【東京11R NHKマイルC】
 
◎１７番サトノインプレッサ
毎日杯の時にも触れたが母サプレザはイギリスのGIサンチャリオットステークス(８ハロン)を３連覇した女傑、父ディープインパクトは言わずと知れた大種牡馬、血統的な下地は十分すぎるほどだ。
 
この中間はいくらかソエを気にして加減しながらの調整になったが、GI馬を数多く輩出してきた厩舎だけに、先週・今週と併せ馬でビシッと追われてその不安は払拭され、出走態勢はキツチリと整っている。
 
まだヤンチャなところがありゲートの内の駐立が上手ではなく出が不安定、初めての長距離輸送と課題はあるが、ゴーサインを出されての反応の鋭さ、柔らかいバネ、素質は間違いなく一級品だけにパンパンの良馬場でこそ持ち味が生きる。
 
 
〇１４番ルフトシュトローム
こちらも無傷の３連勝でGIで初対決、この厩舎らしくここ目標にしてキツチリと仕上げてきた。
まだまだ途上ではあるが前走時より馬体は締まり軽さも出ている。
 
ニュージーランドＴは無理せず後方からの競馬でヒヤッとする場面もあったが、三角過ぎから外々を回り直線だけで豪快に差し切った。
 
その時よりデキが上向いてるがその分相手も手強くなっている。名手レーン騎手を背に万全の態勢だが、全体のバランスは◎には及ばず二番手とした。
 
 
▲３番レシステンシア
桜花賞はデアリングタクトの鬼脚に屈したが、大外枠からジワリと進んで直線で逃げた馬を競り落とし“さすが武豊”という騎乗で内容は十分すぎるほどだった。
 
その後はオークスではなくここ目標に仕上げられたが、馬体がキッチリできているとはいえ、トレセン帰厩後の稽古がヤンワリ。
今まで一週前などにビシッと追って競馬に向かっていたのに…意識的に調教パターンを変えたのかが気になるのと、前々の気持ちが強いワンペースの馬だけにパワー全開できるのか？危惧する点も多々あり▲とした。
 
 
△８番・２番・６番・１８番・９番
 
 
 
[３連単フォーメーション]
一着１７番・１４番
二着１７番・１４番・３番・８番・２番・６番・１８番・９番
三着１７番・１４番・３番・８番・２番・６番・１８番・９番
 
 
 
 
【新潟11R 新潟大賞典】
 
◎６番レッドガラン
芝１８００Ｍ戦がベストなのかもしれないが、ワンターンで走りやすく平坦コースで軽い馬場、時計勝負になりそうなので出番はある。
 
前走の大阪城Ｓでは今までのレースぶりとは違って、好スタートから無理せず緩い流れの番手をスムーズに追走し、直線で逃げた馬との競り合いでキッチリと差し切った走りに成長が見えた。
 
ここは８番ダイワギャグニーが色気をもって先行するだろうからあまり速い流れにはなりそうもなく、落ち着いた走りで直線勝負に持ち込めばＧレース初挑戦で勲章を手中にできるだろう。
 
 
〇１３番メートルダール
直前の動きは物足りなさ残るものの、再三併せ馬で追い切られて中身はできていると見た。
一昨年の新潟記念ではブラストワンピースの二着の実績もあり、Ｇレースで安定した走りを見せていたことから狙い目は立つ。
 
 
▲３番ギベオン
一昨年の中日新聞杯以来一年半近く勝ち星から遠ざかっているが、前走の金鯱賞では好位の内々を気負うことなく自分のリズムでスムーズに追走。直線に向く前に外に持ち出す準備をしていれば…と悔やまれる内容だった。
 
落ち着いた走りができれば終いは確実に脚を伸ばせる。アップダウンのあるタフなコースよりこのコースの方が合っていそうなので出番はあるハズだ。
 
 
△２番・７番・１５番・１２番・１４番・４番
 
 
 
[３連単フォーメーション]
一着６番・１３番・３番
二着６番・１３番・３番・２番・７番・１５番・１２番・１４番・４番
三着６番・１３番・３番・２番・７番・１５番・１２番・１４番・４番