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スーパーお父さん・本堀タクヤ

2025/06/27 18:30

【函館11R・青函S】馬の手の内を知り尽くした鞍上が得意舞台で魅せる/福島10R/小倉12R(サブスク)

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※本堀タクヤの予想はWinsightでも【資金配分付き】で公開中!※予想レースおよび見解、印・買い目は同じものになります。

■メイン/函館11R・青函S

6月14日の函館7R、ラパンチュールによる上がり最速の差し切り勝ち。6月21日の11R、ゴールドサーベルによるこれまた上がり最速の差し切り勝ち。6月22日の函館1R、ベビーズブレスによる逃げ切り勝ち。この3つのレースには共通点がある。いずれもレース後に私が「うまいなぁ」と心底実感したという点だ。そして、主観的な感想ではなく客観的な事実にも共通点がある。

それは……すべてのレースが芝1200m戦で、なおかつ勝ち馬に武豊騎手が騎乗していたという点である。位置取り、コース取り、仕掛けのタイミング。何をとっても非の打ち所がない。とくに単勝20倍の8番人気だったSTV杯のゴールドサーベル騎乗時の手綱捌きはお見事だった。ピーク時の勢いはないし、体力、筋力の衰えはあるだろう。そんななか、技術においては衰え知らず。いや、もしかしていると進化しているかもしれない。レジェンド・武豊騎手の騎乗ぶりを見ていると、そんな気にさせられる。とくにこの函館芝1200mにおける騎乗は、もはや神業の領域だ。

本命は、その武豊騎手が騎乗するゾンニッヒ。過去にはこのコンビで2勝を挙げており、2年前のこのレースにも勝っている。相性は抜群。そして、鞍上もさることながら、馬もこの舞台が得意。約1年、馬券圏内からは遠ざかっているが、条件的に変わり身は十分に見込める。少なくとも、無印にするほどの大きなマイナス要素はない。いやむしろ、上位人気に支持されないここは、買わなければならない局面とみなすことができる。

2ケタ人気が続いているが、2走前のダービー卿CTはコンマ2秒差5着、前走の函館スプリントSは12着ながらコンマ7秒差と、内容はそれほど悪くなかった。57.5kgのトップハンデとなったが、それ以上の斤量を何度も経験しているうえ、メンバーレベルが一気に下がるので、さして気にする必要はない。年齢的な衰えはなく、2年前の再現を期待できる状況にあると判断したい。あとは百戦錬磨の天才ジョッキーに任せておけばOK。この馬の得意の競馬に徹すれば、豪快に突き抜けてもなんら不思議はないだろう。

■印・買い目
◎7ゾンニッヒ
○16ペアポルックス
▲12ティニア
△4モリノドリーム
△14マスクオールウィン
△13ナムラアトム
△15マイネルレノン
△3ジョーメッドヴィン

【単勝】7(1点)
【馬連】7=16,12,4,14,13,15,3(7点)
【3連複/軸1頭】7=16,12,4,14,13,15,3(21点)
【3連単/フォーメ】7→16,12,4→16,12,4,14,13,15,3(18点)
【3連単/フォーメ】16,12,4→7→16,12,4,14,13,15,3(18点)

■太鼓判/福島10R・いわき特別

この時期の条件戦において、古馬初対戦となる人気の3歳馬に逆らいづらいということは、これまで何度も強調してきた。もちろん、期待を裏切る馬もなかにはいるが、その一方で人気どおりに走る馬も非常に多く、穴党にとっては好ましくない存在となっている。ただし、重大な不安要素を抱えていれば話は別。一転して危険な人気馬となり、穴馬券ゲットのチャンスが訪れることになる。取り上げたこのいわき特別は、まさにそんなレースだ。

ナルカミの2走前がとても印象に残っている。新馬戦を12馬身差で圧勝し、単勝1.1倍の断然人気に支持されて迎えた2戦目の1勝クラスの一戦のことだ。パドックから終始イレ込んでいて、なおかつレースでは他馬に競りかけられてオーバーペースで暴走し、直線で力尽きて7着に大敗。圧倒的な人気を裏切る結果となったと同時に、コントロール不能レベルの気の悪さを露呈することにもなった。

