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◎７番エルトンバローズ
今年に入っての三戦はパンパンの良馬場で競馬ができず結果は出ていないが、昨年の毎日王冠ではソングライン・シュネルマイスターとの競り合いを制した底力はここでは一枚上。

５９キロのハンデ、小回りコース等心配する材料はあるものの、この馬自身５９キロが堪えるはないだろうし、他馬との比較で有利とは言い切れないまでもマイナス材料にはならない。

ある程度の位置をとり、動きたいところで動ける機動力はあり、前々で競馬をしたい馬が揃ったここは速い流れが予測できるので、包まれて脚を余すシーンは考えにくい。

直前は坂路にて終い重点の稽古だが、ブレはなくスムーズで先週ウッドコースにて併せ馬でビシッと追われているので仕上がり状態も◎となれば、ここで無様な走りはできないところだ。


〇２番アルナシーム
前々走の都大路Ｓはスタートで後手を踏み、勝った▲セオのロングスパートにまんまとしてやられたが、直線では馬群を捌いてゴール前で詰め寄った脚は光っていてパンパン良馬場でこそ武器である切れる脚が使える馬。

前走のエプソムＣは好スタートから好位に付けて、直線坂下ではアワヤと思わせるシーンを演じ、最後までジリジリと脚を伸ばして勝ったレーベンスティールから０．６秒差の五着は立派な内容でここに入って力負けすることはない。

二週続けてウッドコースにて単走で横山典騎手が跨がり、先週はラスト１ハロン手前から気合いを付けシッカリとした反応を見せキレのある走り。直前は馬なりのままだが、集中してブレのない動きでキッチリと仕上がっているだけにチャンスは十分にある。


▲１２番セオ
デビュー戦から芝２０００Ｍ戦を使い続けて未勝利戦を５戦目に勝ち上がったが、前々の気持ちが強すぎて昨秋以降は流れの速くなる芝１６００Ｍ戦に活路を見い出し、確実に力を付け三勝クラス→リステッド競走を連勝して三歳時のラジオNIKKEI賞以来のＧレース挑戦。

この二連勝の内容からもハナにはこだわらないが、番手で揉まれずスムーズに走れるか？がポイント。タメていって瞬発力比べではなく、イイ脚を長く使いしぶとさを発揮する馬。

今回は１番・３番の逃げ争いの直後に付けられればロングスパートが決まるかもしれないが、道中の流れや相手馬に動きに合わせて立ち回ることはできない現状だし、乗り替わりもプラス材料とは言えず、巧くはまれば一発ありも大きくは狙いづらい。


△６番・１４番・８番・１３番


[３連単フォーメーション]
一着７番・２番
二着７番・２番・１２番・６番
三着７番・２番・１２番・６番・１４番・８番・１３番

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