今日のローズSは無理くりの馬単マルチが炸裂してくれたのは良かったが、川田を軽視したのは大反省だね。マラキナイアについては能力あることは分かっていても、走り方があまり好きじゃなくて軽視し過ぎちまった。とはいえ、▲アンリーロードにはもう一伸びして欲しかったよ。

それにしても凄いレコードだったから、上位馬の脚元とか、次走に向けた反動とか、そこは気になるよね。
ブレイディヴェーグもあまりいいポジション取れない中で、最後物凄い脚で追い込んで来ての2着は、力のある証拠だけど、ただ発馬があまり良くない中での秋華賞って事になると、そこは一つ課題が残るだろうな。

さて、秋華賞のメンツもほぼ決まったが、どうなるかね！

ということで明日はセントライト記念！
ローズSはかろうじて取ったっていう程度の話なので、セントライト記念はビシッと取りたいよね！

■中山11R セントライト記念
セントライト記念って結構極端なレースになるよね。

(1)1.2.3人気のガチガチ馬券
(2)上位が飛んでの大荒れ馬券
(3)1人気が1.2着で2.3着に穴馬

おおよそこの3つのパターンの繰り返しっていう感じでしょ。
今年はどんな展開になるのか。

まず、追い切り診断から乗せておく。

95-S：レーベンスティール
90-S：シルトホルン
85-A：ソールオリエンス
85-A：ウインオーディン
85-A：ウィズユアドリーム
85-A：シャザーン
80-A：コスモサガルマータ
80-A：キングズレイン
80-A：ドゥラエレーデ

一番追い切りがよく見えたのは「レーベンスティール」だったね。
抱えたままコーナー回って、直線でも手綱を緩めることなく半分我慢させての併せ馬だったけど、それでいてこの時計。

80.9-64.8-50.2-36.3-11.6

まぁ、相当動くよね。
その分「距離延長は大丈夫なのか？」という不安が少し出てきたよ。

その意味で言えば「90-S」の評価をしたシルトホルンも元気一杯なんだけど「距離不安」はあるよね。
中山の2200ｍはスタートしてから2コーナーまでにかなり登るからそこで掛からずにじっくり乗って欲しいね。

で、この診断を見ると恐らく出てくるのが「おいおい、ソールオリエンスS評価じゃなくて、85-Ａかよ」ってことかな。
1週前、今週の動きだけなら断然「S評価」を与えていいと思ってる。
ただ、8月31日の追い切りの後、本当だったら「日曜日(9月3日)」の日に時計を出すのが通例だけど、そこを1回飛ばしてるんだよね。。。

もちろん使ってきてるからには「大丈夫」なんだろうけど、その分なのか馬体の張りという意味じゃ、ダービー以下だよねと。
ダービーを100とすれば今回は85くらいかなと。

ただ、メンツを見れば3枚くらい実力が違う可能性があるから、これだけ動けていれば「馬券圏内は外さない」とは思うよね。
とはいえ競馬だし、今日のブレイディヴェーグの様に「2着」とか「3着」の目もあるとは思っておいた方が良いかなと。

ということで、今年のセントライト記念なんだけど、上記した3つのパターンに一番近いのは(3)の、

「1人気が1.2着で2.3着に穴馬」

っていうローズSと同じパターンの狙い方でいいんじゃないか？と結論付けたよ。

最初は「ソールオリエンスを〇にして、◎に穴馬を抜擢」して予想を組み立てようと思ったんだけど、むしろ「2.3着の可能性もある◎」という前提で、ソールオリエンスに本命を打った方が「馬券を組み立てやすい」と思ったので、こういう結論にしたよ。

◎14ソールオリエンス
〇4レーベンスティール
▲13ウインオーディン
▲6シャザーン
☆10ウィズユアドリーム
☆7シルトホルン
△12コスモサガルマータ
△1キングズレイン
△5ドゥラエレーデ
△9アームブランシュ

本命は「馬券圏内には居る」という意味でソールオリエンス。
ただし、取りこぼしもあるとみて馬券の組み方を色々工夫したい。

対抗にはレーベンスティール。
距離延長が問題なければ勝ってもおかしくないだけの出来にあるかなと。
前走は圭太の大ヘグリだし、負けた3走前も不良馬場が合わなかっただけと思えば、ソールオリエンスと競った新馬や、1勝クラスで記録した上り2F【10.8-10.9】という驚異的な爆発力からも、この印になるのは致し方無しかなと。
なので、この馬が勝つパターンと距離の壁にぶつかって負けるパターンとでいくつか買い目を組んで行きたいと思う。

