UMAJIN.net

競馬サロン

スーパーお父さん・本堀タクヤ

2025/07/05 18:00

【北九州記念】堅軸から流す相手を工夫して好配当ゲットをもくろむ/福島11R/函館9R(サブスク)

135

※本堀タクヤの予想はWinsightでも【資金配分付き】で公開中!※予想レースおよび見解、印・買い目は同じものになります。

■小倉11R・北九州記念

毎年のようにフルゲートの18頭立てになるハンデ戦なので、大波乱をイメージしたくなるところだが、実際はある程度のハンデを背負った実績上位の古馬もしくは軽量3歳馬の人気サイドが安定して馬券に絡んでおり、人気馬総崩れというケースはほとんどない。それがこの北九州記念である。穴狙いはいいのだが、人気薄から入るのではなく、上位人気からヒモ荒れを期待して人気薄に流す、というアプローチのほうが効率はいい。

今年も、「人気+人気+穴」か「人気+穴+穴」という決着構図になりそうなメンバー構成。よって、3着以内に入る確率が最も高そうな上位人気を軸に指名し、そこから流す戦術で高配当をたぐり寄せたい。

軸としての信頼度が最も高いのは、ロードフォアエースだ。デビュー以来、3着以下に敗れたのは1回だけで、芝の千二路線を歩むようになってからは7戦連続2着以内をキープしている。右回り・左回り、馬場状態、直線の長さや坂の有無。どんな条件でもパフォーマンスを落とさないのは見事の一語で、軸としてこれ以上頼もしい存在はいない。1番人気で取りこぼすケースは目立つが、負けてもちゃんと2着は死守している点を私は評価している。重賞初挑戦でハンデ56.5キロは「見込まれた」とみる向きもあるかもしれないが、ポテンシャルを考えれば「恵まれた」と判断するのが妥当。小倉芝1200mで圧倒的な実績を残す川田騎手に手が戻る点も大きなプラスだ。ここは3着以内を外さないとみる。

穴候補として推奨したいのは、まずはエイシンワンド。3歳馬は葵Sの1、2着馬が注目を集めているが、この馬がその2頭に見劣る理由はどこにもない。小倉2歳Sの勝ち馬で、芝1200mは2戦2勝。スプリンターとしての資質は十分で、距離短縮によって一変する可能性は十分にある。これまでの走りを見るに、千四やマイルでの瞬発力勝負は向かない印象で、ワンペースの競馬のほうが力を発揮できそう。その点において、今回の舞台はベストかもしれない。

もう1頭注目したいのはモズメイメイ。昨年のこのレースの3着馬だが、近走の不振ぶりと56.5キロのハンデが嫌われる格好で、下馬評的には有力候補の1頭にはカウントされていない。ただこの馬は、不調モードと好調モードの行き来の波が激しく、近走内容はあまり参考にならないうえに、昨年は高松宮記念15着の次走のこのレースで3着としている。今回の前走は高松宮記念で13着。シチュエーションが昨年と似ているのだ。56.5キロは楽ではないが、おそらく気持ちで走るタイプなので、大きな足かせにはならないだろう。昨年同様の巻き返しを期待する。

■印・買い目
◎15ロードフォアエース
○8エイシンワンド
▲5モズメイメイ
△1ヤマニンアンフィル
△7クラスペディア
△17キタノエクスプレス
△9ヤマニンアルリフラ
△4ミルトクレイモー
△14アブキールベイ

【馬連】15=8,5,1,7,17,9,4,14(8点)
【3連複/軸1頭】15=8,5,1,7,17,9,4,14(28点)

■自信の一鞍/函館9R・立待岬特別

この時期の2勝クラスの特別戦に出走してくる3歳馬は、それまで残してきた実績的に、ポテンシャルが高く、この先の伸びしろを感じさせる馬が多い。そして、上位人気に支持され、あっさり勝利するケースも珍しくない。無理に逆らう必要はない。そんな存在だ。

しかしこのレースには、楽しみな3歳馬が同時に5頭も出走してきた。レースはこの5頭を中心とした争いになる公算が大きいとみるが、序列の付け方次第、買い目の組み方次第では、好配当にありつけそう。狙いを絞って、しっかり的中に結びつけたい。

