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競馬サロン

馬体アナリスト 伊藤

2024/12/27 18:00

ホープフルステークス2024 最終結論【馬体】1頭だけ抜けた完成度の高さを誇る◎が中心【重賞深掘りPJ】

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《ホープフルステークスの馬柱》


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競馬サロン読者の皆さん、こんばんは。
「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバー・馬体アナリストの伊藤です。

先週の有馬記念では「長い胴」をテーマに引退戦となったスタニングローズに白羽の矢を立てましたが、力及ばずの8着。

60数年ぶりの3歳牝馬Vに加えて、明らかに不利な8枠16番の馬が2年連続で連対と個人的には頭がクラクラする結末でした。

見事馬券を取られた読者様がいましたら誠におめでとうございます。有馬記念で悔しい重いをした読者様、ホープフルステークスと東京大賞典で頑張りましょう。

さて、泣いても笑っても2024年の中央競馬開催は12月28日(土)がラスト。悔いの残らない予想ができるように私も精一杯頑張ります。


それではホープフルステークスの予想を進めていきます。

まずホープフルステークスの過去ラップ分析ですが、GI昇格後の近7年分を集計対象に設定。ラップは次の通りです。

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2017年 前半5F59秒6 後半5F61秒8⇒超前傾
2018年 前半5F62秒5 後半5F59秒1⇒超後継
2019年 前半5F60秒9 後半5F60秒5⇒イーブン
2020年 前半5F61秒9 後半5F60秒9⇒後継
2021年 前半5F60秒1 後半5F60秒5⇒イーブン
2022年 前半5F61秒5 後半5F60秒0⇒超後継
2023年 前半5F60秒0 後半5F60秒2⇒イーブン
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※前半と後半の5Fを比べて0秒7差以内をイーブン、0秒7以上の差がついたケースを前傾または後傾、1秒5以上の差がついたケースを超前傾または超後傾と定義。

ホープフルステークスは年ごとでラップがバラバラです。ただし、超前傾になったのは2018年だけで、他はイーブンか後継ですね。

2018年こそドスローの上がり勝負でしたが、適度に後半の時計がかかっているのが最大の特徴です。

ホープフルステークスが行われる中山芝2000mは、スタート直後と最後の直線で2度の坂超えが必要なタフなレース。苦しくなりながらも上がりをまとめる力が問われます。

なお、ラップそのものがバラバラなためラップと飛節の連動性は考えません。


続いてホープフルステークス優勝馬の馬体分析ですが、今回は「競走馬としてのタイプ」「筋肉の付き方」「完成度」という3つの尺度から見ていきます。

「競走馬としてのタイプ」は瞬発力、中間、持続力の3パターンで分類。「筋肉の付き方」はシャープ、中間、ボリューミーの3パターンで分類。「完成度」は低い、標準、高いの3パターンで分類。

ホープフルステークス勝ち馬の特徴は次の通りです。

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2017年 タイムフライヤー 中間/ボリューミー/標準
2018年 サートゥルナーリア 瞬発/シャープ/高い
2019年 コントレイル 瞬発/中間/低い
2020年 ダノンザキッド 中間/ボリューミー/高い
2021年 キラーアビリティ 瞬発/中間/高い
2022年 ドゥラエレーデ 中間/中間/標準
2023年 レガレイラ 瞬発/シャープ/高い

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7頭の中で例外的な馬はコントレイル。完成度が低い中で勝利を収めましたが、後の無敗3冠馬ですから能力の高さでこなしてしまったと考えるべきでしょう。

注目は他の2歳GIと同様に「完成度」で、サートゥルナーリア、ダノンザキッド、キラーアビリティ、レガレイラは完成度の高い馬でした。

とりわけ瞬発型で、体付きがシャープで、かつ完成度の高いサートゥルナーリアとレガレイラはホープフルステークスを勝つ上で理想的な馬体をしていたと個人的には見ています。

それでは今年の有力馬を見ていきましょう。

今回有力馬としてカウントしているのは4頭で、その「競走馬としてのタイプ」「筋肉の付き方」「完成度」は次の通りです。

--------------------------
クロワデュノール 瞬発/シャープ/高い
マジックサンズ 瞬発/中間/高い
ピコチャンブラック 瞬発/シャープ/標準
マスカレードボール 中間/ボリューミー/標準
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4頭中、完成度の高さから注目できるのがクロワデュノールとマジックサンズです。クロワデュノールは、サートゥルナーリアと姿が重なりますね。

