情報提供者／栗東某マスコミ関係者
対象レース／中京11R　高松宮記念（GI）
2枠3番　レッツゴードンキ（岩田騎手・梅田厩舎）

（「馬キュン!」本編でイエローカードとして取り上げられたものと同じ内容です）

前向きな気性とスピードを活かした走りを見せる馬で、かねてから“スプリント適性は高い”と、評価されてきました。しかし昨年スプリントのGIでは8着、9着。GIIIでは3着2回が最高で、勝ち切れなかったあたりそこまでの馬ではない、という声も聞こえています。今回が3度目のスプリントGI挑戦。関係者の本音を聞くと「去年の宮記念は、ゲートで沈み込んだタイミングでスタートを切られ、後方からの不本意なレース。直線では前がドン詰まりになったこともあり、参考外。スプリンターズSもゲートでの後手が尾を引き勝ち負けには絡めませんでしたが、上がりは最速でした。地力、適性ともに高く、スプリントの一線級でやれるという評価は変わりません」と、依然自信を持って送り込んでくるようですね。

続けて「桜花賞を勝ったけど、もともと血統で言えば晩成型だよ。3歳時なんか470キロ台で走っていたけど、前走は502キロ。それでもまったく太さを感じさせなかったように、ここへ来て一段と逞しさを増している。体型にしても胸前がガッシリしてきて、スプリンターのそれになってきた。攻めでは坂路4F50秒台を普通に出せるようになっているし、パワーアップぶりは著しい」と、昨年とは馬そのものが違うと強調してくれました。前走の京都牝馬Sを勝ってスランプを脱した、その勢いも無視できません。昨年上位を占めたビッグアーサー、ミッキーアイルらがゴソッと抜けた今回のメンバー構成なら、上位進出必至と見ていいのではないでしょうか。

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