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田原基成

2021/02/04 18:00

ヴァンドギャルドほか、2021東京新聞杯出走予定馬16頭分析

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・ヴァンドギャルド
昨年2番人気6着からの雪辱戦となる今回。当時の鞍上が発した「両サイドが牝馬で、ゲートに入ったとき馬がソワソワしていつも以上にじっとしていられませんでした」とのコメントはある意味衝撃的だった。翻って、今年のメンバーに牝馬は1頭だけ。絶好調男・福永祐一を背に臨むリベンジマッチ、強豪揃いのマイルCS6着を実績通り受け取れば大崩れは考えにくい。

・エメラルファイト
ダートに矛先を向けた近走も成績はふるわず。厳しい。

・エントシャイデン
左回りの芝1600mでは【3-1-3-5】と好走多数。好調期が継続するタイプかつ、このレースと好相性のディープインパクト産駒。何らかの印は必要だろう。

・カテドラル
11-2月の寒さが増す時季では【0-0-0-5】とパフォーマンスを落としてしまう馬。この馬を狙うなら暖かくなる春-夏競馬だ。

・カラテ
昨年以降、異常に時計がかかり出した中山芝。その条件にあって1600mで記録した「1分32秒9」の価値は計り知れない。時をさかのぼり、昨年この時計をマークしたのはダービー卿CTの勝ち馬クルーガーただ1頭。全4勝中3勝を寒い時季に挙げる冬馬でもあり、重賞の舞台でも侮れない。

・サトノアーサー
東京芝1600mでは【0-0-0-3】と良績に乏しい馬。太目残りだったとはいえ前走内容にも見どころはなく、一変を望むのは酷に映る。

・サトノインプレッサ
ダイワキャグニーと同じく前走日経新春杯から臨む馬。こちらに関してはいかにも「計画的参戦」との雰囲気をプンプン感じる。芝1600mでは2戦2勝と負け知らず。世代レベルの怪しさから上位評価はどうかも、ノーマークにはできない1頭だ。

・サトノウィザード
コンスタントに上がり3F上位の脚を使う馬。上がり32秒台の脚を何度も記録しているように切れ味勝負なら引けを取らず、スローの上がり勝負が予想される今回は上位進出があっても驚けない。

・シャドウディーヴァ
昨年のこのレース2着馬が2年連続の参戦。フローラS2着、府中牝馬S2着を含め左回り適性は牡馬相手でも群を抜いている。過去10年の東京新聞杯において、前走エリザベス女王杯組の成績は【3-0-0-1】。適鞍替わりで評価の見直しが必要だろう。

・ショウナンライズ
フタ桁着順が続く近走。厳しい。

・ダイワキャグニー
2年近く中距離路線を主戦場としていた馬が、このタイミングでマイルへの距離短縮。これをどう捉えるかだが、サトノインプレッサと異なるのは年齢。極端に多くキャリアを積んでいない4歳ならまだしも、自分の領域を把握する7歳馬が新味を発揮するシーンは想像が追い付かない。斤量57.5キロ以上での成績【0-0-0-5】も含め、強調材料は乏しい。

・トライン
逃げ切り勝ちのデビュー戦がウソのように、その後は徹底した直線一気の脚質に。不安定な戦法にもかかわらずオープンまで上り詰めたのだから大したものだ。前走を休み明け好走→間隔を詰めたローテの2走ボケと捉えたとき、再度間隔をあけて臨む今回は巻き返しの可能性を警戒したい。

・トリプルエース
開幕週の中京芝で迎えた前走京都金杯。前残りかつイン有利馬場で大外枠を引いた時点でジ・エンドといっても過言ではないないだろう。本質的に1600mは長いと思われるが、少なくとも前走より厳しい条件ではなさそう。何らかの印は回しておきたいところだ。

・ニシノデイジー
夏以来の実戦復帰に加え、実績のないマイル戦。苦戦は免れられないだろう。

・プロディガルサン
重賞で大敗が続く現状。厳しい。

・ロードマイウェイ
完全復活を期待した前走だったが、最下位とは予想外だった。とはいえ京都金杯2着馬ピースワンパラディを上回る切れ味を発揮した2走前のパフォーマンスは本物で、ヒモ穴候補として一考。

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