坂口智康厩舎から田中博康厩舎に転厩して臨んだ次走は順当勝ちしたが、陣営がレース前に「意思の疎通が難しい」と話すなど、気性面の問題が解決に至っていないことが示された。そして今回も「テンションが上がりやすく、パニックになってしまうことがある」とコメントしている。転厩して多少は改善されたかもしれないが、それでもなお、狂気をはらんでいることに変わりはないのだ。

であれば、2走前の再現があることを期待して、馬券的には嫌っていくのが穴党のセオリーとなる。能力は抜けているので無印にはできないが、パニックに陥って着外に敗れる可能性があることを考慮し、ナルカミを外した買い目も視野に入れて馬券を組み立てていきたい。馬券の中心に据えるのは、ナルカミに次ぐ高い指数をマークしているタナサンブラック、2勝クラスの特別戦を連続2着とし、いつでもクラスを突破できる力を示しているライジンマル、ペースを問わず安定した末脚を発揮できる点が魅力のアースイオスの3頭だ。

■印・買い目
◎12タナサンブラック
○1ライジンマル
▲8アースイオス
△13ナルカミ
△6クラウンシエンタ
△14トルーマンテソーロ
△3アトラクティーボ

【単勝】12(1点)
【馬連/フォーメ】12,1,8=12,1,8,13,6,14,3(15点)
【3連複/フォーメ】12,1,8=12,1,8,13,6=12,1,8,13,6,14,3(28点)
【3連単/フォーメ】12,1,8→12,1,8→12,1,8,13,6,14,3(30点)


■自信の一鞍/小倉12R・3歳以上1勝クラス

レース攻略のポイントは、小倉の開幕週の芝ならびに晴天かつ良馬場だ。この条件にフィットし、能力をフルに発揮できる可能性が高い馬がいれば、積極的に狙っていけばいい。1200m戦で逃げ馬と追込み馬がいたら、どちらを買いたいか。メンバー全頭の脚質を踏まえなければ結論は出せないだろうが、一般論でいえば前者が答えになるはず。もちろん、前に行く馬のほうが有利な条件だからだ。単騎逃げ濃厚というシチュエーションであれば、たとえ人気でも買わない手はない。

馬券の中心に推すのはダニエルバローズだ。ダートで4戦して鳴かず飛ばずも、初芝の前走では一変した走りを見せた。好スタートからあふれんばかりのスピードを繰り出し、鮮やかな逃げ切り勝ち。レース前は予想できなかった、驚くほどの強さだった。「これなら上のクラスでも通用する」とすぐに思ったものだ。斤量面で優遇されるのなら年長馬とは互角以上で、同世代相手でもよほどの強敵でない限り見劣らない。私はそう結論づけた。

そして迎えた今回の昇級初戦。ダニエルバローズにとって、能力を全開できる条件が整った。同型不在のメンバー構成。開幕週かつ前が止まらない絶好の馬場。おあつらえ向きとはまさにこのことで、冒頭で示した「前振り」の意図もご理解いただけただろう。ここは気持ち良く逃げ切ってくれることを期待して、この馬から入る。上位人気に支持されるだろうが、1番人気確実のインブロリオに次ぐ2番人気、場合によっては年長馬が割って入ってきて3、4番人気になりそうなので、妙味は十分にあると考えたい。当然、軸1頭で勝負だ。

■印・買い目
◎7ダニエルバローズ
○4エクストラバック
▲9インブロリオ
△10ナムライリス
△6ベルタソ
△11ガットネロ
△2ラブアイミー
△8ディーエストッキー

【単勝】7(1点)
【馬連】7=4,9,10,6,11,2,8(7点)
【3連複/軸1頭】7=4,9,10,6,11,2,8(21点)
【3連単/フォーメ】7→4,9→4,9,10,6,11,2,8(12点)

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