重賞での馬券外は道悪もしくは外枠がほとんど。過去のコース実績だけで即消しは禁物だ。
セオも要注意。
3勝クラス→リステッド競走と連勝中の馬。久々の芝1800m戦で迎えた前走は先行抜け出しの王道競馬で勝利と、覚醒を迎えた印象の1頭だ。ラジオNIKKEI賞のパフォーマンスを見るより本質的には広いコース向きだと思うが、夏競馬は近走の勢いを重視したい施行時期。好走の可能性は十分だ。
さらにはエピファニー。
2走前に当舞台の小倉大賞典を勝利。折り合いに難があるタイプゆえ、淀みないペースで流れたこともプラスに働いたのだろう。メンバーを見渡すと前めで運びたい馬が多く、この馬自身、右回りの芝1800mは【3-0-0-0】。斤量と夏競馬適性に死角がないわけではないが、ノーマークにはできない。
【小倉11R 中京記念予想の印】
◎13 ニホンピロキーフ
〇2 アルナシーム
▲12 セオ
☆6 エピファニー
△7 エルトンバローズ
△3 セルバーグ
△14 ロングラン
【単勝】13(1点)
【馬連】13=2,12,6(3点)
【3連複/軸1頭】13=2,12,6,7,3,14(15点)
【3連単/フォーメ】13→2,12,6→2,12,6,7,3,14(15点)
【自信の一鞍 小倉9R 宗像特別】
フルゲートの頭数ゆえ、枠の並びは重要。自身の隣にいる馬の脚質がもたらす影響は決して小さくなく、ストレスフリーで走れそうな馬に白羽の矢が立つ。
本命はファベル。まず馬について触れると、これまでセブンマジシャンやサンライズロナウドといった重賞好走馬と接戦を演じた実績は頭ひとつ抜けている。枠に目を向けると自身より外に逃げ先行馬はおらず、内にも差し馬が多く道中は“快適な空間”を確保できる想定。距離・季節・ローテーションと隙がなく中心は揺るがない。
相手にはきれいな馬場がベストも芝2000mで【2-1-1-1】のイングランドアイズ、叩き2戦目は【1-0-1-0】と大崩れがないレミージュを。ここは相手を絞って勝負。
【小倉9R 宗像特別予想の印】
◎14 ファベル
〇4 イングランドアイズ
▲2 レミージュ
【単勝】14(1点)
【馬連】14=4,2(2点)
【ワイド】14=4,2(2点)
【太鼓判 福島11R ジュライS】
ダートでは【3-5-2-0】といまだ馬券内率100%を誇るエーティーマクフィ。今回は自身初の1700mだが、1400の淀みない流れを経験している点は忙しい小回りコースにおいてアドバンテージとなる。夏競馬の成績【1-3-1-1】が示すように気候適性も問題なく、距離適性で疑われる今回はオッズ妙味もありそうだ。
同馬を除く前走好走馬のほとんどは人気薄激走後の一戦。信頼度に疑問がある点から、当距離と夏競馬実績に秀でた馬を中心にピックアップ。
【福島11R ジュライS予想の印】
◎13 エーティーマクフィ
〇6 ライラボンド
▲14 ケンシンコウ
☆4 メイショウユズルハ
△7 ショウナンライシン
△12 メイショウテンスイ
△3 マリオロード
△15 ディパッセ
【3連複/フォーメ】13=6,14,4=6,14,4,7,12,3,15(15点)
◆【7/21(日)的中速報】前日3連単4万馬券含む「17」の的中ラッシュでヒートアップ!大混戦を断つプロの結論は!?【中京記念2024予想】
▽その他主宰者の予想コラム
◆【SPREAD編集長・山田/中京記念2024予想】小倉芝1800mで求められる「マイル適性」で浮上◎ 馬連フォーメ9点+穴狙いのワイド2点勝負
◆【WINDEXマイスター/中京記念2024予想】小倉開催時の指数上位1頭に“鉄板”データ 高評価の伏兵絡めた馬連+3連複勝負
◆【齋藤翔人/中京記念2024予想|前編】単回収率1526%の破壊力を持つ「前走○○コースで10着以下」の巻き返し 好走条件「13」に穴馬がずらり
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