こんばんは、あるいはこんにちは、スポーツメディア『SPREAD』山田です。

現在、重賞・GI予想コラムはセントライト記念から4連勝中ですが、◎○を軸とした「二刀流馬券」が2週連続的中という……。

スプリンターズSは◎アグリ＝7着、○ママコチャ＝1着、▲マッドクール＝2着、☆ナムラクレア＝3着。毎日王冠は◎ウインカーネリアン＝5着、○ソングライン＝2着、☆エルトンバローズ＝1着、注シュネルマイスター＝3着。

『本命◎は飛ぶが、対抗○がくる予想家』を襲名しなければいけない状況ですが、秋華賞はアノ馬に◎を打ってしまっていいのか。

それでは早速、第28回秋華賞の予想に入りたいと思います。

▽その他主宰者の予想コラム
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■狙いはオークスの惜敗馬

1983年以降、オークスを2馬身差以上で制した馬は、アーモンドアイ、メジロドーベル、マックスビューティ、メジロラモーヌ、ジェンティルドンナ、そしてリバティアイランドの6頭。

このうち、秋華賞またはエリザベス女王杯を制したのは、アーモンドアイ、メジロドーベル、メジロラモーヌ、ジェンティルドンナ。うち3頭はトリプルティアラを達成した。オークスを歴代最大着差となる6馬身差で制したリバティアイランド。これはもうシンプルに同世代の牝馬では抜けた存在という証明となる。

振り返れば、桜花賞も当日は極端な前残り馬場だったにもかかわらず、4角16番手から上がり3F32秒9の大外一気。この時点で牝馬三冠の資質は十分に見せつけていたか。京都内回りや道悪に逆転の可能性を探るより、ここは本命◎リバティアイランドと宣言し、相手探しに専念したほうがいい。

桜花賞とオークスでは2着以下の着順は入れ替わり、ローズSではオークス8着のソーダズリングが8着、同4着のラヴェルは14着に敗れた。紫苑Sも春はマイル路線を歩んだモリアーナが制し、リバティアイランド以下がいかに混戦か、見て取れる状況だ。

デアリングタクトが牝馬三冠を制した2020年は、2着に春2冠で馬券外の10番人気マジックキャッスル、3着には前走・2勝クラスを勝ち上がった9番人気のソフトフルートが入り、三連複は1万7920円、三連単は4万4110円と万馬券が出た。

「1強」ほどヒモ荒れは起こりやすく、リバティアイランドが1着でも万馬券は狙える。

オークス2着のハーパーは反応の鈍さから府中でこその印象はあり、ローズSを日本レコードで制したマスクトディーヴァはワンターンのコースに強い。この2頭は京都内回りコースでは割引きとなる。

狙いは2着以下が大混戦となったオークスの惜敗馬。

○ヒップホップソウルはオークスの直線で一瞬は馬券争いに浮上しそうな末脚を披露。春まで出脚が鈍く後方からの競馬が続いたが、前走・紫苑Sは一転、好位のインで流れに乗り、直線半ばで先頭に立つ優等生の競馬を見せた。この競馬ができれば、上位争いに加われる。

▲ドゥアイズの巻き返しにも警戒。オークスはレース前のイレコミで全く競馬にならなかったが、桜花賞はこの馬らしい競馬で掲示板に浮上した。阪神ジュベナイルFは前が壁になりながらの3着。キレ味で劣るが、馬場が渋れば2歳時の洋芝・札幌で見せた底力を発揮できる。

☆コナコーストのオークスはスタート直後に隣の馬と接触し、位置取りを悪くしたのが痛恨。桜花賞で最後までリバティアイランドに抵抗した先行力は世代屈指のものがあり、この舞台では武器になる。

以下、クイーンSをマクリの競馬で快勝したドゥーラに注マークを据え、前述の△ハーパー、△マスクトディーヴァを押さえに回す。

印と買い目は以下の通り。

■秋華賞2023予想・買い目

◎６リバティアイランド
○15ヒップホップソウル
▲12ドゥアイズ
☆４コナコースト
注５ドゥーラ
△７マスクトディーヴァ
△２ハーパー

【馬連】6＝15,12,4,5（4点）
【三連単1着固定】6→15,12,4,5,7,2（30点）

以上、秋華賞の予想でした！

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