ここからは上記4頭を1頭ずつ解説していきます。

まずクロワデュノール。本馬には東京スポーツ杯2歳S出走時に◎を打ちましたが、馬体の完成度がとにかく高く、新馬戦では優秀な時計と優秀な上がりを記録。とくに上がり5F57秒3のレースを楽々と抜け出した瞬発力が素晴らしく、上がり性能はメンバー中ナンバーワンでしょう。

東京スポーツ杯2歳Sでは、少しパフォーマンスを落としましたが、プラス24キロと余裕残しだったのが理由。順調に稽古を消化し、馬体が引き締まった今回はパフォーマンスを上げてくるはずです。

先行馬多数で位置取りがカギですが、3枠6番の枠なら好位を確保できるでしょう。

続いてマジックサンズ。この馬も完成度は高いですね。ただし、完成度の高さではクロワデュノールに及びません。

札幌2歳Sで後に阪神JFを勝つアルマヴェローチェに先着していることから能力はGI級ですが、どうしても気になるのは11日の時計が飛んでしまったこと。18日に一杯に追えていることから脚元の影響は軽微だったと見ていますが、追い切り万全とは言えません。

マスカレードボールは父ドゥラメンテの影響を強く感じるガチッとした馬体。ルーラーシップ産駒の姉マスクトディーヴァも競走生活後半はボリューミーでしたから父の影響が出やすいのでしょう。

新馬戦の時計は遅く評価しづらいものの、後半4Fが加速ラップだったアイビーSを楽々抜け出した上がり性能はいいですね。ただし、8枠18番の枠だと思い切った競馬が必要になってきます。

ピコチャンブラックは完成度を標準としましたが、個人的な見立てでは「薄い」と感じます。キタサンブラック産駒だからちょうどいいという声もありますが、中山替わりだと最後甘くなるかもしれません。

以上、4頭について述べていきましたが、抜けた人気に推されているのを承知の上で買いたいのがクロワデュノールです。

先週の有馬記念はサンデーRのワンツーでしたが、終わってみればホープフルSもそのワンツーがあるかもしれません。

他にも枠順、展開、各馬の調整過程、先週までの中山芝の傾向などを考慮した最終結論は次の通りです。

《ホープフルSの最終結論》
◎6クロワデュノール
○12マジックサンズ
▲18マスカレードボール
☆15ピコチャンブラック
△1ジョバンニ
△7ヤマニンブークリエ
△10アスクシュタイン
△16ジュタ

先の4頭については、◎クロワデュノール、○マジックサンズ、▲マスカレードボール、☆ピコチャンブラックという順番にしました。完成度を1番に重視し、上がり性能や枠順も考慮しクロワデュノールを本命に推します。

△評価の中でハナを切れれば面白そうなのがアスクシュタイン。武豊騎手が跨るヤマニンブークリエの出方がカギですが、スローかつ4角先頭という形に持ち込めれば粘りに粘ってくれるはず。

さらに△評価で馬体と配当的に注目できるのがジュタ。新馬戦を勝ったばかりですが、メリハリの強調された馬体で完成度は高め。ホープフルSで好走が目立つ矢作厩舎かつGIで勝負強いドゥラメンテ産駒の組み合わせですから押さえるだけの価値はあります。

馬券はクロワデュノールを軸に馬連と3連複で勝負。馬連は相手を3頭に絞りました。

《ホープフルSの買い目》
◎6クロワデュノール
○12マジックサンズ
▲18マスカレードボール
☆15ピコチャンブラック
△1ジョバンニ
△7ヤマニンブークリエ
△10アスクシュタイン
△16ジュタ

【馬連】6=12,18,15(3点)
【3連複/フォーメ】6=12,18,15=12,18,15,1,7,10,16(15点)

《馬体アナリスト 伊藤のプロフィール》
競馬業界歴は20年。競馬専門紙を経て「重賞深掘りプロジェクト」重賞深掘り隊の第一期メンバーに選抜された馬体アナリスト 伊藤です。馬の馬体に惚れ込み馬体重視の予想を展開。現在は南関東の重賞開催日を中心にプレスとして出入りしています。

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