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スーパーお父さん・本堀タクヤ

2025/07/19 18:00

【小倉記念】ハンデに気持ち恵まれた馬を狙ってスマッシュヒットを/函館11R/函館9R(サブスク)

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※本堀タクヤの予想はWinsightでも【資金配分付き】で公開中!※予想レースおよび見解、印・買い目は同じものになります。

■小倉11R・小倉記念

これを言っては身も蓋もないかもしれないが、なんでもありのレースである。トップハンデもしくはそれに準ずる重い斤量を背負った実績馬が貫禄を見せることもあれば、格上挑戦の軽ハンデ馬が下剋上を果たすこともある。そして、帯に短し襷に長しキャラの中間ハンデ馬が柄にもなく好走することも……。傾向のようなものはなきに等しいレースなので、一期一会の精神をもって、当年のレースを冷静にジャッジできる予想センスが求められる。だからこそ、とことん的中にこだわりたい。オッズ割れ必至ゆえに、的中にこぎつけることができれば、好配当は後からついてくるだろう。

まず注目したいのはシェイクユアハートだ。いい意味で堅実。悪い意味で詰めが甘い。どちらを重視するかは好みの問題だが、どんな条件、どんな相手、どんなレース展開でも確実に上位争いに加わってくる安定感は、高く評価しなければならないだろう。小倉実績があり、2000mにも適性がある。前走で3勝クラスを勝利した昇級馬はこの馬を含め4頭いるが、同じ立場のメリオーレムやラスカンブレスよりハンデが1kg軽く設定されたのは有利。とにかく相手なりに走れるので、今回がハンデ戦ではなく別定戦であったとしても、キャラクター的に惨敗は考えづらい。いつものように、高い確率で3着以内に入ってくるとみる。

同じく3勝クラスを勝ち上がった組のなかで、1kg軽いハンデをもらったナムラエイハブにも警戒したい。自分のペースで競馬ができれば、非常に粘り強いタイプ。同型のスズカダブルより内枠を引いたことで、単騎逃げに持ち込める可能性がグッと増した。今の小倉の芝はとにかく前が有利なので、最後までスイスイと行くシーンもおおいにあるだろう。あとはこの馬のことを熟知している松山騎手に任せるだけである。

もう1頭、狙い目として面白そうなのはショウナンアデイブ。2走前に小倉大賞典で2着に入っている馬にしては、思いのほか人気がない。過去の戦績を見るに、おそらく左回りよりも右回り、大箱よりも小回りコースのほうが向くタイプなので、左回りのワンターンだった前走の新潟大賞典の大敗は気にしなくていいだろう。それが嫌われて買い控えられているのなら好都合だ。テン乗りの岩田康誠騎手が追い切りで跨って、しっかり感触を確かめているのも不気味。好枠からあっさりがあってもまったく驚けない。馬券はシルシ上位3頭を中心に組み立てる。

■印・買い目
◎6シェイクユアハート
○10ナムラエイハブ
▲2ショウナンアデイブ
△7オールセインツ
△4メリオーレム
△12ハピ
△16ディープモンスター
△3カネフラ
△5マイネルメモリー

【馬連/フォーメ】6,10,2=6,10,2,7,4,12,16,3,5(21点)
【3連複/フォーメ】6,10,2=6,10,2,7,4=6,10,2,7,4,12,16,3,5(46点)


■函館11R・函館2歳S

今年の函館2歳Sの馬券攻略の鍵は、レコードタイムかつ3馬身差で新馬戦を勝ち上がった人気2頭をいかに評価するか。これに尽きるだろう。能力が高くないと、速いタイムを出すことはできない。一方、今年の函館の高速馬場は周知の事実で、額面通りに評価できないと判断することもできる。このレコードタイムは、馬が能力で「出した」のか、それとも馬場が良すぎたために「出てしまった」のか。果たして……。

私が下した結論は、「どちらかではなく両方」である。我ながら潔くない気もするが、2頭とも能力が高いことと、馬場が良すぎて好タイムが出てしまったことは、いずれも正しいと考えている。ただし、この2頭に重いシルシは打たない。なぜなら、タイムも含めた新馬戦のパフォーマンスの良さが、看過できないレベルの過剰人気を誘発しているからだ。強いことは間違いないが、このオッズで勝負する価値はない。そのように判断した。この2頭は押さえに回し、人気以上の走りを見せてくれる可能性がありそうな馬を中心視したい。

