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[阪神11R　桜花賞]

◎アルマヴェローチェ、阪神JFは道中ゴチャつきながらも、メンバー最速の上がり3ハロン34秒3の末脚を駆使して、昨年の最優秀2歳牝馬に輝いた。阪神JFからの直行になるが、3月12日に帰厩後は坂路&CWコースを併用して調整され、最終リハの9日はCWコースで、3頭併せの最後方から直線は真ん中に進路を取ると、絶妙の手応えで僚馬2頭に先着。タイムも6F81秒2-66秒6-52秒1-36秒7-11秒4の好時計で、更にボリュームアップした印象。初コースでも自在性のある脚質はどんな流れにも対応できるし、馬場の良否も問わず、牝馬3冠初戦へ万全の態勢や。

○エンブロイダリー、前走のクイーンCで前半の1000メートル通過タイムが57秒2のハイペースの展開で、2番手から直線も持ったままで、1分32秒2の好時計勝ちで一躍注目を浴びる存在になった。前走後は放牧を挟み、3月27日に栗東トレセンへ入厩し、最終リハの9日は坂路で併せ馬。序盤はタイセイフェスタ(古馬2勝クラス)を先行させてリズム重視で追走したが、脚勢に乱れはなく4F53秒9-39秒0-12秒4で同入した。速力がこの馬の最大の武器だけに、雨予報が気になるところだが、良馬場決戦ならV圏内。

▲エリカエクスプレス、新馬→フェアリーS連勝後のダメージが残り、立て直しに時間を要したが、1週前CWコースで6F78秒3-62秒6-48秒5-34秒8-11秒2と破格の時計をマークしていたが、最終リハの9日も坂路でラスト1ハロン11秒7と上々の動きを見せた。キャリア2戦、無敗での女王へ期待値は急上昇。

△ショウナンザナドゥ、前走のフィリーズレビューはテンションが高かったが、自慢の末脚が炸裂して快勝。前走後は在厩して調整され、最終追い切りの9日は坂路で、軽快なフットワークで坂を駆け上がり、4F54秒1-39秒3-12秒4を計時。心配された馬体の細化はなく、警戒は必要。

△ビップデイジー、前哨戦のチューリップ賞では詰めの甘さを露呈したが、勝ち馬から0秒1差の3着と力を示した。自在性のある脚質で上昇ムードが漂っている。

△リンクスティップ、最終リハの9日は坂路で4F57秒3-41秒4-12秒5と目立つタイムではないが、きさらぎ賞2着からの巻き返しを図る。

△クリノメイ、チューリップ賞→本番は中5週で、昨年までより1週延びた。理想的なローテで要警戒やで。


◎９アルマヴェローチェ
○７エンブロイダリー
▲２エリカエクスプレス
△４ショウナンザナドゥ
△６ビップデイジー
△12リンクスティップ
△15クリノメイ

【馬連】9＝7,2,4,6,12,15（6点）
【3連複/軸1頭】9＝7,2,4,6,12,15（15点）


【追い切り特注馬】

阪神6R　4歳上1勝クラス
5番　テンエースワン
[栗東CW]81秒7-66秒0-51秒4-37秒1-12秒1
半マイルあたりからペースを上げたけど、直線の反応も非常に良かったし、終いもスムーズやった。馬に落ち着きもあるし、前走より期待できそうやな。

阪神7R　4歳上2勝クラス
6番　アルトゥーム
[栗東CW]68秒0-52秒8-37秒6-11秒6
3頭併せの真ん中やったけど、道中は持ったままで非常に手応えも良かった。休み明けをひと叩きした効果がありそうやな。
 
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