そして今回のセントライト記念で「穴候補」だと思っているのが▲▲☆☆の4頭ね。

ウインオーディンとシャザーンは皐月賞をそれなりに評価したということ。
特にウインオーディンはシャザーンの一列後ろに居て、そのシャザーンらに内に押し込められてしまい、シャザーンは馬場の良い所を通れたけど、ウインオーディンは馬場の悪いところを通っての8着。シャザーンとは0.6差ついてしまった8着だけど、この差は馬場差を考えればさほど力差はないと言えると思ってね。
で、ウインオーディンは大トビな馬なわけで、前半ゆったり流れる中山2200ｍの外枠ならすんなり流れにも乗りやすいだろうし、新潟2歳Sの2着はあるものの、このトビの大きさはこれくらい距離があった方が良さが活きそうだなと。

本番でお釣りが残るかどうかわからんけど、一回使ってトライアルに向かってきてるのもいいし、それもあって追い切りも良かった。

更に言えば共同通信杯でもなんだかんだでじわじわ伸びてあの相手に5着してるのは評価できるよね、と。

で、もう一頭の▲シャザーン。
追い切りを見る限り、この馬本番よりもここを本気で狙ってきてるのか？という気がしてね。
2週前、1週前とCWでビッシリ追われてるし、この馬も真剣度はかなりのもんだなと。
最終の坂路での追い切りはそれほど見栄えはしなかったけど、この意欲的な攻めと、中山2200ｍという舞台はやはり上位評価しておきたいなと。

☆の2頭は「先行流れ込み」の穴馬。
ドゥラエレーデは逃げなきゃダメっていう馬じゃないから、無理してまではハナを叩きに行くことは無いかなと。
となると、スタート次第ではあるけど、シルトホルンが行く可能性はゼロではないし、ドゥラ、シルトが出たなりで飛ばさないなら、松山のウィズユアドリームがハナを取り切る可能性もあるなと。

そうなるとグリューネグリーンはどうする？ということになるんだけど、そもそも逃げられたのは京都2歳Sだけで、それ以外は逃げられてない。
しかも、グリューネもドゥラエレーデも菊花賞への賞金は持っているわけで、「無理してまで逃げるか？」と思っちまうんだよね。

となると、ウィズユアドリームがハナに落ち着いた場合「この馬しぶといぞ」とね。
サトノダイヤモンド産駒はキレよりもステイヤーっぽい馬が多いし、前半スムーズに走れればソールやレーベンが折り合いに終始している中で「前へのマークが手薄になる」って事は起こりえるのかなと。

△勢は個人的には「あっても3着まで」だと思ってるので、3着候補の押さえ。

買い方

【馬単マルチ】14＝4.13.6.10.7（10点）
【馬連BOX】4.13.6.10.7（10点）
【3複】14＝4.13.6＝4.13.6.10.7.12.1.5.9（21点）
【3単(1)】14.4→14.4→13.6.10.7.12.1.5.9（16点）
【3単(1)】14.4→13.6.10.7→14.4（8点）
【3単(1)】13.6.10.7→14.4→14.4（8点）
【3単(2)】14→13.6.10.7→13.6.10.7.12.1.5.9（28点）

買い目の解説をしておくと、馬単マルチはローズSのパターンと同じ。
で、まさかのソールオリエンス3着の時に「馬連は跳ねる可能性がある」のでソールを除いてBOXで押えておく。
3複は「ソール+〇▲▲」を軸に、上位人気が来たらオッズは諦め、△の穴が突っ込んで来た際に跳ねることを期待した目。

3単は2パターン。
(1)の目が「◎〇2頭」を中心にした合計32点。
◎〇の2頭が抜けてると思うので、こういう買い方を。

そしてもう1つの(2)の目が「〇レーベンスティールが勝ちに行ったがために距離の壁を露呈した場合」の買い目で、流石にその時はソールオリエンスが勝って、2.3着に人気薄がまぎれてくるパターンを狙った目。

3単は合計すると「60点分」の買い目になってトリガミも含まれるけど、少なくとも1頭は穴が紛れてくると踏んでの買い方なので、トリガミが来たら諦める。

セントライト記念は以上！