本命はクラディスティーナ。初戦はデキひと息かつ勝負どころにおける反応が鈍いなか、直線でようやく少しだけやる気を見せ、前に行く馬をゴール前ギリギリ差し切った。このレースを見た直後に「ポテンシャルはかなり高い」「一度使われて変わる」と確信。次走で狙うことを決めた。良馬場で切れ味がさらに増すかもしれないので、人気馬を一蹴することを期待したい。

対抗はスターオブロンドン。ダ1000mのデビュー戦はテンについて行けないながらも、加速がついてからのスピードは秀逸で、逃げ馬をゴール寸前でしっかりとらえきった。3着以下を大きく引き離しており、この勝利の価値は高い。血統的に芝は問題なく、2023年1着のゼルトザームや2022年3着のオマツリオトコのように、ダート勝ち上がり組が近年活躍しているレース傾向も心強い。芝でもやれるところを見せてもらおう。

単穴はマイオウンウェイ。後続を寄せ付けずに逃げ切った新馬戦の走りに味があった。阪神デビュー組なので比較は難しく、「やってみなければわからない」度はとにかく高いが、能力指数は5位につけており、争覇圏内と判断。この人気なら買っておきたい。

■印・買い目
◎7クラディスティーナ
○10スターオブロンドン
▲12マイオウンウェイ
△4タガノアラリア
△11トウカイマシェリ
△3エスカレイト
△2カイショー
△8ブラックチャリス

【馬連/フォーメ】7,10,12=7,10,12,4,11,3,2,8(18点)
【3連複/フォーメ】7,10,12=7,10,12,4,11=7,10,12,4,11,3,2,8(37点)


■自信の一鞍/函館9R・潮騒特別

近走で同じ舞台の函館芝1200mの2勝クラスで好走実績のある馬が、上位人気を占めそうなメンバー構成。もちろん有力視されていることに異論はないが、だからといって信頼できる軸馬になり得るかというと、首を縦に振るわけにはいかない。すべてをひっくり返す可能性のある別路線組がいるからだ。ここは人気の盲点になりそうな隠れ実力馬に妙味アリと判断して、軸1頭の決め打ち勝負に臨みたい。

狙いを定めたのはキョウエイボニータだ。追い出してからふらついたり、ゴール前で気を抜いたりと、まだまだ幼さを残すなか前走の春菜賞を快勝。先々の伸びしろをおおいに感じさせる競馬ぶりを見せた。精神面が成長してくれば上のクラスでもやれることは間違いなさそうで、スッと前につけられるスピードを持っていることから初の千二にも対応できそうな気がする。すでに2勝クラスに参戦している同世代の3歳馬や、既成勢力の年長馬には、素質ではまったく引けを取らない。

そして何より強調できるのは、キョウエイボニータがこれまで戦ってきた相手である。とりわけ、終始外を回らされられる厳しい競馬を強いられて6着に敗れた、2走前のつわぶき賞で先着を許した馬たちのその後に注目できる。勝ったルージュラナキラは2勝クラスの特別戦を勝利。2着のナムラクララはリステッドの紅梅S、年長馬相手に3勝クラスの特別戦を勝利。4着のテレサは2勝クラスの特別戦を勝利。5着のウィルサヴァイブはオークスでコンマ7秒差6着。というように、揃いも揃って上のクラスで活躍しているのだ。ならばキョウエイボニータも。そう考えるのが自然の流れだろう。

にもかかわらず、各専門紙のシルシの付き具合を見るに、1-2番人気に推されそうな気配はない。人気の盲点になっても不思議はなく、美味しいオッズを示してくれる公算が大きいのだ。ここは迷わず軸1頭で勝負。2着でもOKだが、できれば勝ちきってほしい。そんな買い目を組み立てた。

■印・買い目
◎3キョウエイボニータ
○13ヴァンヴィーヴ
▲9リリーフィールド
△2モズナナスター
△6アニトラ
△1トウカイエルデ
△10アップストローク

【馬連】3=13,9,2,6,1,10(6点)
【3連複/フォーメ】3=13,9=13,9,2,6,1,10(9点)
【3連単/フォーメ】3→13,9→13,9,2,6,1,10(10点)
【3連単/フォーメ】13,9→3→13,9,2,6,1,10(10点)
 

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