軸として推奨するのはリリーフィールド。芝・ダ兼用タイプで、3戦目以降は1400m以上のレースばかりを使われてきたが、この馬のスピードの質を考えると「1200mのほうが向くのでは」と常々思っていた。そして今回、個人的には待望の距離短縮。昨年の函館2歳S以来、約1年ぶりに1200mに出走することになった。函館2歳Sは相手が強かったため6着に敗れたが、コンマ5秒差なら許容範囲内。2勝クラスであれば、力の違いを見せつけてくれるだろう。

前走逃げて勝った馬2頭おり、同型との兼ね合いが鍵になりそうだが、リリーフィールドはハナにこだわらなくても競馬ができるので、ライバルの出方次第では番手に収まるかたちでも問題ない。調教の動きから仕上がりは良さそうで、これといった不安要素はほとんど見当たらない。好スタートからハナ、もしく好位追走で、そのまま粘り込む競馬を見せてほしい。

相手は前走の函館芝1200mにおける勝ち方が強烈だったラパンチュール。▲を打たず、それ以外の3歳馬と、このコースで連続2着のゴキゲンサンを押さえ、点数を絞って勝負する。

■印・買い目
◎9リリーフィールド
○1ラパンチュール
△2カウスリップ
△7ルージュラナキラ
△6カワキタマナレア
△3ゴキゲンサン

【単勝】9(1点)
【馬連】9=1(1点)
【3連単/フォーメ】9,1→9,1→2,7,6,3(8点)
【3連単/フォーメ】9→2,7,6,3→1(4点)

■太鼓判/福島11R・ジュライS

2020年以降はリステッドの別定戦として行われていた当レース。その際も荒れやすい傾向にあったが、今年はリステッドが外れて通常のオープン特別、それもハンデ戦となった。さらに荒れやすい要素が増したのはありがたい限り。フルゲートになったことが、それに拍車をかけるだろう。当然ここは、穴狙いに徹するだけである。

本命はカズプレスト。5走前に3勝クラスを勝ち上がって以降、オープンでは一度も馬券に絡めていないが、目を覆いたくなるような酷い競馬はしていない。とくに、終始外目を回らされながら直線でしぶとく粘って4着に入った2走前の吾妻小富士Sの中身は濃かった。福島ダ1700mは2度の2着経験があるので、水が合うのだろう。ハンデ55キロなら展開ひとつ。好位でレースを運べそうなメンバー構成も追い風になる。

対抗はタマモロック。左回り、とくに東京に良績が集まっているが、中山で勝ったことがあるように決して右回りがダメなわけではない。オープン特別とリステッドで2着に好走した経験があるので力は足りる。それでいて前走より2キロ軽い56キロで走れるのだから、有利以外の何ものでもないだろう。一発があるなら今回ではないか。

単穴はジョージテソーロ。前走3勝クラスを突破してオープン入りとなったが、2-3歳時にはオープン特別で2度2着しており、海外遠征も経験している。古馬のオープン戦は初となるが、昇級初戦から通用すると考えていい。何より強調できるのは、斤量が58キロから55キロへと3キロ軽くなる点。上位人気の一角を占めるかもしれないが、それでもこれ以下には落とせないと判断した。馬券はこのシルシ上位3頭から展開する。

■印・買い目
◎10カズプレスト
○5タマモロック
▲4ジョージテソーロ
△13シゲルショウグン
△1エルゲルージ
△11サトノフェニックス
△14ザイツィンガー
△9アピーリングルック

【単勝】10,5(2点)
【馬連/フォーメ】10,5,4=10,5,4,13,1,11,14,9(18点)
【3連複/フォーメ】10,5,4=10,5,4,13,1=10,5,4,13,1,11,14,9(37点)
 

この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)

エール0

この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます

お気に入り登録
競馬サロン TOP

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!

こちらの記事はサロンメンバー限定となります。

先着800名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中

月額コースはコチラ

※競馬サロン閉鎖に伴い、
新規加入受付は終了いたしました。

ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!

全コラムが見放題
月額コースはコチラ

月額コース購入に進む

この記事のみをご覧になりたい方はコチラ

単品購入(500pt)に進む

本記事は単品購入限定となります

PAGE TOP