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スーパーお父さん・本堀タクヤ

2025/07/12 18:00

【七夕賞】どんな条件でも安定して走れる堅実タイプを軸に指名/函館11R/福島5R(サブスク)

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※本堀タクヤの予想はWinsightでも【資金配分付き】で公開中!※予想レースおよび見解、印・買い目は同じものになります。

■福島11R・七夕賞

「1番人気は○連敗中」や「過去10年で1番人気は1勝のみ」。これらは、メディアがハンデ重賞を解説する際に用いる常套句だ。実際にその通り、なのかもしれないが、だからといって毎年大荒れになっているとは限りらない。1番人気が2着、3着に入ったり、2番人気や3番人気が勝ったりしているケースもけっこうあるからだ。

この七夕賞もしかり。1番人気は現在7連敗中、過去10年で1番人気は1勝のみだが、2-3番人気が7勝している。ヒモ荒れはあるものの、じつはアタマはそれほど荒れない。これが七夕賞のレース傾向である。今年もメンバー構成的に、人気薄が上位を独占する可能性は低そう。効率よく攻めるのであれば、軸は5番人気以内あたりから選ぶのが正解だろう。

本命はコスモフリーゲンとする。3勝クラスを勝ったばかりで重賞は初挑戦の身だが、能力的、ハンデ的に十分通用すると判断した。前に行ってそのまま粘り込むレーススタイルを身上としており、とにかくバテない。距離、馬場状態、相手関係にかかわらず、パフォーマンスは安定している。キャリア8戦中7回3着以内で、唯一馬券圏外に敗れたときでさえコンマ3秒差4着。派手さなはないが、とにかく粘っこいのだ。

2走前のスピカSで競り負けたアドマイヤマツリは、次走で福島牝馬Sを制し、ヴィクトリアマイルでもコンマ3秒差7着に健闘した。ほかにも、リフレーミングやキングズパレスなど、その後重賞で上位好走する馬との接戦経験があり、条件戦とはいえ戦ってきた相手は弱くない。コスモフリーゲンも、いきなり重賞で通用する下地はある。ハンデ56kgで戦えるのならなおのことだ。前に行きたいクチなので、2番枠を引いたのは大きい。レース傾向を踏まえても、軸にはこの馬が最もふさわしい。そう判断した。

人気薄で面白そうなのは、2走前に同じ舞台の福島民報杯で2着好走歴があるバラジと、得意の右回りかつブリンカーを外して変わり身必至のパラレルヴィジョン。人気サイドからは、実績上位で能力指数も1位のドゥラドーレスと、条件を問わず安定した取り口が魅力のシルトホルン。このあたりに上位のシルシを回して馬券を組み立てたい。

■印・買い目
◎2コスモフリーゲン
○14バラジ
▲11パラレルヴィジョン
△15ドゥラドーレス
△12シルトホルン
△13セブンマジシャン
△9ニシノレヴナント
△4マテンロウオリオン
△5リフレーミング

【3連複/フォーメ】2=14,11,15,12=14,11,15,12,13,9,4,5(22点)
【3連単/フォーメ】2→14,11,15,12→14,11,15,12,13,9,4,5(28点)


■自信の一鞍/函館11R・巴賞

穴党が置きにいく予想をするのはやめたほうがいい。それは百も承知である。たいてい、その判断は裏目に出る。しかしそれでも、わかってはいても、人気サイドでガチガチとしか思えないレースに遭遇し、絞って勝負したくなることがある。それが人情というものだろう。

私は穴党だが、堅いレースにいっさい手を出さないと決めているわけではない。買い目を絞り、高回収率を狙えるのなら、勝負してもいいと思っている。この巴賞は瞬間的に「穴党」の看板をおろし、人気サイドを軸にした本命予想を展開したい。

結論からいうと、このレースはコントラポストとケイアイセナの能力が抜けている。一枚や二枚ではない。三枚も四枚も、である。能力指数もこの2頭がツートップで、3位以下に大きな指数差を付けている。コントラポストは他馬より重い58キロを背負うが、その程度はハンデにも足かせにもならない。この2頭が強いというよりは、ほかの馬たちが弱すぎる。それが私のジャッジだ。

コントラポストは2走前のダービー卿CTでクビ差2着。このときは勝ったトロヴァトーレのモレイラ騎手の神騎乗の前に屈したが、実質勝ちに等しい競馬だった。前走はスーパーレコードが計時されたエプソムCで5着。相手も揃っていたので、こちらも負けて強しだった。オープン特別、それも格上挑戦が何頭もいるメンバー構成のここで、苦戦するシーンは想像できない。

ケイアイセナは2走前の福島民報杯で、その後新潟大賞典を制すシリウスコルトのコンマ1秒差3着。マイペースで気持ち良く逃げた際のパフォーマンスは安定しており、距離も千八が合っている。できれば逃げたいが、今回のメンバー構成なら能力差がありすぎるので、同型にハナを譲って番手の競馬を選択しても問題ないだろう。前目の競馬からそのまま粘り込む公算が大きいとみる。

本線はこの2頭の馬連1点。そこから、ボーナス狙いの3連勝馬券の買い目を組み立てて勝負したい。

■印・買い目
◎10コントラポスト
○4ケイアイセナ
△12ウインシュクラン
△3ドナベティ
△1セットアップ

【馬連】10=4(1点)
【3連複/軸2頭】10=4=12,3,1(3点)
【3連単/フォーメ】10,4→10,4→12,3,1(6点)


■太鼓判/福島5R・2歳新馬

福島デビューの馬は大成しない。ある意味、競馬界ではこれが定説になっている。G1馬は何頭か出ているが、歴史的名馬クラスとなると、2010年に牝馬三冠を獲得したアパパネがギリギリ引っかかるくらいだろうか。いずれにせよ、苦戦を強いられているのは明白だ。ところが、今年は異変が起こりそうな兆候がある。もちろん、未来のことはわからないが、大物感十分の馬たちが続々と福島で勝ち上がっているのだ。

6月29日の芝1800mを勝利した、ジオグリフの全弟ロスパレドネス。7月5日の芝1800mを制した、シンハライトの娘アランカール。7月6日の芝2000mを勝った、クロワデュノールの甥タイダルロック。などなど、かつての福島デビュー組では考えられないような、質の高いノーザンファーム産の良血馬が、次から次へと凱歌を揚げている。いい意味で、「今年の福島はいったいどうなってるの?」状態なのだ。

そして迎えた3週目。今週もこの流れに乗りそうなスター候補がデビューすることになっている。日曜日の5R、芝1800m戦に出走するガードオブオナーだ。このレースただ1頭のノーザンファーム生産馬。ソングラインの弟。リーディングジョッキーの戸崎圭太騎乗。これでもかというほど、条件は完璧に揃っている。この馬で仕方がない。流れは止まらない。これが私の結論だ。

ガードオブオナーはもちろん上位人気だが、まともに相手になりそうなのは、社台ファーム産のコントレイル産駒ルージュボヤージュくらいしか見当たらない。それ以下はどんぐりの背比べなので、ヒモ荒れの展開はおおいにある。馬券は、人気サイドから入るので、相手を工夫して攻略していきたい。

■印・買い目
◎11ガードオブオナー
○12ルージュボヤージュ
△5アイアムアッパレ
△8マイネルリーヒム
△3ブリサマリーナ
△14サトノリシャール

【単勝】11(1点)
【馬連】11=12(1点)
【3連複/軸2頭】11=12=5,8,3,14(4点)
【3連単/フォーメ】11,12→11,12→5,8,3,14(8点)

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